Sakura0904![]()
メイン2人の不安を微塵も感じさせない安定感は素晴らしいですね。今回は胡太朗が囚われの身になってしまうなど、今までで一番のピンチに陥る場面もありましたが、正隆と颯介がお互い自分にできる最善を尽くしたおかげで、早々に事なきを得ましたね。閉じ込められた胡太朗とコマを救う際、コマに力を与えるため颯介がコマとキスすることになり、ツンデレ受けが好きな私はついつい、もっと見ていたいなぁと思ってしまいました(笑…
2巻より正隆と胡太朗にぎゅっと焦点を絞って描かれていたような気がします。濡れ場の割合も多かったような。個人的には憑く動物が代わるたびに正隆が異なる影響を受けたり、十二支達の力を借りて外での出来事を解決したりする話が好きだったので、2巻の方が面白かったかなぁと思いました。でも、ひとまず大団円を迎えるにあたっては、やはり正隆の番として胡太朗が様々な場所で認められることが必要なので、この章の最終巻とし…
そういえば十二支ってこういう話だったなぁ、と思い出しながら読んでいました。可愛さも笑いもエロもすべて楽しめる作品だったと思います。攻めの正隆は十二支憑きなので、ひと月ごとに憑く動物が代わり、その動物の性格に影響されるという設定が面白かったです。でも、正隆自身の性格はずっとベースにあったように感じました。十二支とは犬猿の仲である猫の憑く胡太朗がすんなり打ち解けられたのも、正隆の何もかも包み込んでく…
◆ピアスホールは塞げない(表題作)
冒頭の『モイストヒーリング』は短過ぎてそこまで印象に残らなかったのですが、最後に収録されている『ピアスホールをあけるとき』『ファーストピアス』を読んで、このカップルが一番のお気に入りになりました。堅物で愛想のない教師の柊が、生徒の甲斐と共通の趣味のことで楽しそうに談笑しているのが可愛かったです。生徒の誰も知らないような先生の本来の姿を、これから甲斐だけが知っ…
前巻ではオムニバスの中の1作品でしたが、今回は丸々1冊表題作ということで、『僕のセックススター』を気に入っていた方は十分満足できると思います。コメディ要素強めであまり深刻に悩むようなシーンもないため、2人を深く掘り下げた続編というよりは、軽めの後日談を短編で何本も読んでいるような感じ。さくさく読めると思います。
ただ、なんとなくハマりきれないと思うのは、多分私は攻めの結城が受けているとこ…
鉱石を食べる種族といっても、いろんな色に変化する美しい瞳を持つ以外は、外見上普通の人間と大差ないのでそこまでファンタジー色濃厚というわけではありません。でも、青井先生の粛々としていて洗練されたタッチによって、童話を読んでいるような気分を味わえました。ベントとイーリスの間に生まれたものは間違いなく愛だと思うけれど、この2人の場合は家族愛や友愛、恋愛、そのすべてが混ざった感情のように感じました。それ…
途中まで若干の少女漫画っぽさも感じましたが、全体的な雰囲気は好みでした。やはり桂先生の間の取り方、説明を多く入れずキャラクターの表情で魅せる描き方が好きですね。攻めの日向は吸血鬼。たまたま保健委員の当番だった弥生に血を求めるところから2人の関係が始まり、弥生の血の味と弥生自身にハマっていく日向。弥生が他の女子達と違い、吸血鬼か人間かに関係なく日向の本質を好きでいるからこそ、日向は彼の血を他の人間…
受けの吉岡が性的ないじめを受けたトラウマを抱えているのですが、あまりの辛さに感情を表に出すことができなくなったのか、最後まで淡々とした態度で一貫していました。個人的には表情で魅せるシーンがもう少しあっても良かったかなと思います。きっと元々落ち着いた性格で、さらにトラウマのせいで感情を殺すことを覚えてしまったのだと思うんですが、物語自体も淡々と進んでいくので、やはりどこかで吉岡のいつもとはまったく…
痛い系と聞いて構えて読み始めましたが、プレイ自体は確かに暴力的な雰囲気もあるものの、まだそこまで鬼畜さは感じませんでした。攻めの巽が、悪い人にはなりきれないだろうなというのが分かるからでしょうかね。そして、情事中に手酷く扱われても終わるとケロッとしていたり、生首を描いた絵画を鑑賞して薄笑いしたりするような受けの三木。彼の方もその謎めいた部分に気味悪さを感じることもあるものの、一方で巽が度が過ぎた…
受けのミチルの美しさには本当に見惚れました。彼をモチーフにした絵画の作品の展覧会があったら、心から行きたいと思えるほど。才能ある芸術家のミューズになるべくして生まれたと言っても過言ではないでしょう。私自身は人の体に何かを刻みたいというような趣味がまったくないため、彼の滑らかで真っ白な背中に初めて傷が付けられた時は、本当に残念に思いました。ああもう二度と、何にも傷付けられたことのない、生まれたまま…
