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あさじまルイ
銀次郎
ネタバレ
異国の香りが漂う設定で、楽しく読むことができました。 個人的には、えっちと平常時のノリのギャップがかなり激しいと感じました。 受けのアセナが若干アヘ顔っぽい表情をするので、そういう表情が苦手な人は注意してください。私はこの部分は、薄目で読みました。 えっちの激しさは、発情する種族ですから仕方ないと思います。 アセナの種族は、雌と長期間離れると雄が雌化する、という設定です。 確率は…
おまる
1話だけを読んで予想していた話とは違い、かなり重くてぞくっとくる展開でした。 淫夢でもなく、睡眠姦でもなく催眠術だったとは。 さらにこの要素を、ただのエロとして消化するのではなく、垣根の人となりにしっかりと当ててくるところに脱帽しました。 興味を持った人のことを、どこまでも知り尽くそうとしてしまう垣根の行動。 少しならどこか共感できる部分もありますが、度が過ぎればこれは異常。 自…
じゃのめ
意地悪な先輩と暴走気味な夢見る後輩、という個人的好みにクリティカルだったこのCP。 今までのシリーズでは、一番恋愛要素が強く感じて楽しかったです。 タイトルにもなるくらいですから、モノローグが特徴的。 既刊よりもずっと、饒舌に語ってくれます。 少しだけこのモノローグが、くどいなあと思ってしまうところもありましたが... 全体的に萌えが詰まっていて、きゅんきゅんしました。 終始詩…
後藤
タイトルがまさに作品の中心をとらえていて、感動しました。 恭介とその家族と過ごす雰囲気は、優しくて暖かい。 けれどふと差し込む新側の事情は、あまりに重くて辛すぎる。 この新の経験した過去の仕打ちは、似たような経験をした人にはフラッシュバックしてしまうかも。 それくらいにはリアルで、新が今の状況でいられるのは、なんて幸せなんだと考えてしまいます。 傘をずっと差さなければいけなか…
大麦こあら
まず、カバーが可愛い!光に当てて、キラキラを堪能してしまいます。 内容に関しては、受けの悠馬が流されまくりだなあ、という印象でした。 顔が良くて仕事もできる。けれど、自分の生活には無頓着。 仁のぐいぐいも言葉では拒否しつつも、物理的には拒めない。身体まで許してしまいます。 攻めの仁は、若い勢いでぐいぐいと悠馬へ迫っていくタイプ。 このぐいぐいが無神経さを醸し出していて、純粋っぽく…
菅辺吾郎
昼ドラのような設定で、これをBLとしてどう落とし込むのか楽しみに読みました。 結果、物語としての読み応えがありました。 登場人物は全員ノンケで、絶妙な三角愛人関係。 結構な設定なので、登場人物全員を疑り深く観察しながら読み進めていきました。 攻めと受けが交流していくなかでも、攻めの妻と不倫を続行しているとか。 攻めとも疑似的恋人になってしまうとか。 受けの行動から目が離せず、の…
舞木サチ
スピンオフのようですが、私はこちらの作品しか読んでいません。 こちらだけでも問題なかったです。 しょっぱなのモノローグから、彼らの行く道は不穏なものにしか思えず... まさかハッピーエンドではないのだろうか、とどきどきしながら読み進めました。 お互いに想い合っていて、バース性が変わることさえなければ、ずっと幸せだったのに。 受けのΩ性が強く出てくるごとに、幸せが崩れる音がしてきま…
九尾かや
めちゃくちゃ純愛でした。 オメガバースの中では、純粋に恋をしている部類だと感じます。 ちゃんとオメガバースの設定も活かされていて、けれどきついものではない。 恋とのバランスが見事で、完成されていました。 個人的には、攻めのEDの原因がとっちらかっているように感じましたが... どんな要素も受け止める受けの存在により、克服できるので問題なしです。 萌えポイントは、見た目はきつい攻…
黒井つむじ
攻めの日暮に感情移入してしまい、終盤に差し掛かるまではずっと辛かったです。 夜山に対する気持ちが読者にはわかっているので、受けの反応がもどかしくて仕方ない。 日常、普通に接しているときは、ただただほのぼのな幸せな時間です。 日暮の夜山に対する感情が溢れているので、その部分は萌えてにやけます。 記憶を失うって激重な現象だと思うのですが、夜山の雰囲気を見るとあまり深刻には見えずあっさり…
小箱あき
3巻で完結している物語の、番外編集な位置づけの今作。 とはいえ内容も濃く、登場人物たちのその後を読むことができるので、実質続編でした。 葛木とハルの子である心也の成長を通して、2人が親としても人間としても成長していく過程が描かれています。 1巻で葛木がゲイを毛嫌いしていた理由はなんだったのか、それからどう考えを改めたのか。 あまり愛情表現のうまくない彼の、心情を読むことができて良かった…