フランクさんのレビュー一覧

星とハリネズミ コミック

那梧なゆた 

二人まとめてかわいい

作家さん買いです。

正直言うと、最初読んだときは、植木職人である受けがいくら無愛想だからといってスルーできずに腹をたてて怒鳴るのはどうかと思ったし、攻めがノンケなのにあっさり目覚めてしまったりするところが読んでてしっくり来なかった。

でも、そういうアレコレよりも、なに、こいつらやたらかわいいんですけどーーー!!!感が凄くて、読み返しているうちに、最初に感じた違和感は消えていきました。

3

国王陛下の麗しき花嫁 小説

ゆりの菜櫻  みずかねりょう 

とっぷり溺愛系

策士な執着攻めにひたすら溺愛されてるお話です。
大国の第一王子デュラン×小国の第二王子アーネスト。

隣国の王であり昔からの友人でもあるデュラン(攻め)から舞踏会の招待を受け赴いたところ、皆の前で「アーネスト(受け)を生涯の伴侶と決め、王妃とすることをここに宣言する」と高らかに宣言されてしまいます。
受けにとっては青天の霹靂だけど、策士な攻めは受け父にも根回し済みで外堀を埋められており、逃…

4

君の隣で揺られて コミック

にやま 

穏やかな雰囲気が良かった

二作品収録されています。
どちらも暖かな雰囲気に満ちてて良かったです。

【君の隣で揺られて】
何と言っても攻めの雰囲気が好き。
気になる同僚がパニック障害持ちのため混雑が苦手で早朝のバスに乗っているけれど、いつ発作が起きるか判らないという不安を抱えながら通勤しているという事を知り、早朝のバス通勤に付き合うようになるんだけど、下心ありとはいえ純粋に役に立ちたいという気持ちが強く感じられて…

2

愛しの腹黒弁護士 小説

ゆりの菜櫻  葛西リカコ 

腹黒さが凄いけど、コミカルで笑える

「愛しの官能小説家」のスピンオフですが、未読でも大丈夫です。
日本有数の辣腕弁護士×後輩弁護士。

息子が男と寝てる場面を見てしまい「何故、男がいいんだ‥‥」と酔いつぶれて管を巻く長谷川の姿に悪い考えがむくむくした桐生。
憧れの先輩を抱けるチャンス!とばかりに「男がいいかどうか、長谷川先生も一度試されたらいいじゃないですか?」と誘ってみると……

桐生は、前作の「愛しの官能小説家」でも…

5

化学部のメガネ コミック

新井煮干し子 

見た目は地味だけど、甘酸っぱくてかわいいやつら。

読み通すのに時間がかかってしまいました。

おしゃれメガネ男子ではなく、ガチメガネの二人。
電車とか街中だったら、目にも止まらないような地味メガネ系。

試し読みした時点で攻め受けのあまりの華のなさに、こりゃダメだ……と思って買うつもりはなかったんだけど、最新刊の「もらってください」が超神でその前の「GATAPISHI」も神で、今ならこのメガネたちもいけるぜ!!という気分で買っちゃったけ…

1

やがて、藍になる コミック

えすとえむ 

じわじわ染まっていく

藍染めを家業とする一家に生まれた大青と、そこの養子になった幼馴染の紺太。
義兄弟となった二人が、藍染を通して交わす思い……。

言葉少なく淡々と道を極める職人の世界が描かれていますが、言葉少なめな分、モノローグが光るんです。

「1mmでもズレたら 先には大きなズレとなる」という藍染の型紙制作の教えを自分たち義兄弟に当てはめている二人。
「兄弟」という枠から1mmでもはみ出さないように…

0

午後9時からは恋の時間 小説

夕映月子  みずかねりょう 

色褪せていた世界が、色を取り戻していく様子が良かった。

持っているものが全てセンス良くて着こなしも絶妙で、目の保養として密かに楽しんでいた攻めが子供のお迎えと仕事との両立に四苦八苦していることを知り、受けは協力を申し出るんだけど、純粋に役に立ちたいという一心であわよくば感が一切無かったところがとても好き。
それが次第に恋に変化しちゃうのは、仕方ないよねと思います。

学生時代から抜きんでいて将来有望なデザイナーと目されていたのに、就職後発覚した色…

4

俺のアオハルは渡さない コミック

加藤スス 

面白かった!

加藤ススさんらしいテンポの良いラブコメで読んでて楽しかった。

クール系イケメンとして女子達からきゃあきゃあ言われてるんだけど、本当は少女漫画オタクで夢見がちな昴。
清純派女子といつ恋におちてもいいようにと恋のイメトレに励む日々。
クール系イケメンという自身のキャラ設定も、少女漫画のヒーロー役をお手本に演じているんです。

そんな中、少女漫画オタクで隠キャだった昴の中学時代を知る元同級…

9

こじらせ童貞はあきらめない コミック

犬井ナオ 

脱・童貞!目指してたはずが……

「ミッドナイト・コンフリクト」シリーズが面白かったので、作家さん買いです。

脱童貞を目指す郁が偶然入ったカフェの店長・真白に一目惚れし真白で童貞を卒業するはずが、気づいたら処女を奪われちゃって……というやつで、読み終わってからタイトルを見ると確かになぁって思います。
最後の最後まで諦めてないんです、脱・童貞を。

真白は、一見ほわ〜っとした美人さんなんだけど、その綺麗な容姿に近づいてき…

3

若様のヨメ 小説

久我有加  麻々原絵里依 

若様とバカ様のギャップが面白い

ハイスペックイケメンなのに、受けのことが好きすぎて残念になってしまう攻めが好きなので、楽しく読めました。

小学四年生の時に、一目惚れした光(受け)に「おまえは俺の嫁になれ」宣言をして以来、アタックを果敢に繰り返してきた攻めの兼城。
その後転校が決まった光にしがみ付いて号泣するもんだから、なだめ疲れてすっかり面倒になった光が「今度、桃栗に戻ってきたとき、おまえがちゃんとした大人になってたら、…

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