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50/87(合計:866件)
楔ケリ
hepo
ネタバレ
「これぞ!オメガバース!」というオメガバース上級編。 最新刊がそろそろということで読み返しつつレビューを。 もうやるせない。 Ωの発情を抑えることができるのはαだけ。 βは何もしてあげることができない。 この図式が大前提になっている以上、雀部に鵜堂がしてあげられることなんてないんですよね…。 気持ちを返してあげられたとしても、ヒートを抑えることができなければ、接待で都合良く使わ…
篠崎マイ
表紙の美しさと、いたく気に入った「いつかの恋と夏の果て」の作者さんの作品ということで購入しました。 2CP、どっちも一筋縄じゃいかない登場人物が面白かったです。 「好奇心は理性を殺す」 純粋培養すぎるお坊ちゃんと苦労人。 出会いのシーンから良いです。酔ってたぬきの置き物を「お父さん」と呼んで絡む九条を、地殻の居酒屋でバイトしている大我が無理矢理引き受けさせられるのですが、たぬきに絡む九…
南月ゆう
やっと読めたー!! 「チェンジワールド」を先に読んでいて、ずっと読まねばと思っていたのに、BL予算組み立てのときに毎回うっかり忘れてしまって買い損ね…。買い損ねるにもほどがあるっていう時間が過ぎ去ってしまい…。 強豪野球部の副部長と後輩。 3年生と1年生では接する機会もほぼなくて、一緒にグラウンドで過ごせた時間も半年ちょっとでしょうか。それでも強烈に残る思い出が、いつまでも胸に燻り続ける…
緒花
初読でレビューを残していなかったことが悔やまれる作品があります。 読み直したときに感じたことと、1回目で感じたこと。 あのときの自分はこの作品を読んで何を感じたのだろう?評価すら入れていなかったということは、きっとすぐには文字に出来なくて、もう少し時間が経ってから書こうと思うくらい何かを感じたんだろうなとか、いろいろ考えてしまう。 歩道橋の上の幽霊と、その幽霊を見える、話せる、触れる大学…
せがわ奈央
胸きゅん。 そんな言葉では言い尽くせないときめき。 この短編集にはそんな気持ちを味わえるコマがもりもり散りばめられてました。 「ごめんね、僕を愛して」萌2 一番近くにいたからこそ、伝えられない気持ちがあって、相手が何を欲しがっているのか一番知っているからこそ、受け入れられない想いがあって。 好きな相手と両片思いなのに10年疎遠とか、BLではよくある設定のことを個人的に「時間無駄にし系…
ため
コミカルでテンポが良い会話と巧妙なストーリー展開で、なかなか面白い作品でした。 作画がちょっと幼めだけど、苦手でなければ漫才?と思えるほどのポンポン飛び交う会話を楽しんでみてほしいです。 「12月のクチナシ」萌2 高3のとき、好きだったゆみちゃんを親友の高矢が奪っていった日から、何もかもうまくいかない啓介。 二度と会いたくないと思っていた高矢に10年ぶりに飲み屋で再会して…。 それま…
所ケメコ
仕方ない。 仕方ないのは分かっております。 かたや世界を飛び回るチェリスト。 かたや介護ヘルパー。 四六時中一緒にいられないことくらい分かっているつもりです。 だけど…、何か…、ううう。 あんなに長いこと好きで、やっと一緒にいられるようになったのに、またイタリアに戻って遠距離確定からの「やっとこの日が来た」。 ど、どんな日?プロポーズ!?って期待してしまったんです、わたし。 …
たつもとみお
変わらない愛情がそこにあるっていいですね。 高校で知り合って3年。 大学で建築を学ぶ智史と左官見習いの敬太。 同棲中の2人には、近頃ちょっとした変化があって…。 冒頭から結構飛ばした感じのコミカルさがあるのですが、テーマはわりとシリアスです。 女の子のような顔立ちと小柄な体型でノンケの先輩を落とした敬太が、成長期に伴い、憧れの長身細マッチョに変貌。 可愛げのなくなった自分が抱か…
ふう、読み返し終了しました。 SNSからゲイバレして、反対派の島民からの拒絶がさらに強まって、また疎外感を胸に島を出る寛也を見送るしかできない拓斗だったが…。 最終巻です。 1巻でからだは結ばれ、2巻でお互いがお互いのために離れようとしたけれど、こころの奥に触れ合って本当の意味で絆ができた2人。 イベント開催前に手を引かざるを得なくなっても、拓斗の頑張りで島民も一丸となってイベント…
大きく動く2巻。 本当の意味で拓斗と寛也、2人のこころが通い合う、しあわせな場面が多いです。 15年前は父や島に拒絶されるまま何の力もなかった寛也が、島を救う手助けができること、拓斗の役に立てることで、精神的に大きく前進します。 父の声を聞いても逃げない、父と向き合って話すことができる。そんな大きな成長がうかがえました。 拓斗への拗れた想いも、拓斗の気持ちを受けてしっかり伝えること…