chikakumaco
『宝物見つけました』収録の『宝物光りました』のその後。受けはその名も市ノ瀬 宝。その名の通りのキラキラした男のコ。前作で、「挿れられる事に興味があります!」という実に身も蓋も無い提案で、BL誌(その名も『月音』!)の編集長、倉持に身体を繋げて貰う。この倉持編集長がメガネ、スーツ、大人でカッコいいんです! 宝は無邪気を装って近づいてはみたものの、本当の気持ちを告げられないでいて。倉持は倉持で、身体の…
前作の『あばれんぼハニー』未読です。こちらはスピンオフだそうですが、本編にも出て来るハチ × クマ のヤンキー(?)風カップルに興味持てなさそうなので、永遠に読まなくても大丈夫かな。
満郎さんが色っぽいです。キッチリ着こなして隙のないスーツ。分けた髪。メガネ。丁寧な(少し冷たくも感じる)物言い。それが、スズメくんに触られると、どうしようもなく乱れてしまう。作中あまり描かれて無かった気もするけど、…
私も『四代目・大和辰之』を先に読んでしまったクチなので、その前日譚であり、辰之の出演たるや冒頭のみ。そういう意味ではガッカリです。浅生田さんが連れて来ただけあって、辰之の失恋(片想いだけど…。)も浅生田さんにバレていて、とっても恥ずかしい小さなエピソード。この時、辰之は受け側として開発されちゃってたんですねー。浅生田さんは、ホントに辰之が中で何を(ナニを)されてるのか解ってたんでしょうか?そんなわ…
ヤキモチ、つまり嫉妬。溺愛執着攻めが好物の私としましては‼︎ 相当期待したのですが。悠真程度の嫉妬なんて、全然ぬるいよ‼︎ こらっ‼︎ と、叱ってやりたい。もっと独占欲丸出しにして頂きたい‼︎年上の春瑠斗が、遠慮がちに気持ちを確かめたくて、ただ、好きって言って欲しくて。ワザとでは無いんだけど、結果、煽るような感じになってはいるんだけど。それはそれでぬるい。当て馬もぬるい、と言うか、当て馬になり損な…
『四代目・大和辰之』のスピンオフ、櫓木さんを主役に据え、辰之の両親の若かりし頃の物語。冒頭のカラーページ、櫓木さんは誰に抱かれているのか。
物語はまず、『四代目〜』の数年後、櫓木さんの娘、麗華ちゃんが小学生になっている。麗華ちゃんは園児だった頃から老成していたが、ここでもその将来が楽しみな程にいい女っぷりを見せていて、パパである櫓木さんを心配している。「変化が必要なの。」と言って、彼女は当たり屋…
『四代目・大和辰之』を軽く追い越し、何巻まで行くのか?という勢いだが。櫓木さんが人気で始まったストーリーでもって、彼の魅力を懸命に描こうとしているのだろうという事は分かる。けれども明虎さんだけで無く、出て来る人、出て来る人が皆んな皆んな櫓木さんに惹かれて行くのは納得が行かない気もする。簡単に言うと、気に入らないのだ。
『四代目〜』で辰之を陥れ、監禁したのも全て恋しい明虎さんに会う為という執着が有…
『発情期じゃなきゃ殴ってる!2』に当て馬くんとして登場した、ある意味、不憫だったシロ。いよいよスピンオフのスタートです。ワクワク。2 の描き下ろしで、小さく描かれてた様に、シロは街で支倉先生とすれ違っているのですが、そう、その支倉先生がウサギとして登場するんですね。これまた予想通り。支倉先生は例の「支倉手記」(オオカミとウサギの体質について、分かりやすく解説されたもの。)を書かれた先生なので、きっ…
ちょっと、これは、うーん。読み手側を選ぶ作品かも知れません。その独特のフワフワとしたタッチの画もそうですが。フツーの高校生の日常にして、「この世界の為に!」と、付けさせられる貞操帯。(男子用の貞操帯って⁈)最初は主人公の恭平と同じく、この中二的世界観に入りにくいんですね。あぁ、これ何となくSFなんだな、と感じるのはしばらく読み進めてから…かも。逆にこの世界に入れてしまえば、大丈夫です!というか、こ…
正しいとか、正しくないとかでは無くて。
「つらくて逃げ出したいことや、忘れた方が幸せなこと。」そんな記憶を消すことが出来たなら、もっと人は生き易くなるのに。
そんなことをしても何の解決にもならない、ただ逃げているだけだと愛するクレイは言う。
冬雪は考えてしまう。『そう思えるのはきっとクレイが強いから。』弱い、苦しんでる人たちのことをクレイは少しも分かってはいない…、と。
苦しみも悲しみも。…