chikakumacoさんのレビュー一覧

美味しいアナタ コミック

杉原マチコ 

言ってみたい、言われてみたい。甘いセリフのNo.1 とは。

「君は特別だ。」
「俺のために、ご飯を作ってくれないか!」(プロポーズ⁈)
「責任とってね♡」(プロポーズ、事後。)
「自慢の恋人なんだから。」
志朗くんにしっかりと届けられる甘い言葉は、大倉の本気。

ひょんな事から大手企業の専務・大倉の胃袋を掴んでしまった志朗くんは、大倉の為に毎日甲斐甲斐しくお弁当作りをする事になる。絵では描かれているものの、その格別美味しそうなお弁当のレシピにつ…

6

けものは奥まで鳴かされたい コミック

南国ばなな 

「ケガしてるならその傷拭うし、精一杯の温もりをあげる。」

「けものは奥まで愛されたい」のスピンオフ。というか同じ世界線上の物語。
同じ世界線上の筈なんだが、屋敷の装飾や主従関係といい、何だか時代感は前作より昔に感じられる。描き下ろしには前作のカップル、瑛一 × ハク も登場するので、何だか不思議な心持ちがする。どうやらあずきの方がハクより年上の様だ。ハクの幼さを思うと今更ながら瑛一のヤバさは強調される。

人買いに攫われた猫獣人のあずきは、病に冒さ…

5

愛の巣へ落ちろ! 2 コミック

南十字明日菜  樋口美沙緒 

澄也先輩は、生きていることを知ってほしかった人。

体の弱い翼には、過酷な仕打ちがこれでもかと待ち受ける第ニ巻!
うう。辛すぎる。辛すぎるよ!
心配する両親の反対を押し切って入学したのに。ロウクラスである、というだけで部活動にも入れず。澄也先輩のお手付きというので、嫉妬した学生達から疎まれ、レイプされたり。
しかも、「攻め」って大体こういう時ギリギリ救ってくれると思ってるのに。澄也先輩はギリギリ間に合わない‼︎ 間に合ってくれない。挿入だけは…

5

異世界の沙汰は社畜次第 2 コミック

采和輝  八月八  大橋キッカ 

「人は何故、働くのか。」全ての社会人へ向けたシンプルなメッセージ。

前作のラストで。社畜根性が抜けないコンドゥは、栄養剤の過剰摂取で昏倒し、救けてくれた騎士・アレシュに抱かれる事になるが、翌朝、社畜過ぎる彼は、まどろむ事も無く、慌てふためいて出勤を急ぐ。
その様子を見て、一人残され呆れたアレシュは、イラつくが。コンドゥの身体を気遣い、医務室で診察させ、食事管理を自ら進んで行い、コンドゥが帰宅途中にまた身体に影響を及ぼすキツい栄養剤を買わない様にと「見張り」と称し…

7

イケメン大爆発【おまけ描き下ろし付き】 2 コミック

ケビン小峰 

この世でままならんものがあるとしたら、それは恋だけだ。(真理‼︎)

なんと!物語はまだまだ続きます。2巻で完結しませんでした!
のみならず、未遂!未遂なんです〜!
誠市の猛る想いはいつ成就するのやら。昨今の、ちょっ早合体の風潮を思えば。このゆーっくりさは逆に新鮮ですし。微笑ましいことこの上ないです。
物語は、押しても引いてもぽややんとして響いていなかった様な、迷惑そうな、遠慮してる様な、国枝がほんのちょっと。誠市の事を理解してくれます。というか、ようやく意識…

4

森のくまさん、冬眠中。 コミック

ハルチカ 

冬眠中に調教中。それはとっても良い考え。

ムッチムチの雄っぱいのノワがとにかくエロい。エロカワ。腹筋は見事だったりするんだが、クマ耳も、お団子ヘアーに見えない事もない。ちょっと女の子に見えない事もない。マッチョ美人。こんなご馳走を前にしては、アイリはたまらない。けれど。
仔犬の頃、森でノワに拾われて、それからずっとノワと2人だけで暮らしていたアイリは、恋を知らない。何も知らない。ノワもおっとりとしている。なので、赤ちゃんの頃から、吸われ…

4

hand which コミック

鈴木ツタ 

その手を取れば。中々ビターな短編集。

人生は幾つかの選択である。どちらかの手を取れば。また違った結末が訪れたのかもしれないが。

◆ 表題作「hand which」
ドノンケの沢津は、一流企業を辞めた事で彼女にフラれ、荒れていた。いつもつるんでいる大学時代の仲間と呑んで潰れた勢いで、どうやら友人の宇高と一線を越えてしまったらしい…。いくら酔っていたからといって、それは許されないだろうと思いきや。宇高の方は、学生時代からずっと沢津…

3

蜜果 2 コミック

akabeko 

真っ直ぐに愛すること。愛執のその先へ。彼等はきっとそれから逃げない。

『印象に残った台詞』というトピで、本作の「…挿れたいからだよ。俺の全部、…逃げんなよ。」という台詞がとても良かった、「萌え滾る」とコメントされているのを見て。
それはそれは楽しみにしていました。
そして、滅多に無いことには、ランキングで1巻の方が上位(1位‼︎ おめでとうございます。)ということ。クライマックスが盛り上がる筈の、2巻を差し置いて、1巻が上位。
そうなんです。甘くて、甘くて、甘…

7

アンバーバニラの花嫁 コミック

倉田イツ子 

琥珀色の瞳の奥には、バニラの甘やかさ。

久々の、溺愛シークモノかな、と期待したのだけど。うん、まぁ普通に可愛い。
イケメン王子様に溺愛執着されたリーマンのミズキは、あれよという間に身体を繋げてしまう。
そもそもミズキは緩い。仕事の為、と自分に言い聞かせ、枕のつもりで応じてしまう。
チョロ過ぎるよ。
けれど、王子・バーシルはそもそも最初っから本気でミズキを手に入れようと狙っていた。もちろん理由はある。
読み手としては、想定の範囲…

5

訳あって、新婚です コミック

上田にく 

「いつか必ず好きになってもらいます。」プロポーズは何度でも。

桜輔さんの彼氏力 × 佐枝さんの美人力。
同性婚が認められつつある現在。いわゆるダメンズコレクターの佐枝さんは、そろそろ身を固めたいなどと考えていた。一人前のパティシエになった今、これから。独りで生きて行くのは寂しい。そんな時、店のスタッフに薦められて、アプリで出逢った彼こそが桜輔さん。
佐枝さんがこれまで付き合って来た、借金まみれのクズ達とは違う誠実な佇まい。
素直な言葉。ウェディングプラ…

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