chikakumaco
なんと。「幼稚な恋をどうしよう」の番外編が今頃読めるとは。
結構可愛らしい物語で、私は気に入っている。先日も読み返していたところだったので。
突然の番外編登場は本当に嬉しい驚き。
作者によると、本編は2017年の作品だと言うが。たった28ページの本作が、あの物語の直後で、続きなのだというブランクの無さを感じさせる。
珍しい β × Ω。都心部では差別される事は少ないと言うが、田舎町では Ω…
可愛いくて、やんちゃな銀の瞳に吸い込まれ。
タイトルの、『オオカミくん「の」はずかしい』の、「の」に、非常に違和感を感じてましてですね、何故、「は」では無くて、「の」なのだろうかと。これは作者あとがきで明かされるので、楽しみにして頂くとして。読者はそれを紐解いて行く物語でもあります。
野育ち、といった方がいい、まんまオオカミ少年の様な銀は、初めて会ったその日から、廉太郎を気に入ってしま…
これは…。ツッコミどこ満載なんです。
そもそも。突然のヒートに合意無しで襲われて番関係になってしまった、千鶴 × 景介。
α である千鶴から「責任を取る。」「守らせて。」と言われても、景介的には、Ω だとしても一人できちんと生きていたいと常々思っているので、不快なだけ。Ω だから、弱き者、という決め付けは、自分の自尊心を酷く傷付ける。
そんなある日、千鶴は、頭を打った拍子に記憶喪失になってし…
宝井さき先生の「変態執事から逃げられません!」が好きなんです。もの凄く可愛くて。
好きなんです。なので、新刊を楽しみにしていました。本作は、先生も初挑戦だというファンタジーもの。時代観もふわぁーっとした、人間とエルフの棲む世界。
「森の民」と云われる妖精たちによって守られているというこの世界では、黒鳥の選んだ生命力の強い少女を、「森の民」の花嫁として差し出さなくてはならない。
いわゆる「生け…
「椎葉くん達は、うまくいくといいですね。」透の言葉が、今更胸を刺す。
来るかなぁ、必ず来るよね、と思っていた「今日から Ω になりました」の安里 × 透 のスピンオフ。宗近と奏を温かく見守っていた2人の物語がこんなに切ないものだったとは…。
時系列的には、「今日から〜」の2人の恋よりもっと前から。安里先生と透の物語は始まっていた。あまりにも儚く、美しいので、周りの者たちから Ω だと勘違いされ…
コロナ禍で、今年の夏休みも何処へも行けそうに無い事を思うと。
本作の冒頭は癒し。あああ。Hawaii 行きたい!海行きたい!アラモアナセンターでお買い物もしたいし。パンケーキも食べたい。
小さな子供を連れている宗吾と晶なので、海も、小さな子供が目の届くホテル前のビーチだろうし。そこまで満喫もしていないのだが、充分旅心はそそられる。
彼等がひと時のバカンスを楽しんでいる様子が嬉しい。
幼ない…
秘めた片恋を葬り、職を失くし、Wで落ち込んで泣いていた蒼は、静養中の薫さまの執事見習いの職を得る。慣れない新人の蒼を揶揄ってばかりの薫の思惑とは?と、ワクワクする冒頭なのだが。諸々煙に巻かれて、ふんわりと終わる。終わってしまうのだ。えっ⁈と、読者は置いてきぼりの気持ちになってしまう。散々っぱら立てられたフラグは、寂しくも置き去りにされ。私たちはとにかく2人のこれからを祝う事しか出来ない。
薫…
表紙の出オチ感がもぅ。笑えます。1巻で怖がって怯え、逃げてた鬼ごっこ。
2巻で、捕まりゾクゾクする日和。そして。何と3巻では、何やら挑戦的な表情で、巨ツノを触ろうとしている日和。物語は何処まで続くんだろう。日和のエッチなゾクゾクが続く第3巻であります!
前巻で、穂高に喰われ過ぎたせいか。いわゆる感じ易い身体になってしまった日和。
それが振り切ってしまうと、どうやら自ら喰われたい欲望に抗え…
月村奎先生の、この手の甘くてハッピーなコミックスの画は樹要先生っぽい、と勝手ながら思っていたので。この度、麻生海先生の作画によるとの事で、新鮮に感じました。ええ、樹要先生×月村奎先生のタッグも大好きなんですけども。
ゆるく微笑む慎之介がもうエロい。郁翔がことさら子供っぽく描かれているのもあって、とても大人っぽくてセクシーな雰囲気。それもその筈。慎之介は意外と苦労人だし、若くして成功したスーパ…
『わっくん』ことナレーション『枠』が視える様になった副成は、慌てふためいたものの、この不思議な状況とナチュラルに共生して行く様になる。この、ト書き、あるいは副音声のお陰で、柴咲の気持ちが分かる様になって。副成さんは恋をする事になったのだから。文字通り、受け入れたのだ。前巻で、お付き合い(仮)する様になった、柴咲と副成さんだったが。がっつきがちのワンコ柴咲は、冒頭では絶賛反省中。甘えた感じで、副成さ…