chikakumaco
狼を祖先に持つ王族に、大国から差し出された嫁は、両性具有(物語の中では半陰陽という。)の王子だった。
うーん。まずこの設定がそこそこ謎。作者は両性具有なのに地味という設定にしたかったみたい。両性具有というのは古来美しいというのが定石だからね。
それなら男子で良かろうと思うのだが。一応大国の王様の言い分としては、狼を祖先に持つ様な蛮国には、正統な王女では無く、遊びで侍女に産ませた、出来損ないの子…
ええ。1巻のレビューで、灯里の尖り過ぎる乳首に言及させて頂きました。
本作もそれは健在でございます。もはや紳司に摘まれる以前に勝手に尖りまくっております。
多分なんですけど、これは紳司のせいですかね、常に赤く腫れている様な。
んもー!敏感なトコだから大事にしてあげて‼︎ 灯里は相当仕込まれてるので、相当エッチな子になっていて。すごーく積極的に、はしたないです。
と、まぁ、普通に甘あま後日談…
明日も明後日も。彼等はアホでしょう。
アホっ子トンデモカップルのドタバタラブコメ。
真面目な生徒会、会計の七海は毎日放課後、将棋部の脳筋男・醐代に部活の存続をかけて勝負を挑まれる。心休まる暇も無い。
しかも醐代は学内の人望も厚く、各部の代打として七海に勝負を挑んで来る。
優秀な七海に勝てるモノは一つも無い。
人望は厚いが、少々難ありの醐代は、今度こそとばかりに挑んだそれは…。
ホン…
そもそもがBLファンタジーだとは思う。
この2巻はさらに振り切ったシチュエーションエッチでこれでもか、という様な。怒涛の畳み掛け。
エッチへの渇望。そのあくなき探究心。ツッコミ不在のミラクルワールド‼︎
笑顔(なんだよね⁈)で「いじきたな」と、小さく呟く神様こと、お地蔵さん。
彼は語り部なのか、何なのか。カスクズコンビに閃きとヒントを与える。インスピレーションの泉‼︎
触手もどきを…
1巻の、黄色い表紙が可愛くて。とっても魅かれてたんですけど、続編が出るというのを知って、お纏め読みしようと、今か今かと待ち構えていました。さぁ、一気読み!と、思ってたのですが。意外に考えさせられる内容で、一気読みは難しく。日を開けてしまった次第です。この、価値観と世界観にしっかり慣れるまでは、続編に手を出すのは難しいかも。というか、むしろ1巻の濃さに感激した私にとっては続編はやはり甘あま後日談。ち…
いやー、泣いたんですよ、「淫魔くんはお仕事できない」本編で。意外に切ないお話で。
なので、この番外編は、本編に収まりきれなかった甘あま後日談、といったところ。
相変わらずラブラブの2人なんだが、どうやらアルの様子がおかしい。アルにとっては初めての恋。初めての恋人が孝太郎。ラブラブなので、毎日の様に孝太郎から精気を貰っているものの、アルは自分の体調の変化に気付く。そう、ムラムラが止まらないの…
なんと‼︎ 完結はまだ遠く。財前は、一条を案じてスパダリ力発揮。一条を縛り付けていた家から救出に成功するも、彼を引き摺り落とそうとする悪夢は、次巻までヒタヒタと迫って来る様子。この第2巻は、束の間の休息と言えるブリッジ的な内容かも。
そもそもが、一条家の正当な跡取りと言えない。母親の愛人の子である飛鳥は、父親の憎しみを一身に背負い、父の仕事の取り引き道具とされ、まだ10代なのにウリの様なこと…
ジュダートの方は一件落着、めでたし!甘あま後日談が続くんだと思うんだけど。
双子が生まれるのはまだ先みたい。
という事で、周りの人たちにスポットが当たり始める第5巻。
ジュダの親友で、仕事でもプライベートでも何かと助けてくれる、イケメンで頼もしいウィルのお話になって行く。その優雅な雰囲気とは裏腹に、彼の生い立ちは高貴なものでは無かった。元下僕の出身だという、意外にも苦労人。彼はβ。なので、彼…
前作「君はオメガ」を読んでいたので。「君はベータ」と言ったところで。後天性Ωという、いわゆる亜流とも言える特殊設定をブチ込んで来るかと思ってたんですよ。
その方が収まりも良いですしね。オメガバースなんて、世界設定はある程度作家さんの自由に作りあげて良いものですし。
ところが。意外にも、愛しい朝陽は徹頭徹尾、微動だにしないβだった⁈ えええ⁈という驚き。思春期のホルモンのアレです、好きなαの性的…
全編通して、エッチなだけだ。それを高い緊張感でもって読ませてしまう。してやられたり。
久遠は自分の性癖に気付きもしない。エリートだ。頼まれて特に望んでもいない合コンの席で出逢った蓮に、抗いながらもお持ち帰りされてしまう。自分でも知らなかった感情と。身体をこじ開けられ、どんどん溺れて行く。
蓮の、誘惑する様な、諦めた様な。甘い様な、意地悪な様な、タレ目の流し目がそそる。たまらん。
この目で…