chikakumacoさんのレビュー一覧

プリフェクトの箱庭 3 コミック

左藤さなゆき 

神様の箱庭に、囚われたのは月か。それとも。

さなゆき先生の「囲いこみ愛」堂々完結編だな、これは。と、キャプションを見る前に目に飛び込んで来る、幸せそうな2人。もう、表紙が完全なるネタバレである。どうなってしまうの⁈ というハラハラ感は、ページを捲るその前に昇華している。読者としてはもう、完全に安心しきってこの世界を耽溺するのみ。
月人様に、もとい東院様に、出来ない事は何も無いのだ。澪斗はまぁ、危なっかしいので、ギリギリピンチに襲われるが。…

6
非BL作品

目の毒すぎる職場のふたり 3 コミック

ma2 

推しの生観覧‼︎ 間近で見れる楽しみ。

はぁあああ。最後の最後まで「匂わせ」で完結‼︎ ふおおお。
しかし‼︎ 神は我らを見放さなかった‼︎ と、思わせてもくれる。最終巻で、ついに。とうとう⁈
乙さんという語り部の、預かり知らないところで。密やかに、熱く。物語は展開されて行く。人懐っこい大知は、いつしか。本郷係長のすべてを知らなかった事に愕然とし。それはずっと前から感じていた独占欲だと知る。
一方で。離婚を経験して、周囲が煩わし…

16

はい、こちら運命開発事業部です。 コミック

鰐淵 

運命か、否か。オメガバースの基本にして永遠の命題。

このスタイリッシュでオシャレな表紙、気楽な「リーマンズLOVE」だと勘違いして手に取ったら、トンデモない拾い物だった‼︎
オメガバースは今では多様化していて。その設定も多種多様。作家様の手腕で新たな設定も出て来たり。トンデモコメディにも、ドシリアスにも料理される。
これはその両極を良い塩梅でミックスされた良作なのではないかと思う。
桐山は、Ω としては非常に優秀で、10代のうちに立ち上げた…

7

蟷螂の檻 特典収録電子小冊子 特典

カーテンコールをお楽しみ。

本編のヒタヒタ感というか、ヒリヒリ感? を肩透かしな程に和らげて、柔やわにしてしまう特典小冊子。
逆に言うと、本編のお耽美を反芻したい派には、読後直ぐに手に取るのはお勧め出来ない。
…台無しなんである。ぷぷっ。
1巻〜4巻までの特典物を大量収録とあって。1巻毎にちょこっとある分には、直後に読んでほくそ笑んでしまった程度にあったものを。こうして続けて見せられると壮観である。
本編自体をギャグ…

3

蟷螂の檻 5 コミック

彩景でりこ 

宵闇に墜つるは、春の虚(うろ)。

これは…。私は少なからずガッカリしました。ドラマは最終話の一つ前が秀作だったりする事もある。私にとっては、前作がクライマックスで。神作だったと言わざるを得ない。前作のラストから、一足飛びで、本作のラストに繋いでも。それはそれで成り立ってしまうのではないかと思ってしまうのだ。
それは私が、育郎にある意味「普通」であって欲しい、典彦には坊ちゃんへの歪んだ愛執を諦めて欲しい、と願っていたからなのかもし…

5

雪の妖精 コミック

芹澤知 

君が僕の、青い鳥。

タイトルがもう。盛大な出オチ感満載なんであるからして。ここはもう、丁寧に紡がれた萌えをひたすらに楽しむ。
成美さんは、雪国の「妖精」を探している動物写真家だ。だからこの地に、旅をしている。この地で出逢った、無垢な青年・春樹こそがいつか。成美さんの「妖精」だと言いたいのだろう。
芹澤知先生の作品は読んだ気がするな、と思ったら最近読んだ「秘め婿」の作者だった。こんな言い方をして合っているかどうか分…

15

ハッピークソライフ 3 コミック

はらだ 

駆け巡れ!大煩悩‼︎ 迸る!ハピクソライフ!

ははっ。何処まで行くんだろう。ストーリーはあるよな無いよな。
1巻で感じた謎解きやネタ明かし的なものは何処。
シュールでひたすらに突っ走る疾走感。え?何処で笑ったっけ?を読後直ぐ忘れてしまうこの空っぽ感。
それをまぁ。こんなにも繊細に丁寧に描くものか。
はらだ先生も楽しくて仕方のないことだろう。こんなアホな話を正面からこんなにも真面目な筆致で描くものか。その事にひたすら驚かされてしまう。

13

BARBARITIES IV コミック

鈴木ツタ 

この麗しきBarbarities!

もっと、もっと続くのかと思っていて、何なら少し油断していた。何となく前巻の終わりを記憶してはいるが、何なら最初から一気読みするべし!と、自分に課して、ここは丁寧に読み返す事にした。そうそう、恋に関しては百戦錬磨のアダムが、どうしても堕とせない難攻不落の聖人君子、モンタギューことジョエルを相手に悪戦苦闘する傍ら、王位継承権奪還を企む先王の弟、サイモンの暗躍。という、架空の王国を舞台にした、史実(っぽ…

14

花は咲くか 番外編収録集 コミック

日高ショーコ 

尊くて胸熱の、心の襞に触れて来る、彼等との想い出。

ほんのちょっとずつの、小さな小さな番外編集。
発行された当時、リアルタイムで読まれた姐さま達も多い事だろう。
私は本編が完結していて、ずっと後に読んだので。もちろんこれは初見だ。
読み終えてからも暫く経っている。けれど。これを開けばまた。すぐ様、あの家へと。
さぁーっと風が吹き抜ける様に。水川邸に。あの庭に。心は戻って行けるのだ。

表紙がもぅ。麗しくて尊い。
なんて優しく。微笑みあ…

8

五十嵐くんと中原くん (6) コミック

イサム 

ありがとう、アオハル!感無量だよ。

前巻から2年の休載があって。気長に待つと決めていた。だから。思いがけず完結をお迎えして、緊張してしまった。パタパタと終わってしまっていたら、どうしようかと。
つい最近、完結するとは知らずに思い立って通して読んでいたので。感激はひとしお。
私にとっては、前作はついこの間の事なのだ。だから。
甲子園の大事な試合で。葵が頭に大怪我をしてしまう。というところからの再開。
両親への不信感、弟・葵への…

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