東雲月虹さんのレビュー一覧

金髪のダーリン コミック

加藤むう 

白黒つけるタイミング

黒髪で男気のある居酒屋の店員さんっていいですね…。
対して常連客の盤は金髪でオネエ言葉のスタイリスト、
色々と真逆な二人の交流が恋に発展するハピエンでしたが
刺さる言葉がいくつかありました。
盤が金髪にしたわけをうっすら聞いて
「その金髪は俺の知らない誰かで出来ている、俺はそれが気に食わない」と思う正志、
もうそれは恋なんだね~。
スタイリストだから派手でいたいという理由なら
正志…

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ヤンキーの津田くんは生徒指導の増田先生と仲が悪い コミック

多賀(多賀タイラ) 

誠実さに勝るものなし

真面目で世話焼きな津田はなぜヤンキーなのかわからないほどです。
好きな人と、を夢見たファーストキスが
生徒指導の増田に奪われるのは気の毒でしたが
ある意味結果オーライなんですね。
増田先生の後くされなし主義は、
結構よくある過去の失恋かと思っていたら
あれはまさにトラウマと言って当然と思えるくらい手酷いものでした。
そんな増田先生に真っ向からぶつかっていく津田は
最初は放っておけな…

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指先からセレナーデ コミック

夏來ジッポ 

新しい扉

いつもピリピリしてる人間って苦手なんだけどなぁ…と冒頭は思いましたが
ネイリスト・児玉に指先だけでメロメロにされる千家を見たら
俄然面白くなってきてしまいました。
児玉のテクがめちゃくちゃプロい…いやプロですね。
手だけの熱で愛を感じるなんて事があるのかと千家は慄いていましたが
それはやっぱり誰にでもというわけではないし
優しく扱われると手も心も癒されて当然ですよね。
千家の場合は敏…

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いじめて愛して コミック

きはら記子 

あなたなりの、愛で。

喫茶店のナポリタンって良いですよね。
きはらさんの作品も懐かしさを感じる雰囲気があるので
なんとなく相乗効果があったように思えました。

祖父の喫茶店手伝う孫、でも愛想は良くないなんて
飛名がちょっかいを出したくなる気持ちも分かります。
ツレなくされるともっと構いたくなるものですよね。
清志という名にふさわしく潔い若者でしたが
彼の興味を引いたとわかった途端に飛名が逃げ出すのはいた…

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男心と胸毛と女装 コミック

日野雄飛 

倒錯めいてる感じがいい

誰にでも性癖ってあるものでしょうけど
毛深いのが好きというのも結構極端かもしれませんね。
某作品で一度お目にかかったことはありますが
あちらも胸毛に顔をうずめて感嘆をはいていましたww
男くささの象徴はわからないでもないですけど
嫁島は可愛い顔してえぐい趣味してる…。
毛利はわりとヘテロっぽい見た目かと思いましたが
メンクイで顔が良ければ男でもイケる貪欲さに驚きました。

嫁島は…

1

蜜に牙 コミック

東条さかな 

やはり激甘えっちが素晴らしい!

東条さん作品と言えば愛し愛されH!!と言っても過言ではない気がするのですが
今回オメガバース設定なんですね。
これだけオメガバース人気が凄いというのに
私はいまだに設定にピンとこられないのです……。
お好きな方々には非常に申し訳ございません。
勿論オメガバースを否定しているわけではありませんのでご了承下さい。
もともとファンタジーがあまり得意ではない事に要因があるのかもしれませんが

1

器用な指先、不器用な爪先 コミック

桜城やや 

素敵なタイトルです

クラスでぼっちなイケメンにマニキュアを塗られた事がきっかけで
親しくなっていく硬派フツメン、という感じでしたが
マニキュアが似合わない尾瀬が照れたり戸惑ったりなのが可愛らしかった!
そう、似合わないというところがポイントです。
男の子の爪って面積大きそうで塗りやすそうですね。
プラモデルもフィギュアも何だって作れて手先が非常に器用な一ヶ谷なら
ありとあらゆるリクエストに応えて本当にプロ…

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伯爵夫人の魔法の靴 小説

かわい有美子  あじみね朔生 

嫌いになれる人なんているだろうか(いやいない)

スパダリや完璧なイケメンに特別思い入れがあるわけではありませんし
日本人じゃないという事は耳が浮くようなセリフを連発するんだろうなとちょっと及び腰でしたが違いました!
この日本支社長・ラッカムは商売魂が逞しくもありながら、
人柄が穏やかでユーモアもあるし日本や社員を理解しようという努力が素晴らしい…。
きっと誰もが初対面から心を許してしまいそうな人物です。
日本語を交えて会話してくれてこ…

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上手に待てができるかな コミック

内海ロング 

占いを信じるDDは可愛い

まっすぐな年下ワンコ攻めって本当に愛しいです可愛いです!
おあずけをくらっても健気に我満してるとか
年下だけど頼りにされたいとかいじらしいったら…。
そんな大学生の実が一目惚れしたのが美青年、
しかしその実態は家事もろくに出来ない職業不詳の利嗣(33)って
結構なインパクトですね。
初対面なのにからだを重ねてしまっても
そういう人なんだと不安になることなく舞い上がってしまうなんて若い…

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愛されたがりの処方箋 コミック

内海ロング 

誰だって愛し愛されたい

ヒモ男というのはどうも好かんのですが
そんなヤツが本当の愛を知るお話は好きです。
今まで女性の家を転々としていた桔平が
きっかけはチャラさの延長でも奏介と出逢えて良かった。
ヒモ力を発揮して家事をこなしたりお世話して
奏介を思いやれるようになったのは目覚ましい成長かと思いきや
無理矢理シてしまうのはやっぱりよろしくない…。
依存症がいけない事だとわかっていて苦しんでいる奏介を知らずに…

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