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表題作酔っぱらったらものにしろ

伍代/サラリーマン 類まれなる美貌で仕事も優秀
野々村/サラリーマン アルコールに弱く酒癖が悪い 

あらすじ

好き、好き、好きだぞ、好きだぞ──と言って、酔っぱらった野々村が抱きついたのは、同期で同じ営業の伍代だった。酒乱の野々村は、伍代のマンションに泊まっては、キスを浴びせ、愛の告白をしていたが、怜悧な伍代の表情はいつもと変わらなかった。伍代は、キスまでは受け入れるが、それ以上は、酔っぱらいの戯言として拒んでしまうのだ。伍代に焦れた野々村は、ある日、寝込みの伍代に迫り、強引に押し切ろうとするが…!?
出版社より

作品情報

作品名
酔っぱらったらものにしろ
著者
樹生かなめ 
イラスト
ジキル 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
酔っぱらったらものにしろ
発売日
ISBN
9784813011880
3.3

(16)

(1)

萌々

(4)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
54
評価数
16
平均
3.3 / 5
神率
6.3%

レビュー投稿数9

泥酔受けが強烈過ぎて

泥酔したふりをして襲い受けする野々村が頑張ってました。
……泥酔したふりはおもしろ可愛いんですけどね……(๑¯∇¯๑)ハハハ
本気の泥酔状態はやばすぎた。
〝伝説の酔っぱらい〟はすごいわ。
よもやレイプ魔の安否についてハラハラしながら読むことになるとは((((;゜Д゜))))
いや、生きてて良かった。
取り返しのつかない負傷もなくて良かった。
受けに犯罪歴付くんじゃないかと本気で冷や冷やしたから。
助けに来たはずの伍代も呆然の有り様。
しかも伍代、酔っぱらい捕獲に伴い負傷。
野々村本人は一切記憶に御座いません( ゚∀゚)・∵ブハッ!!

受け限定で甘い攻めっていいよねっ!
社員旅行で撮った写真とか、笑顔全開の野々村写真大切に持ってるのもツボ。
鹿島さん(野々村の高校の同級生で車の営業)、思い出話だけじゃなく、高校生の時の野々村写真を献上したらババンッと伍代が車お買い上げしてくれるんじゃない?(・∀・)
そんな攻め様が伍代なんですが、言葉遣いがとても気になって仕方なかったです。
野々村への呼びかけは「君(きみ)」だったり、「やめたまえ」って言ったり……上司かっΣ\(゚Д゚;)
あと、何故に付き合う前からサニタリールームにローション完備なんだと問いただしたい。
普通に洗面台に置かれてるとか…。

吉住さんと矢沢さんの2人がとても気になる。
よっぽど追い詰められたのね、セクハラo(*≧□≦)o ダメ〜!!
でも2人の話が気になる。
矢沢さん視点で読んだら多分くっつくまでが辛そうだけども。
(伍代の口ぶりから、王子さまな雰囲気を裏切るような厄介なお相手のようだからくっついてからも大変なのだろうか?(;´・ω・))



あとがきに書かれていたタイトル候補群が秀逸でした。
10個挙げられていたのですが、その中でも印象に残ったというか…本編読み終わった後に見て噴き出しそうになったタイトル3つをご紹介。

『伝説の酔っぱらい』
→本当に恐ろしい所業だΣ(||゚Д゚)ヒィ~!!

『酔っぱらったら覚悟しろ』
→緊急避難速報流さんとなヾ(・ω・`;))ノ三ヾ((;´・ω・)ノ

『暴れないでくれ』
→伍代の切実な願いが込められてそうな…いや伍代以外の人間も含まれるかwww

2

よっぱらい

「ヤらせろ」(受
「やめなさい」(攻
この攻防が毎度楽しい本作であります。

極度にアルコールに弱い受。
酔うと暴走、キス魔へ転身してしまう。
出会いがしらは好きではなかった攻に対して、うっかり恋心。
酔ったふりしてなんとか身体だけでも!と奮起する様がかわいらしい。

酔っているからこその暴挙。
しかし、酔っ払った相手、しかも翌朝おぼえてないんじゃ・・と抵抗を見せる攻。
あれ?これって攻も・・と思いつつな
すれ違いが美味しいお話なのであります。
コミカルで楽しく読ませていただきました。
ただ読後なにか物足りないのはなんでだろう。。

3

酔っぱらったフリ・・・が・・・

続編「酔っぱらってもお前だけ」を先に読みました。その時、こんなに酒乱な野々村と伍代が両思いになるまではどんなんだろう?と思ったものですが…。

この作品は、酔っぱらったフリをしているだけが結構長く、本性を発揮するのは終盤で遠藤を殺しかけたくらでした。そうか、伍代はこれから徐々に野々村の酒乱に慣れていったのか…と納得でした。

終盤、伍代に抱かれて涙をこぼす野々村のイラストがあるのですが、そこは笑顔が良かったです。遠藤に襲われかけてる場面で、酔って微笑んでいるイラストはあるのに。残念。

会話もテンポよく、コミカルで面白い作品です。癖のあるキャラはいても、悪人はいないので楽しく読めます。下戸の方にもお勧めの作品です!

3

酔っぱらいの迫り方

少し前の作品なのですが、
ジキルさんの絵を見つけ、惹かれ購入しました。

酒に弱く、すぐ酔っ払ってしまい、
しかも、その酔い方が半端なく迷惑な野々村ですが、
同期でデキる男である伍代にことが好きである。
でも、ノンケの伍代に面と向かって好きなんて言えないし、
でも、打算的な女子が伍代に迫ってくるのも許せない。
で、酔ったことを理由に、伍代に迫ります。
野々村は、自分が酒に弱すぎることを理解しているので、
あぶない手前で、酔っ払った振りをすることができます。
そして、野々村は、酔ったら記憶を無くす振りをしているので、
伍代は、野々村が迫ってきたことを覚えているとは思っていません。

そこが、面白いところです。
野々村の健気な様と本気で酔っ払ったときの暴れっぷりに好ご期待です

2

責任を取ってホモになれ

↑このタイトル、好きなんですが(あとがきより)。
ただ、書店で買うときの勇気が三倍は必要になりますが。

酔ったふりして好きな男に抱きついてキスをして「好き好き」言って…
ものすごくアホアホで滑稽なのに、ものすごく健気。
そんな受けのお話です。
樹生かなめさんらしく、全編にわたって独特のコミカルさと独特の空気感のある作品でした。

攻め様はクールというより冷血人間っていう雰囲気の男です。まるで感情がないかのような態度で、酔っぱらった受けの面倒を見ている。キスされても抱きつかれても淡々とふるまう。
こんな攻め様だからこそ、隠れた気持ちを知ったときに萌えました。
どんだけ耐えてたんだよーこのこのぅ!みたいな。
いきなり七回って!ちょ、おま、どんだけ野獣…!みたいな。

職場の雰囲気も良かったですね。
なにげに吉住×矢沢が気になります。

1

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