オープン・セサミ

open sesame

オープン・セサミ
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
7
評価数
3件
平均
2.7 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥514(税抜)  ¥555(税込)
ISBN
9784199000560

あらすじ

芸能プロで働く拓磨は、自分で育てた新進俳優の由貴に密かな想いを寄せていた。
だがある晩、信頼しきって甘えてくる由貴に、思いがけず告白された拓磨は、マネージャーという立場上、彼を優しく拒絶してしまう。
それ以来、由貴の様子が一変!?ふとした拍子に、性格が別人のように入れ替わってしまうのだ。
まるで、彼の中に他の誰かがいるように…。
衝撃のバックステージ・ラブ。

表題作オープン・セサミ

庚拓磨(かのえたくま) 由貴マネージャー
香住由貴(かすみよしたか) 芸能人

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数2

多重人格者に翻弄される

おもしろくないというわけでなく、シリーズものの一冊目にあたるお話らしいので、まだここはストーリーのさわりにあたる部分なのかなあと、いう意味てで中立です。
実際、ページ数の割にお話の進行が遅い気がして、本格的に恋愛部分が動き出すのは次巻以降なのかな?という印象でした。

テーマが面白くて出だしがよかっただだけに、何だか登場人物紹介に一冊を費やしたような気がして物足りない。

主人公の拓磨は、兄が社長の芸能事務所の副社長ですが、自らがスカウトした俳優・由貴に恋してしまったことからしばらく海外へ。戻ってくると由貴の様子がおかしくなっており、お目付け役として傍にいるよう言い付けられます。
大人しく控えめな性格の由貴が急に暴れたり子供のようになったり・・・。

病院で多重人格と診断された由貴の中には四人の人格が住んでおり、拓磨は彼(彼女)らと話をするうちに、彼らが何故生まれたのか、由貴の中に封印されている過去の記憶を知ることになります。

由貴とは最初から互いを思ってるんだけど、四人のことがあってなかなか進展しない感じですね。
この四人が入れ代わり立ち代わり出てきてはドタバ続きタを繰り返し、なんだかそれで終わってしまった感じが。
由貴の忘れようとしていた過去が暴かれ、四人を認める辺りまでで終わっています。

次回からはこの四人の人格のリーダー格である佳樹と由貴本人を挟んでの三角関係になっていくそうです。・・・自分と三角関係か、それって読み手はどちらを応援すればよいのか…。
由貴は健気でいじらしいけど、由貴を守ろうと何もかも背負ってきた佳樹にも拓磨は愛情が湧いていくのではないでしょうか。

お話としては、この巻だけではそこまで展開がなく、多重人格という設定も深くてミステリアスというよりはドタバタしたわかりやすい作風でした。

ですが、多重人格って、ドラマCDで聴いたら楽しそうですね!ドラマCDは滅多に聴かないのですが、聴いてみたくなりました。

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BL版ビリー・ミリガン、多重人格のリーダー格が切な過ぎる。

ドラマCDの三木さんを聴いて、いつか手にしたいと思ってました。
【24人のビリーミリガン】や【MURDERS WHO'S WHO】等を読んで、○○性人格障害に興味があったのと、作者が調べられた精神科領域の知識を聞きかじりたかったので。

芸能事務所とBLと人格障害、上手く練られているなぁ~と感心しました。
CDの三木さんより、原作の由貴は線が細く抑え気味で、どちらかと言うと佳樹(よしき・由貴の人格の1人)より拓磨視点です。

拓磨自身がスカウトして育ててきた由貴を、拓磨は好きになってしまう。
仕事仲間以上に見てしまう自分が怖くなり、仕事を休んで単身渡米していたが、半年後急に、兄であり社長である「寿磨(ひさま)」に呼び戻される。
マジメな由貴の、人が変わったかの様な奇異な行動が目立ってきたと。
後ろめたい気持ちを持ちながら、由貴のマネージャーとして復帰した拓磨は、しばしば現れる全く違う由貴を目の当たりにする。
「多重人格」拓磨はつぶやき、確信するのだった・・・!

多重人格って時間が経つほど細分化して増員するらしいです。
本文には、250人以上の人格があったと書続きかれていました。
ここでは5人と少なめですが、だから1人1人がはっきりしていて分かり易いです。
それに元の人格の体質とも違ってくる事もしっかりあって、由貴は両目1・5なのに佳樹は目が悪い、由貴は飲酒喫煙はしないのに、牙やユキはしています。
アレルゲンやバイタルも各人格ごとに違うらしいし、人の心と体の奥深さや不思議を思い知った感じです。

由貴が、自分を清廉でいられる為の作り上げられた人格達。
それぞれが存在する理由が悲しいです!
特に佳樹は、全人格を把握できるからこその、無痛覚であって「耐える役」を負わされて、もう1つの役割はとても辛過ぎる!
ギューと締め付けられて息が苦しくなる程でした!
(ここ、泣けたら嬉しかったのに・・・)

この巻では、由貴が過去をしっかり受け止めるまで。
他の人格がパタッと消えた訳ではないけれど、拓磨も由貴も、無理に抑えた恋心を解き放って“小康状態”まで浮上v
次巻以降の、拓磨×由貴の蜜月、寿磨×朱門(しゅもん・精神科医)の始まりが楽しみです♪

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