衝撃の官僚ハードロマンス、第2弾!

疵 スキャンダル 2

疵 スキャンダル 2
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神4
  • 萌×24
  • 萌4
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
48
評価数
12件
平均
4 / 5
神率
33.3%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
シリーズ
B-PRINCE文庫(小説・アスキー・メディアワークス)
発売日
価格
¥640(税抜)  ¥691(税込)
ISBN
9784048687591

あらすじ

大蔵省の高級官僚(キャリア)である桐原は順調に出世の道を進んでいたにも関わらず、思いもかけない挫折で、心身ともに立ち直れないところまできていた。そんな彼を偶然救ったのが同期でライバルの司馬。請われるままに桐原を抱き、ライバルである彼の弱みを握ったつもりだったが、いつの間にか彼の見せる脆さ、危うさに囚われていき……。
 90年代の官僚たちをとりまく欲望と愛――。書き下ろしを加えて第2弾、登場!!
(出版社より)

表題作疵 スキャンダル 2

大蔵省主計局のエリート 司馬彰典・32歳
同期で出世の為婿養子になる 桐原晃司・32歳

その他の収録作品

  • いばらの冠
  • 水族館の午後
  • 水底の想い
  • あとがき

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レビュー投稿数4

受けの鈍さにイラっ

疵スキャンダルシリーズ2作目。

嫁が不倫相手の子供を妊娠し家庭に居場所がなくなった桐原は、司馬に保証人になってもらい逃避部屋を借ります。
司馬まで合鍵を使って頻繁に通っているのですが、大蔵省のキャリア官僚が1Kの部屋で1枚の布団に寄り添って寝ている姿を想像すると笑ってしまいます。

そんな中、官房副長官秘書職の候補に自分と司馬が挙がっていることをしった桐原は、篠田に頼んで秘書職を勝ち取ります。
その事実に怒っている司馬に対して、なんで怒っているのかわからない鈍感な桐原の態度に若干イラつきました。
散々すがっておいて、この鈍感さは…。
しかも構ってもらえない辛さから余計に疲弊しちゃう弱さにも苦笑するしかありませんでした。

そんな桐原をほっとけない司馬の大らかさで続いている二人ですね。
これはこれで面白いです。

0

二人の関係は。。。

どんどん追い詰められる桐原。線が細いながらも色気があり男好きする彼は、政財界の大物に気に入られてしまう。

それを知りながらも受け止めようとする司馬。しかし、仕事上の軋轢が絡んだとたん、二人の関係はこじれてしまう。

どうなるのか、今後の二人は。。

司馬の悪友、有馬がいい味です。とんでもなく洒落者で頭も切れる有馬、司馬の桐原に対する心の動きに気づき、図らずも後押しするような役どころ。

また、桐原の妻が出産した不義の子、司馬の実の子との関係がよい対称として描かれます。

他人、いや自分の心の動きに鈍感な桐原。そんな彼が司馬に甘えるのは、読み手としてはとてもかわいく映ります。
一方、司馬も、自分の心情には疎いのかもしれません。

0

体をうって出世するとは!

BLの世界なればこそ、体をうって出世するのは男性なんですね。

1巻でお互いに大人のお付き合いを始めた2人でしたが、
受け君は出世のために、自分の体を売るという暴挙に!

読んだ人にはわかるのですが、断れない状況だったし、
これで出世の道も閉ざされたら、もはや受け君は生きていけないよね、
という、悲しい環境なんですよね。
でも、好きでもない相手の足にすがりつくさまは、
かなり衝撃レベルが高かったです。

しかも、攻めは攻めで出し抜かれた!と怒り狂って受け君はやつれまくり。。。
孤独で4巻行く前に受け君が死んでしまうのではと、せつなくて胸が苦しくなりました(汗)

どんな関係に収まれば、彼らが幸せになれるのか……4巻まで読み続けなきゃ!

2

出世欲は男に唯一残されたプライド

まだこれでもかと、桐原のバカさ加減に代わりに叫んでやりたい気分にさせられる第二巻です!

己の出世の為、身分違いの結婚をし、子種がないと分かった時に妻の妊娠が発覚、義父に有力政治家に手駒として男娼のような形で差し出され、それでもまだ出世をあきらめない桐原。
妻に裏切られながらも離婚できない桐原にとって、出世だけが彼に唯一残されたプライド・・・
それって余りに悲しすぎます。
すっかり不能になり、不眠になってしまった桐原が唯一男性として快感を得て、ぐっすり眠れることができるのが、司馬への躰の依存。
司馬は、ライバルである桐原が弱り、自分に救いを求めることに優越感を抱くので桐原を抱いたようですが、そんな関係も、司馬にだけ見せる仕事とは違う抜け殻のような桐原の姿のギャップに気にかかるようになる。
でも、まだ愛とか恋とか、全然そんなんじゃない。
はっきり書かれてはないけれど、ライバルだからこそ、立ち直って欲しいと思っているとは思うのです。
桐原に残されたものは出世だけ、身体を使って政治家に官房副長官秘書職を頼みこみ、司馬を出しぬく時、司馬は其れを知って激しく怒るが、桐原は罪の意続き識を感じてしまう。
最初、司馬は冷たい人という印象があったのですが、桐原の方が数倍も、いやそれ以上に壊れた人だ!!
自分の事しか考えてない。
こんな利己的な奴なんだけど、仕事は優秀であるから司馬はどうしても意識してしまう。
弱みを握ったつもりが、つい面倒をみてしまう。
司馬がつくづくイイ奴すぎると思ってしまうのですよ。

この巻の中で、妻が出産します。
全く家から疎外されている桐原は他人事と思い何の愛着も持てないのに、司馬が離婚した妻が引き取っている子供と会う時に付き合い、その子供についてはとても優しさと、子供への愛おしさを見せる。
何のしがらみもない子供だから、純粋にかわいいと思えるのだろうが、やはりここでも、”自分の子供”という部分に、子種がない躰だけに執着を感じるのです。
恐ろしく怖いダークマターを持った男だ、桐原は・・・

ちょいバブリーで、月日がガンガン進んでいくお話だけに、とても面白い、映画とかドラマを見ている感覚で読めます。
桐原よ、プライドを捨てて、女になり下がれ!と、S発動してしまうのでしたww

2

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