愛とは言えない (2)

ai towa ienai

愛とは言えない (2)
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神7
  • 萌×29
  • 萌8
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
95
評価数
24件
平均
4 / 5
神率
29.2%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
リブレ
シリーズ
ビーボーイノベルズ(小説・リブレ)
発売日
価格
¥850(税抜)  ¥918(税込)
ISBN
9784862638885

あらすじ

――猫の次でいいから、俺を好きになれよ。
身体だけはつないだものの、とても恋人同士とは呼べない橘高とサガン。橘高からの熱烈アプローチが日々続くが、頑なに愛を拒むサガンには、まだなにか理由が?
避けようとするほど橘高との距離が近づき、意識しないではいられないサガンだが……。
孤独を癒し、ただ抱き合えればいいだけなのに――大人なぶんだけ素直になれない恋愛。心に届く珠玉のコラボ作vol.2!
(出版社より)

【榎田尤利先生(やきのりちゃん?)コメント】
2巻目は大人の恋がじれじれv
サガンしゃんときったかの学生時代の話もあるにょ!

表題作愛とは言えない (2)

飲食店プロディース会社の社長 橘高義美・37歳
大学の心理学准教授 目雅彦・35歳

同時収録作品愛とは言えない (2)

名嘉真淳平・英の居候でカフェウェイター・22歳
津森英・生真面目だが思わぬ強さも持つ会社員・27歳

その他の収録作品

  • past days

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レビュー投稿数8

美味しいカレーの作り方、淳平編(笑)

前巻は主にサガンが過去と向き合う事件が起きましたが、
今回は橘高に試練が訪れます。

元妻の双葉の裏切りを知ってもなお、頑なに恋愛を拒み続けるサガンに、
橘高は「恋人と認めてくれるまで、キス以上はしない」と本気をアピールします。
それが気に障って拗ねてしまったサガン。
なんかサガン、すごくカワイイです(笑)
もうとっくに橘高に堕ちちゃってるんじゃない?と思うんですが・・・
そして口論になり、つい、橘高の地雷である父親の事を口にしてしまいます。
後悔したサガンですが、謝るきっかけが掴めないまま、橘高の父の訃報が入ります。

父親の訴えていた頭痛に、何の対応もしなかった自分を責め、
揚句、父親の死は自分の責任だと悩む橘高。
この、「もし~してたら」という後悔は、よくある事でしょう。
傍から見ると橘高の父親の件も、「あなたに責任はない」って思いますが、
当事者はそう簡単には割り切れないのも仕方ないですよね。

橘高はとうとう父の声の幻聴や悪夢まで見るようになり、
救いを英に求め、二人で食事に出かけます。
それを知らずに、橘高を励まそうと淳平に教わって頑張続きってカレーを作るサガン。
このカレーがとにかく美味しそう!淳平って本当に料理上手!
読みながらものすごくカレーが食べたくなって、
その日の我が家の夕食メニューもカレーになりました(笑)

結局、英と会っていた橘高はカレーを食べれませんでしたが、
サガンがその件を橘高に隠しておきたかった事を、
赤くなったサガンの顔を見て、橘高は気付きます。
そして、改めて橘高はサガンを愛おしく思うのです・・・

本当にじれったい二人ですが、なんか不器用すぎて愛しいです(笑)
サガンも、早く本当の意味で過去と決別出来たらいいですね。
今後の二人の恋愛の展開が楽しみです!


『past days』は、そんな二人の過去編。
これ、良かったです!本編以上に引き込まれました(笑)
現在の二人の関係が、より深く理解できますよ~

2

2巻です。
前回は、二人の出会いから、サガンの重石。
再会から~に至る部分を描かれていましたが、今回からはようやく少しずつ恋の歯車も回り出したという感じがすごくしましたね。
なによりも、やきのりと戯れるサガンの可愛いこと

なんなのこの子(*´Д`*)ポポンッ
前回そんなに心揺さぶられることなかったんですが、饒舌なサガン氏
可愛すぎて死ねる。
やきのりチャンにたいしてのあのおしゃべり感が好きです。
橘高さんにしてもそう。
サガンに夢中っぷりがはためで分かりすぎて可愛い。
榎田さんの描かれるキャラクターってどうしてこうも萌えるのよ!
って気持ちを思い出しました。
自分なら、サガンを甘やかしてやる。イヤというほど甘やかしてやる
そんでまた、自分も甘やかされたい。
猫と同じように、猫よりも。
自分を見て欲しいという橘高さん・・・顔に似合わず可愛いんだ!
夢中が故のすれ違い。
これの掛け合いも絶妙でした。
口がわるくて冷たい印象のサガンの印象が変わり始めたのもやっぱり2巻でした。
ちゃんと、言いすぎたことを悔いていて
橘高のためにカレーを作って食べ続きさせようと奮闘してみたり
亡くなった橘高の父のことで落ち込んでいるであろう橘高を心配してみたり
やきのりを挟んでの橘高との会話であったり。

二度と恋愛はしないと誓った心が
自分の意思とは反面、少しずつ惹かれている気持ちが伝わって
キュンとする場面も多々ありました。
正直、1巻はさほどでもなかったのですが、2巻にはいりぐっと作品に引き込まれてしまいました。やばい、これは最後が待ちきれない予感

ここでの評価ってわりと1の方が良いのかな~という印象なのですが
いかがなものでしょう。
とにもかくにも3巻を読み始めたいと思います。

1

このじりじりが……大好きだ

前回の事件でなんとか身体をつなぐ関係になった2人だが、まだまだ恋人同士への道のりは遠そうだ。
相変わらず素っ気ないサガンに熱烈なアプローチを続ける橘高は、身体だけの関係でいいというサガンにお互いが本気になるまでキス以上はしないと宣言するが……
今度はそんな橘高に試練がせまって……

2人の関係は、あいかわらずじりじりのじれじれです。
このもどかしい距離感とすれ違いがたまらない。

遊び人だった橘高はかなり本気になってきたようだし、サガンも憎からず思っていることは確かで。
お詫びとはいえ橘高のためにサガンがカレーを作るエピソードは本当にほほえましい。
このツンデレめ!!

色んなところでサガンの恩師、ヨーダ先生がいい味を出しておられました。
榎田さんの書く脇キャラが大好きなんです。
フォースのために!

同時収録の2人の出会い編の短編。
ものすごく殺伐としていてびっくりしました。
遊び人×悪女(?!)
大人になった二人にはぜひとも優しい関係を築いて欲しいものです。

次は旅行に行くのかなー。

0

ゆっくりと恋をする二人

前巻より二人の気持ちは近くなっているというか、サガンが少しずつ橘高に対しての気持ちに気付いていく感じです。
サガンの心の重しが取れた部分から始まります、今回は橘高の心に重しが乗っかる番でした・・
淳平と英も二人に絡んできて、橘高・サガンそれぞれの想いが変化していくのがゆっくりと描かれています。
良いスパイスになってる感じですねw(淳&英)

やきのりちゃんと呼ぶサガン、カレー作ったのがバレて真っ赤になるサガンきゅんとキました!
橘高も獲物と言っていた割に、もうサガンに夢中なのが伝わってきて
次巻がとても待ち遠しいです。早く落とし穴に嵌った自分を認めなさい!

榎田先生の作品を読むのが初だったのですが、文章が凄いスラっと入ってきて、とても読みやすい。
これから榎田ワールド、嵌ってみたいと思います。

0

じりじり~~

じれったいなぁ。
ゆっくりだなぁ。
おだやかぁ~~。

という感じ。でも、不思議と焦る気にならないです;
物語の進行度は、私的には一歩進んで(前作)一歩下がる(本作)のような感じでした。
一歩下がるというのは、恋愛の進捗度というよりは、二人の立ち位置というか・・・曖昧度? のようなものが・・・・・・。
曖昧なのが、より曖昧になったような気がします。

でも、そんなじりじりとした恋がなんだか不思議と心癒してくれます。
(やきのりちゃん効果なのか?)

こういう恋もいいなぁ。なんだか曖昧だけと、人間味があって。
ゆっくり、ゆったり、じれったく愛していけばいいよ。
次ぎがたのしみだ♪

0

失ってから気付くモノ

今回は都内にいくつも飲食店を持つ実業家と
執筆活動もする大学の心理学准教授のお話です。

攻様事情を絡めて
少しづつ近付く2人の様子を綴った本編と
2人の出会い編を収録。

ゲイだと言う事を告白できずに
ある女性と結婚した受様。

耐えきれずに妻に告白しようとした夜、
交通事故で妻が急死した為に
深い後悔に苛まれ続けていましたが

妻の弟の脅迫めいた行動で
怪我を追った事をきっかけに
攻様に過去を知られてしまいます。

受様に同情するでもなく
あるがままに受け止めてくれた上
自分と恋愛をしようという攻様を
受様は前ほどには
軽くいなす事ができなくなってしまいます。

すこしづつですが
攻様に気持ちが傾きつつあっても
女関係の激しい攻様を疑う気持ちばかりが
先に立ってしまった受様は

受様を信頼して愚痴を漏らしていた攻様に
つい父親との確執を突く様な発言をして
攻様を怒らせてしまいます。

攻様は自身の失敗すら
笑って話題にする程タフな男ですが、
父親が上司という環境におり
公私でなく監督され続けてた結果、
父親に続き関する事は地雷と化していたのです。

すぐに言い過ぎたと後悔した受様ですが
どうしても謝る事が出来ません。

それでもあるきっかけで
受様の逡巡を感じ取った攻様は
自然に和解したようになりますが、

攻様の父が急死した事から
攻様は公私ともに多忙を極め
2人の時間を持つ事ができなくなります。

そんな時、攻様は
父との喧嘩の原因となった会話が原因で
不眠に悩まされますが、

父との関係から自身の恋愛観に
自信が持てなくなっていた攻様は
前のように受様に
慰めを求める事ができなくて…

『愛とは言えない1』の続編♪
前作で少し縮まった2人の関係が
攻様事情を主軸にして描かれています。

攻様が不仲だった父の死を通して
自分の言動を振り返り
受様との関係を改めて見つめ直す
って感じですね。

繊細でもろい一面を持つゆえに
複雑な内面を抱える受様は
過去に捕らわれ続けていましたが

見るからに自信家な攻様は
過去よりも未来を見るタイプなので
どんな展開になるのかと思っていましたが

なんかとっても良い所で
続くになっちゃってて残念!!

攻様はやればできる子(笑)なので
何でも難なくこなしてきた面も有りますが
父に負けたくないと言う反骨精神をバネに
何事にも向かってきた人だと思います。

家族に顧みられなかった事は
無自覚でも攻様の心に淋しさを植え付け
次々と恋をする事でソレを
振り払おうとしてきたのでは?

もしかしなくても
攻様の方が打たれ弱いのかもな様相が
見えてきた本作カプ。
それぞれが恋を自覚したら
初恋風味の手詰まりになりそうな予感♪

本作には1巻でも意味深に語られていた
2人が出会ったきっかけ編も収録されています。

攻様が昔を回想する度に
受様は徹底してつれないのに、
楽しんでいる様に見える攻様の言動の端々に
受様への本気の芽が見え隠れして
ニマニマ笑いが止まらないぞ♪

『恋とは呼べない』カプも
それぞれがらしい形で本作カプに関わっていて
コミックス2巻もとっても楽しみです。

雑誌派じゃないのですが
本屋さんで立ち読みしたくなっちゃいます(笑)

今回は本作同様、意地っ張りな受様のお話で、
成宮ゆりさんの『意地悪く愛してよ』はいかが?

1

頑固で不器用な男はあろうことが間も悪かったっ!

サガンは前回でなんとなく過去に整理を付けることが出来たのかな?
彼にとっては「過去の出来事」とスッキリ忘れるなんてことは出来ないんだろうけど、それでもちゃんと「今」に目を向けられるくらいには、心に余裕が出来たかな?
とか思ってたんですがっ!ですがっ!!!

まあ確かに、余裕は出来たんでしょうよ!
橘高のことが特別だってこともちゃんと認めましたとも!
ただし、自分の心の中でねっ!!!

わ~もうっ!
もう良いじゃんっ!!!付き合っちゃえYO!
つうか、頭の良い大人同士って、お互いに屁理屈こねくりまわしちゃってちっとも前に進まないんですけどっ!!!

橘高の言い分:
心も欲しいからそれまではキス以上しない!
サガンの言い分:
もう誰も愛さないって決めたんだもん。セックスしないんだったらキスもなし。だってキスしたらその先もしたくなっちゃうんだもん。

だからっ!付き合っちゃえってばっ!!!


とまあ、それはそれとして、ともかくサガンは前回の一山を超えて、ちょっと素直にはなりましたよね。
少なくとも自分の心には。
橘高が心配だから好きだと言っていた続きカレーを作ってあげようだなんて、1巻のサガンには欠片もなかった発想だと思うんですよ!
ただ…、残念なことに、残念な結果でしたが(笑)
この辺の間の悪さも、なんか一筋縄ではいかない橘高とサガンの道の険しさを象徴しているようで、思わず悪いと思いながらも笑ってしまいました。

橘高は、今回ちょっとヘビーな体験をします。
1巻ではサガンの重い過去が明らかになりましたが、私だったらこの橘高の体験の方がツライな。
私なら一生心が引きずるような出来事で、これはちょっともう、ずっと抱えて生きる覚悟をするしかないな…と思うところです。
そんなときに、サガンが傍に居てあげられると良いんだけどな……。
何故か傍にいたのは英ちゃん(笑)

もー、ホント!なんなのこの2人っ!
君たちとっとと付き合っちゃえってばっ!!!

それにしても、なんだろう。
英ちゃんには、やきのりちゃんと同じくらいの癒しパワーがありますねっ!
英ちゃんが橘高とのお出かけするのを、淳平がちゃんと前もって知っていることに、ひっそりこっそり萌えました♪

1

ゆっくり丁寧に進む大人組

1巻は眠るサガンを見守る橘高でしたが、今回の表紙は居眠りする橘高を見つめるサガン。
この表紙が表わすように、橘高が自分を見つめ直すお話だったかな?と思います。
描き下ろしで学生時代の出会い編があるので、それでどんな出会い方をしたのかそれがよくわかり、この物語を補足してくれています。

1巻でサガンの囚われている事柄が判明して、少しは彼にとって新たに踏み出すきっかけになったのかな?とも思ったのですがどうにも足踏み状態のようではあります。
身体は橘高を求めたけど、きちんと好きになって欲しいからと橘高に拒否されて拗ねるのは一体どういう気持ちだったのか?
橘高に確執はあれど父親が亡くなり、それに対して何もしなかった自分を責めている時自分に何ができることがるか、考え直そう、素直に謝ろうと考えるサガンに、少し気持ちの前進を見た気がしました。
しかし、その後またすれ違ってしまいますがw

この橘高が、きちんとサガンと向き合おうとした時に自分がまともな恋愛をしてこなかったと振り返る場面、サガンが目下一番のお気に入りなのは確かだが、一番愛する人かというとそうではない。
橘高にも不仲だ続きった両親の関係が無意識のトラウマになっているようで、きちんと向き合った恋愛でできなかったという事が判明した事で、孤独な人だった、愛に飢えていた人だったということが何となく感じられます。
今回、橘高の父の死という出来事で一体どうしたい自分がいるのか、橘高に自覚させる出来事になったのかな?とも思います。
しかし、考える余り電話に出ないサガンの代わりに癒しを求めたのは津森(英ちゃん)サガンへの遠慮がもどかしかった~!
いつもなら、電話にでなくてもきっと押しかけていたと思うのです。
だから橘高の気持ちの変化を感じられたのですよね。
橘高の為作ったのに、食べさせられなかったカレー。
それがどれだけ、二人の気持ちを近づけていくのだろう?
大人だけど、ストンと恋に堕ちてしまう時がふたりに来るのでしょうか?
それとも、大人だけに居心地の良さが優先される関係になるのでしょうか?
中々進展しなくて、じれったく思うのか?とも思いますがそうでなくて、大人の恋愛をある意味リアルに等身大で表現してくれているなと思いました。
なまじっか、そういう自分のスタンスで何年も人生生きてきたわけですから一朝一夕には変えられない、それはじわじわとゆっくりで当然でしょう。
尻ごみして足踏みするのも、もういちど最初に戻るのも、必要だからそうなる、大人だから慎重になる。
それを感じさせてくれました。

橘高が飲食系の仕事をしているだけに、食事のシーンがふんだんに出てきます。
それは、色々に使えるいい小道具な役割を果たしていますね。
口絵の、ピンクのケープを着て、自慢げにお散歩するやきのりちゃん~♪♪
ヒモう○ち事件も含め、今回も癒しの役割満点でした。

二人の出会い編、それぞれの過去の恋愛スタンスが読めるのですが、やはりサガンがミステリアスです!
彼が本音をさらけ出して泣いてわめいて激情をあらわにする姿が見てみたいです!!

1

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