神とペン

神とペン
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
32
評価数
9件
平均
3.7 / 5
神率
22.2%
著者
 
作画
 
媒体
コミック
出版社
ブライト出版
シリーズ
F-Book Comics(コミック・ブライト出版)
発売日
価格
¥638(税抜)  ¥689(税込)
ISBN
9784861234743

あらすじ

自他共に認めるダメ人間・岸幹雄。雨から雪に変わる直前のある夜、幹雄はセーラー服を着た謎の男を拾う。「天国から来た」と言い張る男を不審に思いながらも、男の無防備で危うい魅力に惹かれてゆく。いつか来るであろう別れを知りながらもーー
他、地方の山奥に住む兄弟の陰鬱で不可思議な絆を描くダークモダン。コンプレックスを抱く学生達の愛と友情とその他モロモロの物語、など。描き下ろしを含め、柳沢ゆきおワールドがミラクル全開パワーの初コミックス!! 個性派作家、ついにデビュー!!
(出版社より)

表題作神とペン

ダメ人間なマンガ家 岸幹雄
拾われた女装男 神

その他の収録作品

  • まつりのあと
  • せめて美しい言葉を
  • さすらうよるのながくへラララ
  • プリーズタッチヒアトゥオープン
  • 四次元ラバーズ
  • 描き下ろし

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レビュー投稿数4

神様に

最後のお願い、1つだけ叶えてもらえるなら、

「帰るなよ、おねがいだから・・・」

表題作は、ゴミ捨て場で拾ったセーラー服を着た神様と暮らすホモのエロマンガ家のお話。
終始一貫して饒舌な位に描き込まれた絵、
神様が天国を指さす上を「2階?」って返すギャグのセンス、
悪くない。
エチのシーンも、顔にかかった精液とかなかなかエロいし、体つきも好み。
でも、全体に、劇画風の目の小さいリアルな顔立ちとか、細部までリアルな背景とかが微妙な感じで好みじゃない。
この、微妙に好みじゃないっていうのが、感想書くのには一番厄介なのよね。

2

「人間臭さとはこのことを」


鬱。
というわけではないのですが人によっては見ていると何か胸の真ん中がギュンギュンと痛みだしてしまうかも知れません。
一度読んだだけでは分からない。二度も三度も読み返すうちにやっと内容が分かってきます。そしてようやく登場人物や物語と向き合えます。


非常に現実的であり、かつ忠実にその臭い人間模様を描き出しています。

これはBLの中の単なる『物語』では終わらない自分の側で擦れ違っているのではないかという錯覚を起こす作品です。


大人な方にお勧めいたします。

2

確かに味わい深い

正直、評価については迷いました。
読む人によっては迷わず「しゅみじゃない」と
断ずるのでは無いかとも愚考します。
例えば評者が表題作を評するとしたら
こうなります。

『JUNEの振りをしたガロの末裔』

斯様に評価に苦しみます。

しかし、読み進めて行くと気付かされるの
です。
不条理コメディの振りをした語り口の中に
含まれる鋭い氷の破片に。
コメディが幕を閉じても氷が溶けたか
どうかは明言されません。
ただ余韻と波紋が残っているだけです。

大JUNEの復刊があり得るなら、是非に
執筆して戴きたいと思う次第です。

3

派手さはないが、味わい深いのでじっくりと味わいたい

表紙デザインとカラーがすごく目を惹いて断然期待させる単行本。
OnBLUEの雑誌上ではバレエダンサーの話を連載されていて、正直あれは余り好きじゃなかったんですが、これはどれも日本の普通の人々の日常が描かれており、親近感がある。
そして何より、繰り返して読むよほどに味わいが深くなるという、手放せなくなる作品な感じがする。

表題はたまたまゴミ捨て場にセーラー服姿の男子が落ちているのを拾ったマンガ家の岸が、助けてあげたお礼だからいいよねーと言いながらその男子にエロを仕掛けていただいてしまう、、、という始まり。
ところが、この男子自分は天からやってきた神様だという。
何かできるわけでもなく、人間界の事を全て知っているわけでもなく、万能のイメージなのに全然そうでない神。
別に神である必要もないのだけど、彼等にいつの間にか育った離れがたい気持ちというのが、不思議とあったかい。

『まつりのあと』では兄弟が。
『せめて美しい言葉』では元ノンケの恋人に嫉妬するちょっと卑屈なゲイの恋人
『さすらう夜のラララ』では元同級生との再会なのだが、これは実は!な事があり涙が・・・

続きの本の中で表題と共に印象に残ったのが、『プリーズタッチヒアトぅオープン』
血の繋がりのない父親に遠慮して(?)三者面談をかたくなに拒む中学三年の武田の父親は実はゲイでタレントだ。
武田の担任の日向先生を通して、この父と息子の姿を描くお話は、ラストのオチが最大に生きていて実に面白い。
実はこの武田が大学生になって登場する『四次元ラバース』で父親のキャラ弁と先生の真っ黒なお弁当、そして先生ラブの武田の姿が登場して思わずwwwと思ってしまうのだが、描き下ろしを読むに、先生はひょっとしてこの二人を手玉にとっているのだろうか?とその関係が知りたくて仕方ないのですww
また、その『四次元~』ではゲイであることを隠そうともしない天然キャラの岡田が、韓国人上級生の雪ちゃんに一目ぼれして猛烈アタックをする話なのであるが、この雪ちゃんはオタクであると言う設定。
彼がラストで岡田に「サチャウォン」と囁くのだが、これは韓国でおかしな人を「四次元」と呼ぶのだそうで、それの事ですねww
いわゆる、、、宇宙人とか妖精さんとか??(爆!)
周囲から蔑まれようが、一途な岡田が痛いんだけど好感が持てます。

ぱっと見、激しい萌えをもよおすシチュとか目を惹く派手さはないんだけど、じわじわ~と寝食してくるような味わいは最近の流れの青年誌に近いマンガの作風かもしれません。
受けちゃんが、ボーイッシュな女子みたいな描かれ方をしているので解りやすいのですが、どの作品も何だか皆キャラの髪型が似ているというのはわかりづらいかも。
体の描写、イチモツ描写は注目です!

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