素直になるってムズカシイ…

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作恋する丸メガネ

奥山義克,マイペースな先輩社員
木村智紀,新入社員

同時収録作品知らない両思い

三井邦彦,大学生
良介

同時収録作品そんな王子に迫られて

光武央児
多田司

その他の収録作品

  • 両思いだと知ったけど 前・後編
  • 恋する丸メガネと先輩
  • 相変わらずのお前
  • ほのぼのオフィスラブ
  • カバー下表紙1/恋する丸メガネ関連ラフ
  • カバー下表紙4/両思いシリーズ関連ラフ

あらすじ

社会人1年生のトモは職場の先輩で超絶ニブ男の奥山が大好き。
本当は素直に気持ちを伝えたいのに、ついプリプリした態度を取っては後悔する日々を送っている。
今日こそは……今日こそは好きって言うぞ―!?
純朴メガネっ子のトモと、呑気で頼りない奥山のほのぼのオフィスラブ?
ほか、奥山をライバル視するナルシストな多田の番外編と邦彦&良介の「両想いシリーズ」も収録した待望の2ndコミックス!

作品情報

作品名
恋する丸メガネ
著者
ケビン小峰 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
シリーズ
恋する丸メガネ
発売日
ISBN
9784864420532
3.5

(38)

(6)

萌々

(14)

(14)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
17
得点
129
評価数
38
平均
3.5 / 5
神率
15.8%

レビュー投稿数17

期待以上に笑えました

おもしろい本は声に出して読んじゃう性質なんです。
はい。久しぶりにケタケタ笑いながら
読んじゃってました!
初読みの作家さんでしたが、挑戦して大成功でした!

全編に萌え要素があり、なんというか
人物の性格上のすれ違いなどのかき方が上手いなぁーなんて思いました。
内容の説明は下手くそなので省いちゃいますが、
ギャグじゃないのに、キャラの顔が崩れる崩れるw
リアクションオーバー気味な
丸メガネと多田っこを是非読んでいただきです!

3

恋の地団駄

表題作シリーズ・併録作シリーズ共に
思い過ぎて地団駄を踏む恋の滑稽さが
容赦なく描かれています。
その描写の容赦なさに深い味わいを
感じますね。

作画だけを取ると好みは真っ二つに
分かれると愚考します。
率直に言えばかなりラフな描線です。
本文は表紙のクオリティではなく
帯のクオリティと考えるべきかと。
それを勢いと採って高評価を下すか
描き殴りと採って低評価を下すか。
しかしながら作品は絵だけで成立しないので
そこが難しい所かと。

評者はこの描線を物語の展開に見合った
勢いのあるものと評します。
だからこそ地団駄振りが活きるのだと。

6

ノリの良さに完敗!

初めての作者さんだったのですが、
帯のツンデレ感が気になって購入してしまいました。

特に表題作、おもしろかった。
会社の先輩、奥山のことが好きなトモは、
そうしても、奥山にプリプリした対応をとってしまう。
でも、奥山は鈍いから、ちゃんと好きなことを伝えなければ・・・
と、奥山の同期多田に唆され、何とか告白しようと奮闘します。
でも、根っからの素直じゃない性格。
なかなか告白ができませんが。。。

というドタバタものです。
個人的には、奥山の同期、多田が気になります。
トモと奥山とくっつけようとするのは、善意でもなんでもなく、
自分と女子の人気を二分する奥山を「ホモ」にすることで、
女子の人気を自分のものにしようとする策士なのでした。
でも、多田も、悪い人ではなくて。
色々、掘った穴に埋まってるような感じが最高です(笑)

4

多田っこ

その表題作に出ていた、当て馬…とも言えないような、イケメン?とも言えるかちょっと微妙な、えっと昭和のハンサムみたいな多田さんのスピンオフ「そんな王子に迫られて」
いやいやもうこれ!この作品にすべてを持ってかれました。

デビュー作でもかなり笑わせていただきましたが、今回もニヨニヨするシーンがいっぱいでした。
丸メガネ君がひとりグルグル悩んで、セルフツッコミ入れたりショックを受けたり妄想甚だしくしてるのも可笑しかったけど「そんな王子に迫られて」では、何度吹いたことか。
王子のあまりの素敵さに、女子らが悲鳴あげて窓ガラスがばりーん、多田の雄叫びに木に止まっていた鳩がバササーッだとかが、いちいち面白い。
どんな女性をも一瞬で魅了してしまうってどんだけなイケメンだよと笑ってしまうほどの王子。
そんな王子は、自分を忌み嫌う多田に興味を示し、グイグイとアプローチするわけです。
何言ってもまったく通じない王子にすっかり気に入られてしまった多田の恐怖する姿が気の毒でもあり、ちょっとざまあみろと思えたり。
でもこれよく考えたらボーイズラブではないですよね。ラブ成り立ってないので、当然続きがあるようです。楽しみ!
しかしこんな状態でどうやって多田を落とせるのか。絶対無理そうなんだけども。

ケビンさんは北海道の方なのかな。
車や人が雪道を走る音の表現に、ああこれは雪深いところで暮らしたことがないと出てこない擬音ではないの?と感心しました。
丸メガネのお相手の先輩だけがやけに訛ってるのも不思議でしたが「多田っこ」と呼ぶのがやけに可愛かったです。

4

すすすすす・・・好きですっ!!!

神に近い萌え萌えです!
何故なら、こういうのが大好きだからですっ!!
前作もドジっ子攻めといい、個人的ツボを押すわ押すわ♪
自分的に、ケビン小峰さんは秀良子さんのカテゴリーに入れてますw
絵のちょっとラフな感じとか、切なさは少ないんだけど、全体の雰囲気でしょうか。
こちらの方がコメディ度が高いんですが、何か通じるモノを感じています。

さてさて、特にコレといって特別すごいお話でもないんですよ。
先輩社員の奥山が大好きな新入社員の木村なんですが、素直に好きと言えない♪(社内の皆には、奥山大好きがバレバレw)
とってもイイ男で、明るくて人気がある先輩なのにどこか子供っぽいところか、ほうっておけないところがあって、それについ小言みたいに言ってしまう。
この一人でテンパって、一生懸命頑張ってついおかしな言動をしてしまう木村がとても愉快!
これだけだと、奥山もちょっと呑気で天然な部分があるので、なかなか気持ちが伝わらないんですけど、
社内で奥山と人気を二分する多田が、下心があり二人をくっつけようとアドバイスをしたたり誤解するような事をしたりとかww
なかなにクセものなんですが(笑)
この彼の愉快な話もあとにあって、笑った笑った~!そうか、彼にはそういうwww
さて、無事両思いを認め合った二人のまたまた一人でぐるぐるする木村と、マイペースな奥山のバレンタインのお話は結構甘かったデス♪

そしてそしてーー!!多田のお話がもう爆笑!
なんでも一番でないときがすまない多田が唯一過去負けたのが転校生で王子様と呼ばれた光武央児(おうじw)
彼を嫌い過ぎたために、逆に興味をもたれてしまって、好きにさせてみせる!と宣言されてしまった相手(爆)
そんな彼と同窓会で再会してしまった!
しかもこの王子昔の約束を(勝手に約束してるw)果たしにやってきたのだ♪
多田の受難ともいうべきお話だが、もうこれはあれよあれよと押し倒されるがいい!!
この王子の天然キャラも最強だよwww

前半に載っている大学の同級生同士のお話もおもしろかわいいお話でした♪
最初の始まりはなにげに切ない感じで始まるのです。
いつも部屋に遊びに来る良介くんに片思いしている邦彦。
言えなくてじれて仲間に嫉妬してみたり、一人でヘタレたり、かなりシリアスに進んでるのかな~と思いきや!!
気持ちが通じ合ったあとの話に入るとなんと!!
ヘタレワンコも度を過ぎて、せっかくのエッチも準備に時間がかかり良介くんは寝てしまう始末w
そんなベタ惚れぶりは、嫉妬して独占欲を見せたりと結構面倒くさい奴になってしまって、良介くんを怒らせちゃう、それでまたヘタレて、、、
いいやつなんだけどイマイチ惜しいやつみたいな、そんなキャラが面白いなと思ったら
変身するのにもっと笑った笑った♪♪♪
エッチになだれ込みさえすれば、欲情すれば男前に変身するらしい(爆)
脱いだらスゴイんですを実践する邦彦に、お前はハルクかー!と思わず突っ込んだのは自分ですw

どの話もキャラが立ってるのがいいな~♪
元気になれる本です。
カバー下本体に、キャラの特徴がよく出ていてもう腹痛かったです・・・特に肉彦・・・

3

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP