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表題作 憂鬱な朝3

久世暁人 → 羽多野渉

桂木智之 → 平川大輔

その他キャラ
石崎総一郎[前野智昭]/ 雨宮林三郎[吉田裕秋]/ 石崎総右衛門[金光宣明]/ 桂木高之[宮林康]/ 森山侯爵[岡和男]

あらすじ

若き子爵と家令の恋を紡ぐ、クラシカルロマンドラマCD第3弾!
原作コミックス第4巻の内容を音声ドラマ化して収録!

作品情報

作品名
憂鬱な朝 3
著者
日高ショーコ 
媒体
CD
作品演出・監督
亀山俊樹
音楽
川中ゆかり
脚本
椎名理生
原画・イラスト
日高ショーコ
オリジナル媒体
コミック
メーカー
マリン・エンタテインメント
シリーズ
憂鬱な朝
収録時間
17 分
枚数
1 枚
発売日
JANコード
4996779020218
4.8

(53)

(47)

萌々

(5)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
258
評価数
53
平均
4.8 / 5
神率
88.7%

レビュー投稿数3

激動の感情が強く伝わって来る!

原作既読です。
こちらのドラマCDは「3」ですが、原作コミックスで言う所の「4巻」にあたります。

コミックス4巻と言えば、暁人と桂木が離れ離れになり、暁人が除爵する事に雨宮と奔走。
それを知った友人・石崎が自身の家令と現在なっている桂木に、うっかりそれとなく漏らしてしまう。
居ても立ってもいられなくなった桂木は、感情の意のまま、暁人が今間借りしている所へ向かい――と進む話で、激動の4巻と言っても過言では無い、大事な大事な1冊。
それを、暁人役の羽多野さん、桂木役の平川さんがどのように、ちゃんと余すことなく日高さんの世界観を表現してくれるか楽しみで仕方ありませんでした。


……私、ドラマCDで体を重ねるシーンを聴いて、涙が出そうになったの初めてかもしれません。
兎に角、兎に角切ないんです。
羽多野さんの掠れた声で呼ぶ「かつらぎ」という響きに鳥肌が立ち、平川さんの『泣くほど嬉しいと思う時が来るなんて』という桂木の啜り泣きが何度心を打ち砕いたか…!

平川さん演じる桂木のクールさは健在なのですが、自身が暁人を好きだと言う気持ちにブレーキが効かなくなるサマが、本当に震える程うまく表現されています。

又、今回はそれ以上に暁人役の羽多野さんの表現に心がドクドクしました。

掠れた声は勿論、怒鳴り声、混乱する声、少し優しい声、求める声。
暁人が目の前に居るのかと錯覚するほど、羽多野さんは暁人になっていました。
ずっと平川さん目当てで聴いていたシリーズでしたが、今回は羽多野さんが物凄くて…

これは買って良かった!原作を裏切らない!
脇役の方たちも本当に名演技で、自分もその時代のド真ん中に居るんじゃないかと錯覚させてくれる程です。

私は予約購入だったので、特典トークCDも♪
あの激動のシーンを演じた方々とは思えない程、しょっぱなからテンション高め(笑)
自分だったら、暁人・桂木・石崎の誰の家令になりたいか、とか楽しく聴けました。
又、平川さんが、原作コミックス4巻がそろそろ発売すると聞いて本屋に走り、フライングしたというエピソードも可笑しかった。
「今日持ってきたアレ、自前だからね!」
と羽多野さんに言っていたのが印象的でした。続きが気になって買ったっていうのがいい!

この『憂鬱な朝』のドラマCDは本当に秀逸。
原作を裏切らないし、ドラマCD自体もスバラシイ。音楽もいい!
これは是非オススメします。

16

予約して通販した甲斐がありました!

このシリーズは、原作も雑誌を欠かさず読み、コミックスもドラマCD(こちらは全て予約で)と一通り揃えているお気に入りの作品です。

いよいよ二人の関係がこの巻で進展。前回のドラマCD、『2』を聴いて、おさらいして(笑)から聴きました。

『2』ほどボリューミィではありませんが(2枚組ではないので、当然ですが)、漸く桂木が自身の恋心を自覚して、抑えようにも自制が効かない自分自身に腹を立てるシーンなど、原作の情景が浮かんでくるようで、暁人の一途な思いが報われた感満載の、満足できる作品でした。

平川さんの桂木は、ぐっと抑えた低音ボイスで、そこに桂木が普段から自身を抑制し、物事の先を見据え、他人からどう思われようとも、合理的かつ利潤を追求し、自分の掲げた目的は必ず果す。。といった大人の計算高さを感じさせてくれるビター風味。

桂木は本当に若い頃から家令をしているだけに、一執事のような立場とは違って、実年令とはかけ離れた老練さを持っている。。そんな存在感が、あの声のトーンから溢れ出てくるようで、平川さんの演技力は素晴らしいと感動しました。

そして、波多野さんの暁人が若い!正に学生さんというフレッシュな声。この二人は年の差カプなので、そのコントラストが絶妙で、早く大人になりたい、桂木に追い付きたいという暁人の心情がすごく伝わってきて、これまた素晴らしかったです。

また、この作品の素晴らしさは、脇を固める声優さんの演技力!!全く手抜きも無駄もない、バランスの取れた作品ですね。

特典のフリトでは、平川さんの作品に対する思い入れ(正にファン?!)が垣間見られて、それでまたほっこり。。

次回作もとても楽しみです。

5

なんか違う・・・

主役二人が私の脳内イメージと違ったようです。
ごめんなさい。

とにかく桂木の平川さんが渋すぎて、うーん・・もうちょっと若々しい凛々しさが欲しかったなぁ。女顔の美人らしく、もう少し声高めでお願いしたかったです。
激昂シーンも、もっと押さえめを望みます。
桂木次兄役の松井さんがとてもいいお声で、松井さんのほうが桂木に合う気がしてしまいました。

羽多野さんの声質は割合に暁人らしくもあったけど、若者らしい快活さが足らないのと抑揚のなさが気になります。
例えば雨宮との対面シーン。あそこは親しみと威厳とをころころ使い分けてほしかったのですが、特別声のトーンは変わらず平坦な感じでした。
石崎役の前野さんがとっても演技上手くて、もしや逆でもよかったんじゃぁと思ってしまいました。

でもHシーンの羽多野さんはすっっごーくよかった!!
これは一聴に値します。
想いを込めた囁きが素敵で、悶絶必死。他のシーンよりエロがよいとはどういうこと(笑)?

Hシーンの羽多野さんにより、評価を1つ上げました。

3

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