探偵見習い、はじめました

tantei minarai hajimemashita

探偵見習い、はじめました
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×26
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
5
得点
42
評価数
12件
平均
3.7 / 5
神率
16.7%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
徳間書店
シリーズ
キャラ文庫(小説・徳間書店)
発売日
価格
¥600(税抜)  ¥648(税込)
ISBN
9784199007002

あらすじ

顔も知らない父親の突然の訃報――しかも父は探偵だった!? 意外な報せを持ってきたのは、亡き父を慕う刑事・石堂(いしどう)。初対面から不遜な石堂に苛立つ祐介(ゆうすけ)だが、そんな折、勤務先の銀行で横領の疑惑がかかってしまう! なぜか祐介以上に冤罪を憤る石堂とともに真犯人を捜す羽目に。「俺がお前を一人前の探偵に仕込んでやる」迷惑なほど強引な石堂に、感謝どころか反発が募るばかりで…!?

表題作探偵見習い、はじめました

二ノ宮父の知り合いの刑事 石堂晋太郎
横領の罪を着せられた銀行員 二ノ宮祐介 27歳

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数5

大人は急に変われない

主人公の祐介が、顔も知らない父親の訃報を機に彼が営んでいた探偵事務所の面々と関わっていくお話。いおかいつきさんの作品は色々読んでいますが、中でも好きな作品の一つです。口絵(2枚目)がとてもとても素敵で、ため息が出ました。ほう…小山田あみさんのイラスト大好きです。

良いな~というところは色々あるのですが、登場人物がそこそこ多いのに適材適所に登場して全員にちゃんと役割があったのが一番良かったです。また、祐介が急にキャラ変せず、叔母に会っても、石堂に強引にキスされても、あんなことやこんなことがあっても、最後までそっけない雰囲気だったのが最高でした。自分の過去への複雑な思いはあっても、ちゃんと仕事をして生きていくし、恋を知ったからと言って急激に変わったりしないのが大人だと思うので、リアリティがありました。うん、祐介はカッコ良い受だと思います。

探偵事務所を拠点に二つのテーマが無理なく描かれていたのも良かったし、全篇にわたってキーパーソンとなる祐介の父親についても、私はああいう結末でホッとしました。

ここまで好きなのに何故「神」評価じゃないかと言えば…やはり石堂がちょっと強引す続きぎるように思えるので★-1です。彼のキャラクターには合っているのですが、キスはともかくその先はもうちょっと待っても良かったのでは…。

この先、時間をかけて祐介がもっと甘くなるといいな~と思います。

1

クールな受けが好き

色々なレビューを見て、ラブが薄いみたいな評価があったので購入をためらっていたのですが、ストーリーもテンポがよく、キャラも個性的で、すごく面白かったです。
ラブが薄いというのは確かにそうかもですが、攻めの石堂から受けの祐介へは暑苦しいくらいの思いを感じました。
祐介が、誰とも付き合ったことがないと言ったとたん、すごく嬉しそうになったり、人付き合いをしない祐介が唯一、銀行内で親しく話せる存在の、副支店長に嫉妬したり、石堂はどうみても祐介のことが好きとしか思えない言動をしているのですが、人の感情に疎い祐介にはまったく伝わりません。
私は、受けが恋に悩んで体調を崩したり、仕事や勉強をおろそかにするようなのが、すごく嫌なので、祐介がずっとクールな態度を貫いてくれてよかったです。とはいっても、笑顔を見せるようになったり、冗談を言ったり、ちょっとずつ可愛くなっていくのも楽しかったんですけどね。
脇キャラも、探偵事務所の調査員の富野さんは、人当たりがよくて柔らかいルックスなのに、なんだか只者じゃあなさそうだし、出前をしてくれる、近所の喫茶店のバイトの新家くんは、明るくて屈託がないのに、苦労人ら続きしいし、もっと彼らのことも知りたくなります。
今後は、人間的に成長した祐介が、父親の探偵事務所を継いで、周りの人たちと関係を深めながら頑張っていく続編が読みたいです。

1

感情の起伏が無い受け様が変化するさま

よく言えば無駄を徹底排除し、何事も合理的に済ませようとする受け様、
言い換えれば人付き合いすら無意味で面倒だと思っているようなめんどくさがり。
そんな受け様は銀行マンで仕事が出来るエリート部類だけど、誰とも親しくすることなく
黙々と与えられた仕事をこなす機械的な雰囲気だけど、かなりの美形イケメン。
そんな受け様にある日見知らぬ相手から認知もされず会った事も無い父親が死んだと
聞かされるが、それすらも面倒で関係ないと拒絶。

それで解決したと思っていた受け様は仕事帰りに強引に攻め様に車に乗せられ探偵だった
父親の事務所に連れて行かれてしまう。
その相手は父親を慕っていた現役の刑事で、受け様に亡き父に対する冷たい態度に憤慨。
熱く亡き父がどれ程みんなに慕われていたか受け様に聞かせるが受け様は攻め様の
その暑苦しい態度にうんざりしながらも、1日だけ攻め様に父親についての話を聞く機会を
持つことを約束したが、銀行を1日休んでいる間に受け様は横領の罪を着せられ、
自宅謹慎を命じられ、身に覚えがない事態に困惑はするが、飄々としてる感じで、
どこか天然でも入っている雰囲気続きだが、それは受け様の対人スキルがかなり低くて
全てが面倒で済ませる感じでしたね。

そして攻め様は受け様よりも罪を着せられた事に憤慨し、真犯人を捕まえると意気込む、
初めは乗り気でなかった受け様もいわれなき犯罪者になる事には流石にためらい、
その犯人探しの内定を攻め様と亡き父と共に働いていた人物に依頼する事になります。

この作品は、全体的にコミカルな雰囲気で進んでいる感じで、事件でも亡き父の事も
盛り上がりも下がりもしないし、受け攻めの恋愛的な事もニュアンスで感じ取るような
雰囲気の作品になっていました。
面白くない訳でもないけれど、凄く面白くもない作品ですが、意外にテンポよく読めます。

0

ヤマがない!?

軽くてサクサクサクと行ってしまいます。
銀行員の主人公が、貴方の父親が亡くなりましたと言って強引にその父に世話になったという刑事に父がやっていた探偵事務所に連れて行かれ、父親の人となりを知ってほしいと連れ回されているうちに、主人公が横領の疑いをかけられ、
その刑事と、探偵事務所の所員と主人公と一緒になって、誰が罪をなすりつけたか調べると同時に、主人公が自分の知らなかった父と母の事を知って、それまで人付き合いが希薄だったのが、少し人間らしい感情を抱くようになると言った話。
だったのですが・・・

恋愛物語にしろ、何にしろ、物語は人間の物語を描いているからこれも物語なんですが
何か、ヤマがない!?
横領の犯人にされてそれを見つけるのがヤマなんだと思うんですが、
べつに大それた事件でなくてもいいのですが、盛り上がりが全然なくて、ショボくて終わっちゃった?
なら、主人公と刑事の恋愛はどうなんだ?と言われると
これは、好意というより明らかに主人公の流され。
刑事が一方的です。かといって好きだとか言葉にしてるわけじゃなくて、多分、調べて見てるうちに好きになったんだろうな?とい続きう予測。

まず何より、どうして刑事がこんなに主人公の亡くなった父親に固執して、父親を知れ!としつこいのか?
日頃、捜査でも世話になっていて父親みたいな存在で慕っていたから。
・・・というのはわかるのですが、それだけでここまでするか?
・・・というのは、主人公を見ていて惚れたからでいいのか?(そんな表記はどこにもないが)
そこが自分的にモヤモヤ~
とにかく、この刑事の執着ありきで展開してるから、何だか面白くないんですよ。
人と関わるのが好きでなく、行内でも仕事以外付き合いが全くなく、人に関心がなかった主人公が、無理矢理だがどうやって父と母は出会ったのか、どうして自分は生まれたのか、母親の身内や父母の知り合いと会った事で、彼が多少なりとも救われて、人に関心が出てきた。
事件を一緒に追ったことで人との交わりに慣れた。
そんなだけの話のような感じがして、キスやらエッチやらがとても不自然なモノに見えてしまったのです。
そこが、この作品の敗因だと、、、思うのですがどうでしょうか?

あと!主人公を可愛がる唯一の味方という副支店長は、父親くらいの年齢という描写があるのに、イラストがどうみても30台の先輩にしか見えなかったりとかがありました。課長はおっさんに描けていたのになw

1

イラストも素敵

カラーイラストの2P目が素敵過ぎる!
キスのシーンなのですが、ドキドキしてしまいました。
イラストは小山田さんですが、
内容にマッチしていて、久しぶりにイラストも楽しみながら
読むことができました!!
そして、内容も面白かったっ!!

銀行員の祐介は、父親の訃報を知らされる。
祐介は子供のころから、父親には会ったことも無かったのですが、
母親を亡くした際、遺品整理をしていたところ
両親がやり取りしていた手紙を見つけます。
その手紙には、自分の子供と認めないという父親の文章があったのを
見つけてしまい、もう自分には父親はいないものと思うようになります。
母親にも愛されてきた実感がないまま育ち、
人と接することを好まず、友達もいないことにも
違和感ない性格になります。

そんな祐介に、父親の訃報が来たのです。
そして、その父親は、探偵社をやっていたと知ります。
全く父親にも興味がなく、そもそもその男のことを父親とは認めてもいないので、
感慨もありません。
しかし、亡き父親に世話になったという刑事で、
探偵社にもいりびたっている石堂は、どうしても祐続き介に
父親がどんな人だったのか?を伝えようとします。
そんなやり取りの中、祐介は、会社で横領の疑いがかけられます。

横領の疑いを晴らすこと
そして、父親の姿を知ること

この2つを軸にお話が進んでいきます。
今回、受となる祐介が、男前なところがたまりません!
人とのかかわり方がうまくできない祐介だからこそ、
必然的に天然な部分ができてしまい、
傲慢で力技な石堂を翻弄しているところが面白い。

1冊、丸々楽しく読めました。

4

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