ワンコとはしません!

wanko towa shimasen

ワンコとはしません!
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
15
評価数
4件
平均
3.8 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥855(税抜)  ¥923(税込)
ISBN
9784344830271

あらすじ

子供の頃大好きだった仁司と大学生になって再会した望。しかし、愛犬の形見を見せたとたん、彼に愛犬が乗り移ってしまい――

子供の頃、隣の家に住んでいたお兄さん・仁司のことが大好きだった花岡望。
一緒に愛犬タロの散歩にいったり、毎日のように遊んでくれる彼のことを
本当の兄のように慕っていたが、突然彼の一家が引っ越してしまう。
さらに同じ日にタロが事故に遭い、死んでしまった。
愛する者をいっぺんに失ったショックは大きく、望はその後どこかおとなしげな青年に育つ。
そして大学生になったある日、望はバイト先のカフェで会社員になっていた仁司と再会する。
自分のことを覚えていてくれた仁司としばらく楽しい時間を過ごしていたのだが、
タロの遺品である首輪を見せた途端、彼は突然望の顔を舐め、「ワン」と鳴き――!?

表題作ワンコとはしません!

渡海仁司27・望の幼馴染でウェブコンテンツ会社社長
花岡望20・大学進学を機に一人暮らしの大学3年生

その他の収録作品

  • あとがき

評価・レビューする

レビュー投稿数1

忠犬ハートフル!

怪しいタイトルで、下世話な想像をしてしまった自分を読み終わって叱りました(笑)
ファンタジー要素はありますが、それは飼い主をこよなく愛する忠犬が
主人のために主人が好きなものを目の前にもっていくのですが、
その持って行き方がファンタジーなのです。

受けになる希と攻めの仁司は幼馴染同士なのですが、仁司の母親の病気治療のために
お隣から引越し、更に望にもその後不幸が重なるように住んでいた家を出ることに。
小学生だった望が大学生になり、もう1度仁司に会いたいと願って叶う再会もの。

望ちゃんはある日を境に幸せから不幸へと目まぐるしく変化する中で
かなり寂しく過ごしていたりします。
子供の頃は古い家で共働きの両親をたった一人で寂しく待つ日々、でもそれは
タロと言う賢いわんこがやって来て望が寂しく無くなる転機になります。
その後にお隣の息子である7歳違いに仁司が望みを可愛そうだと面倒を見るようになり、
その頃の望が愛犬と優しい幼馴染のお兄さんに囲まれて幸せ絶頂。

それは仁司の母親の病気で引っ越すことになり仁司と離れ離れになり、
泣いて行かないでと追いすがった続きその日に愛犬のタロが事故で亡くなる。
その日を境に一気に負の連鎖のようになります。
両親は離婚し、住んでいた家も売り払い、きっと会いに来ると言った仁司とは
会えないままになってしまい、寂しさを埋めてくれた存在のタロと仁司、
一人と一匹が急に目の前からいなくなったことで激変する。

その後は、実父に引き取られた望ですが、父が再婚し新しい家族が出来て
弟まで生まれる、でも逆にそれが新しい家族からの疎外感を感じることになる。
そして大学進学を機にその家族から離れ一人暮らしをするが、
ふと感じる寂しさで会いたいと思うのが仁司とタロの存在。
それがある日再会出来たかと思ったら仁司に愛犬のタロが乗り移る内容なのです。

何故タロは仁司に乗り移ったのか、そこから感じるのは主を大好きな忠犬の姿。
そして望みが大人になって再会した仁司とのラブにもタロがキーポイント。
後半では忠犬タロと望のやりとりにウルッと来ましたね。
健気で不憫で寂しい子供を愛し守る存在の一人と一匹、この最強タッグが
大人になった望を今までの寂しさをまるごと包み込んでしまうくらい幸せにする。
もっとも一匹の方は主の幸せを見届けて空の彼方へ行ってしまう気がします。

それに作品を読んで満足した後に更に火崎先生のあとがきで大満足になります。
いつもあとがきに作者がその後の主役たちのこうなるかも知れないという感じの
まるで続編のようなその後の彼らに思いを馳せているのですが毎回その解説も
楽しみだったりします。
今回も本編共に大満足のストーリーで楽しませて頂きました。

3

この作品が収納されている本棚

PAGE TOP
  • 電子書籍
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ