裏切り「愛されすぎだというけれど」書き下ろしSS

uragiri

裏切り「愛されすぎだというけれど」書き下ろしSS
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
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  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1件
平均
3 / 5
神率
0%
著者
 
媒体
小冊子
出版社
二見書房
発売日
付いてきた作品(特典の場合)
愛されすぎだというけれど

あらすじ

本編のネタバレを含む内容
班目克幸と湯月亨のその後

表題作裏切り「愛されすぎだというけれど」書き下ろしSS

ヤクザ 班目克幸(本編の攻・班目幸司の弟)
バーテンダー 湯月亨

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レビュー投稿数1

裏切った後はこんなことに…

「愛してないと云ってくれ」のシリーズの完結本がもうすぐ発売ということで、
シリーズを読み返していましたら、このペーパーを発見。

本編の攻め・班目の弟、ヤクザの克幸を裏切った、
元愛人のバーテンダーの湯月はその後どうなったの?
ヤクザを裏切って大丈夫なの??
そんな心配をした方(自分はそうでしたw)は、ホッとできる内容のペーパーです♪


湯月は以前勤めていたきらびやかな高級店を辞めて、
海辺の小さなスナックで、やはりバーテンダーとして働くことになったよう。
湯月が新しい店で働きはじめて5日、
開店前の店に、顔に殴られた跡をつけた克幸がやってきた。
「マティニィ」
そう克幸に言われ、湯月は黙ってそのカクテルを作る。
飲み終わったら自分は殺されるのかもしれない…それもいい…と湯月は思う。
もともとやりたいことも、目指すものもないのだと。
でも、カクテルを飲み終えた克幸は「戻ってこい」と言った。
俺はあなたを裏切ったのに…どうして?と湯月が尋ねると、克幸は黙りこくる。
顔の傷について聞くと、
今度はこめかみに血管を浮かべ「黙ってろ」克幸は苛立ちを見せ続きた。

それを見て湯月は思う、
克幸の感情を揺さぶることができるのは、その傷をつけたのであろう、
血のつながった兄、班目幸司だけで、そうできる彼が羨ましいと。
湯月には、克幸の冷静さを失わせることはできなかったから。
それほどの存在にはなれなかった、なれていたら…裏切りはしなかった。
もともとゲイではなかった湯月は、克幸と関係を持つようになり、
そのセックスに溺れていくことが、女を抱いても満たされなくなっていくことが、
怖くなっていた。
溺れるまえに離れた方がいい…そう思っていたのも事実。
だけれど、克幸を裏切ることができた一番の理由は、きっとそこではない。
湯月は、克幸の心を揺さぶる兄・班目幸司を、…心底羨ましく思っているのだから。

「いいから戻ってこい」と言う克幸に、
湯月は「戻りたくありません」ときっぱり言い切る。

それから2時間後、克幸はカウンターでクダを巻いている。
自分になびかなかった坂下のことを「あんなのはどうでもいい」と言ったり、
「どうしてあいつ(兄の幸司)の方がいいんだ?」と誰にともなく言ったり。
そんな克幸を見て、意外に子供っぽいところがあるものだと湯月は思う。
さらに克幸は、
「お前の家に泊めろ」と脅迫めいた口調で湯月に命令したり、
店のママに絡んで、湯月を「買い取らせてくれ。いくらだ?」
「いくらでも払うぞ。店ごと買い取ってもいい」と言ったりし、
そしてそのままカウンターで寝てしまう。

その姿を見てママは「意地悪しないで泊めてあげなさい」と言って笑う。
まるで克幸も湯月も両方とも「子供ね」と言っているかのように…


はっきりとふたりがどうなったのかは書いていませんが、
この後、湯月は克幸を家に連れて帰って泊めたんじゃないかな?
兄・班目が言った「本当に大事なもの」に、湯月がなれると…いいですね。

2

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