幸せだと思っていた――あなたに逢うまでは。

鳥籠の花嫁

torikago no hanayome

鳥籠の花嫁
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神0
  • 萌×22
  • 萌2
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
15
評価数
5件
平均
3.2 / 5
神率
0%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
シリーズ
クロスノベルス(小説・笠倉出版社)
発売日
価格
¥890(税抜)  ¥961(税込)
ISBN
9784773087109

あらすじ

「まずは上手いキスの仕方を覚えることだな」


天涯孤独だった翠は、自分を引き取り面倒を見てくれた恩人に頼まれ、ライバル会社社長・近衛の秘密情報を盗み出すことに。
近衛は、翠の亡父を破産させた関係者で憎むべき男。翠は彼に近づき屋敷に潜入するが、目的のものは見つからなかった。
だが焦りとは裏腹に、近衛をはじめとする屋敷の人達の優しさに触れた翠の心は次第にほだされてしまう。
このままでは自分が駄目になってしまう……そう思った翠は最終手段として、自分の身体を使って近衛を籠絡し、隠されている情報を見つけ出そうとするが!?

表題作鳥籠の花嫁

近衛祐二,節操が無いと噂される会社経営者,28才
笹津翠,恩返しする為スパイになる,18才

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レビュー投稿数2

息苦しい鳥籠から愛の鳥籠へ

受けになる翠と攻めになる近衛との幼い日の出会いから始まる再会もので
子供の頃は互いに面白い相手と感じその心地よさに結婚の約束をするのですが、
お互いに会社経営の長男で跡継ぎゆえに、大人になって会社の規模が大きなほうが
相手をお嫁にもらうと言う子供ならではのその場限りとなった約束をして13年が過ぎ
二人の立場は見事に違うものになっているのです。

あの出会いから直ぐに翠の家は破産し会社も潰れ、両親も亡くなり天涯孤独になった翠は
父親の会社に迷惑をかけられたのに一人になった翠に救いの手を差し出してくれた
仲村家の現社長勇実に育てられ恩返しのために両親の敵でもある近衛のところへ
スパイとして入り込み重要書類を盗み出す為に近衛の傍で雑用をすることになります。

関係的には敵対関係、それも翠の一方的な憎しみでそれは全て恩人からの洗脳。
5歳から勇実の言うことだけを信じ聞くような人形に育てられ、勇実が近衛が敵だと
教えたことから始まるプチ復讐もの、何故プチかといえば翠が全然悪いことが出来ない
色んな意味で天然で性格が朗らかでピュアだからです。

翠は近衛と幼い日に出続き会ったことを覚えているのですが、大人になった近衛は忘れていて
始めは身体で篭絡して情報を盗もうとする翠が近衛と近衛家で働く使用人や秘書との
触れ合いが心地よすぎて敵だと思っている相手に惹かれてしまう。

近衛もまた、翠に惹かれはじめ翠が恩人だという勇実を調べ始め、
翠を息苦しい鳥籠から救い出して子供の頃の約束どおりお嫁さんにするラブものです。
設定はシリアスなのに、翠の不幸を不幸だと感じさせない雰囲気があるから
全体的に甘くてちょっぴりの切なさを感じる作品になっていました。

タイトルや表紙イラストを見ると暗い話かと思うところですが、シリアス過ぎず、
読みやすく甘いラブストーリーになっていて楽しめます。

3

幸せになれる!

「幸せだと思っていた――あなたに逢うまでは。」
とありますが、本当に受け様・・・今まで不幸だったのに
気付かないほど自分を拾ってくれた人を信じてたんですよ!

スパイとして攻め様の御屋敷に入り込んだのですが、
聞かされていた攻め様の印象とはまるで違って優しいし
御屋敷の使用人は自分の事を気にかけてくれると、
今まで幸せだと信じていた今までの生活が、何だったのかと思う程で
受け様もその差がなんなのかさえ分からない、本当に胸が締め付けられます
ケーキは何がいいかと聞かれても、ケーキの種類さえも分からない始末

今まで可愛そうな受け様は読んできましたが、また違った意味で可愛そうです

あとイラストのみずかねりょう先生、初見だったのですが
表紙ではすんごい薄暗い可愛そうな感じだったのですが
中身はすごい綺麗で、今まで手を出さなかった事に後悔・・・

読み返し有りな作品でした

3

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