極道カフェには窮鼠が潜む

gokudou cafe niwa kyuso ga hisomu

極道カフェには窮鼠が潜む
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×24
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
1
得点
29
評価数
7件
平均
4.1 / 5
神率
28.6%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
海王社
シリーズ
ガッシュ文庫(小説・海王社)
発売日
価格
¥620(税抜)  
ISBN
9784796409346

あらすじ

探偵事務所の所員である根津千登世は、ある任務のためケーキ屋に潜入中。
オーナー兼パティシエの九頭竜がヤクザの息子で、敵対する組の依頼で彼を調査しているのだ。
九頭竜を筆頭に店員は極道ばりの強面ばかりで、戦々恐々の毎日。
ある夜、九頭竜とふたりきりでの残業中、下戸なのにうっかりアルコールを摂取して酔っ払い、正体がバレてしまった!
その上、いやらしい尋問をされ、身体の恥ずかしい秘密まで知られてしまい――!?

表題作極道カフェには窮鼠が潜む

九頭竜光成,ケーキ屋のオーナー兼パティシエ(ヤクザの息子),28歳
根津千登世,ケーキ屋に潜入中の探偵事務所所員,25歳

その他の収録作品

  • 極道カフェの訪問者
  • あとがき 朝香りく
  • あとがき 小山田あみ
  • パティシエの夢にネズミが三匹(カバー下)

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レビュー投稿数1

今回の受けはネズミ系男子!

アニマルギャップシリーズ第4弾。
今回は、酒が入るとやけに強気になるネズミ系男子(受け)が主人公です。

既刊『ヤクザな子猫は初恋中』の受けも、巻末の番外編に少し登場します。

あらすじ:
探偵事務所で働く根津(受け)は、ヤクザの息子・九頭竜(攻め)が営むケーキ屋に店員として潜入中。
ある夜、根津の作ったケーキ(酒入り)を試食したことで、酔っ払ってしまった根津。
その拍子に、九頭竜に正体がバレてしまい…

二人称『貴様』の威圧系イケメン・九頭竜の営むケーキ屋の描写が非常にシュール。
店員は根津以外、屈強そうな強面男ばかりで、毎日の『反省会』なるものはどう見ても軍隊のノリ。
九頭竜の作るケーキも、さらし首のモンブラン、死体の目玉みたいなシュークリームなど奇抜なものばかりで、
試食担当の根津の冷静なツッコミがいちいち笑えます。
(個人的には、こんなケーキ屋があったら逆に流行りそうだと思いますがw)

根津は、九頭竜の実家のヤクザ組織と敵対する組の依頼で、九頭竜の動きを偵察中。
大した手がかりはなく、変なケーキ屋で働く日々に疲労困憊していたところ、
九頭竜続きに正体がバレ、出て行かなければ実力行使だとばかりに犯されてしまい…というような展開です。

九頭竜は一見怖そうな見た目ですが、中身は意外と包容力のある男前攻め。
酔った根津に『ミッチー』なんて呼ばれても怒らなかったり、
根津の正体を知っても側に置き続けたりと、
懐の深さを感じさせる言動の数々が萌ポイントでした。

根津は、小さな体でちょこまか動き回っているところが非常に「ネズミ」っぽく、愛嬌あるキャラクター。
弱そうな見た目ですが、意外と毒舌だったり、小狡かったりするところにもネズミらしさを感じました。
既刊のウサギや猫、バンビほど可愛さ全開!という感じではないですが、等身大の男子っぽさが良かったと思います。

そんな根津、実はパイパンがコンプレックスで、25歳にして童貞。
それを九頭竜に知られ、ハイテンションに落ち込む姿がユーモラスで、
根津がパイパンと知っても馬鹿にしない九頭竜の包容力も素敵でした。

クライマックス、根津を救出する九頭竜がカッコよかったですが、彼のワンマンショー的な展開になってしまったのはやや残念。
せっかくケーキ屋に人材が揃っているのだから、後半部の展開にももう少し彼らを活かして欲しかったです。

巻末後日談、恒例のカバー下SSでは、恋人になった根津と九頭竜のラブラブな雰囲気を堪能でき、満足。

巻末後日談に『ヤクザな子猫は初恋中』の受け・木芽が登場したのも嬉しいサプライズでした。
ケーキ屋で照れながら(おそらく渡瀬への)ケーキを選ぶ姿が可愛かったです。

小山田あみさんの挿絵も相変わらず大変素敵でした。
末永く続いてほしいシリーズです☆

8

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