飴色恋膳

飴色恋膳
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神3
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
26
評価数
6件
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
シリーズ
リンクスロマンス(小説・幻冬舎コミックス)
発売日
価格
¥870(税抜)  ¥940(税込)
ISBN
9784344837980

あらすじ

小柄で童顔の会社員・淳は、父子家庭で一人で子供を育てる同僚・清水に惹かれていくが、その想いは告げられずにいて…。

表題作飴色恋膳

清水貴之、販促部に三か月前からきている派遣社員31
朝倉淳、大手電機メーカー販促部所属の三年目社員25

その他の収録作品

  • 蜜色恋膳
  • あとがき

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レビュー投稿数2

しっとり穏やかな良作

25歳のサラリーマン受けと、31歳の派遣社員攻めの話です。

製品カタログなどを作っている忙しい部署で働く受け。そこに派遣されてきた派遣社員の攻め。仕事はできるし物腰は穏やかで、女子社員にも大人気。契約で午後3時には帰っていくので、こんなに仕事ができるのになんで正社員にならないんだろう、と受けは不思議に思っています。
そんな謎が解けたのは、写真撮影が趣味の受けが散歩に出かけたときのこと。偶然見かけた攻めは、小学2年生の息子を連れていました。

父子家庭なためフルタイムでは働けないこと、義兄が遺した店舗兼住宅で中華薬膳の予約制レストランを経営していることなどを知り、なぜか時々攻めの家で食事を摂らせてもらうことになった受け。攻めの息子とも仲良くなり、家族ぐるみの付き合いが始まります。

受けは結構考えなしというか、割とズケズケと攻めに事情を訊ねたり、口を出したりします。
まあ悪い子ではないし、攻めが不快に感じたりもしていないのでいいんですが、読んでいてちょっとデリカシーがないなと思ってしまう印象も。
うっかり聞いたことが、攻めが答えにくい、答えたくない質問だったので攻めだ続きんまり、それで聞いちゃいけないことだったんだと悟って受け焦る、というパターンの会話が多くて、攻めの地雷の多さと受けの思慮浅さが目立ちました。
攻めは攻めで、そのとき言わなかったことが、あとで聞けば大したことのない話だったりで、それくらいさっさと言っとけばいいのに、という気分になったりもしました。

でも、基本的にしっとり丁寧に描かれた、いい話ではありました。
子供が「BLのちみっこ」というには割と大きい小学2年生だったんだけど、それほどこまっしゃくれているわけでもなかったし、料理の補助などもできて、結果的にはいちばんいい年頃だったと思います。
イラストは、作中では穏やかになりすぎな攻めが、ちょっとワイルドな感じの人になっててカッコよかった。

2

空腹時にはご注意を

 ハイスペック攻めに胃も心も体も掴まれるお話かと思いきや、受けの淳がすごくいい男でした。家事はまったく出来ないけれど、まっすぐに人にぶつかっていって相手のことを誠実に考える人でした。自分の気持ちを自覚してからのすれ違いでは好きすぎてつらいという気持ちが伝わってきました。

攻めの貴之はある想いを抱えて生きてきた人です。自分の人生に起こったことを人のせいにすることなく日々一生懸命に生きている人という印象でした。何もかも出来るのではなく、しなくてはならなかったのかなと。彼が恋に落ちるまでを描いた物語なのでは?と思うほど前半の無機質な印象とは対照的に後半での感情のあふれ方が良かったです。

 作中に登場する中華料理と中国茶が美味しそうなこと!食は身体を作っているというのがわかります。年上敬語攻めは初めてでしたが、物腰がずっと柔らかなのにエッチの時はわざと意地悪に敬語を使ったり、甘えたりでギャップがすごかったです。きっとこれから嫉妬でもしようものなら大変なことに...
家族愛もありのアットホーム感あふれるお話ですが、二人の恋の始まりがきちんと描かれているので二度楽しめました。

3

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