あと、もう少しだけの恋

ato mousukoshidake no koi

あと、もう少しだけの恋
  • NOT BL
  • E-BOOK ONLY
  • R18
  • 神2
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
2
得点
17
評価数
4件
平均
4.3 / 5
神率
50%
著者
 
媒体
コミック
出版社
新書館
シリーズ
Dear+コミックス(コミック・新書館)
発売日
価格
¥650(税抜)  
ISBN
9784403665455

あらすじ

ゲイであることを隠している高校生・船戸は教師の佐久間が
トイレで自分の名を呼び自慰しているのを知る。
船戸は佐久間に交際を迫るが……。

表題作あと、もう少しだけの恋

船戸純 高校3年生〜劇団俳優
佐久間直己 高校教師

その他の収録作品

  • long long, good days.

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レビュー投稿数2

相手と自分を受け入れるまで

書影を見て、絵柄が変わったのかとドキドキしましたが、中は変わってなくて安心しました。

ちっさいドタバタはあっても、じっくり、しみじみとしたトーンのお話が多いので、今作も突き抜けた明るさとかエロは期待できません。しかし本作ではその路線を敢えて狙っていたようなので、こだわりというか作家魂をヒシヒシと感じます。

これは自分を騙し、相手を騙し、相手を傷付けることによって自分も傷付くという、ちょっとややこしい遠回りな心理を描いているというか。詳しく書いてくださっている方がいるので筋書きは割愛しますが、ゲイであることを自覚しつつ、肯定的に受けとめられずにいた二人が出会い、抑圧してきた思いを相手にぶつけ合うことで、自分の素直な欲求を探り当てていく道のりなんですね。

二人の不安定さは、やっぱり隠している性癖からきているんだろうな。そこを彼らの年齢差で対比を見せるところが上手く生かされているっていうか。経験してきたからこそ狡く、より頑なにさせる臆病さとか(佐久間)、逆に初めてだからごっこにして遊んでもらえば割り切れるとか(純)…どちらにも共感できるように描かれていると思う。

ラス続きト、昭和世代にはちょっと泣ける。脇キャラも温かい人たちでした。セリフとモノローグがなかなか幅を利かせてる感は否めませんが、恋愛モノというより、恋愛を通して人間理解を描いた印象が強く、わたしには心の深いところにまで届いてきたお話でした。その点に萌一つプラスで。

0

ゲイのDKと臨時教師の話

自分がゲイだと自覚し、その秘密を胸に学生生活をやり過ごしている高校3年生と、そのクラスに代理教員としてやってきた教師のお話です。
最初はどちらにも何の気持ちもなく、ただの教師と生徒の関係です。それがある日、放課後のトイレで、教師が自慰をしているのを高校生が聞いてしまいます。
自慰をしながら呼んでいたのは、高校生の名前でした。


以後、カップリングのネタバレありますので、どちらが攻めだか知りたくない方はお気をつけください。

カップリングとしては、高校生攻め×教師受けです。
受けが呼んでいた「船戸」という名字は自分のものでしたが、学校に同じ名字が複数いるので、自分のことだとは思っていない攻め。でも、それをネタに、嘘の関係でもいいから自分と恋人になって、と脅します。

攻めの、自分がゲイであることの諦め、それを発散させるための脅迫や、それを受け入れた受けの思惑などが切なく、全体的に少し痛めのシリアス、という作品でした。
ちょっと受けの印象が定まらず、最初は明るくゆるふわなのに、学校での自慰を知られた時の絶望がちょっとびっくりで、なのにそのあとまたゆるふわな感じに戻っ続きていました。あんなに絶望していた受けなのに、数日後には積極的にうきうきデートしている描写があり、何だか攻めが弄ばれているような錯覚を覚えてしまいました。
攻めは、演劇部でイケメンでモテモテなのに隠れゲイ、という鬱屈したキャラですが、子供らしい我の強さや青さにリアリティがありました。

本編ではエロなしで、描き下ろしの短編で本番あり。攻めがちょっと成長して余裕が出てきたふうなのは良かったけれど、お初ではなかったので、お初エッチが読みたかったなーと思いました。

2

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