電子限定特典付
はらだ先生ほんとに……最高です!
この作品、自分という存在の意味、価値を思いながら人生は悪いもんじゃないっていう最大級の『人生賛歌』が語られています。
何度も読み返したいなと思える作品です。
表紙のWhen one door 〜の英文。
日本語的には『いやなことが起きても悲観する必要はありません。
それは、逆に新しく、すばらしい未来の扉が待っているかもしれないのですから』の意。
『ワンチャン』ですよね…泣
2人はきっと今も笑顔でいると思うと、私も今日を頑張って生きていこうと思えます。
素晴らしい作品をありがとうございます。
ある日コウキの前にやってきたきれいな天使ですが、最初に天使がやってきたのはなぜなのかなと疑問ばかりでした。
コウキは顔が強面で、天使と並んでいることも不思議でしたが、コウキが天使を見捨てたりせずに、天使がこの世であったことと、やり残したことを一緒に探していく当たりからは物語がよく分かりました。
コウキがかつてはイマジナリーフレンドを作っていた子どもであったことは意外でしたが、悪い人ではないのですね。
天使、タカシが言った「開き直っちゃえばいいのに」が一番心に残って、開き直りは強いなってしみじみ思いました。
面白い!オリジナリティ、画力、ストーリーの流れもスムーズで読みやすかった。今まで先生の絵が苦手でチャレンジしては挫折していましたが、初めてちゃんと読み終えることが出来ました。
最近、ニュースで有名人が亡くなられた事を知ると詳しく知らない方でもかなり気持ちが落ち込んでしまいます。
そんな時にこのお話を読み自分の心が救われました。
幸紀と天使。友達とは違うけれどカップルでもない不思議な関係性でお互いにかけがえのない存在になっていきます。いつまで一緒に居られるのか分からない不安。そもそも天使は何者なのか?
良い人間が頑張っていても幸せにはなれるとは限らない現実のやるせなさに胸が苦しくなります。
自分にとってベストなタイミングで出会えた本です。ありがとうございました!
はらだ先生の作品なのでどんでん返しがあるのだろうと心して読みだしました。
良い意味で裏切られました。とてつもなく優しい物語。
お互いが補うことで満たされた二人。
家族愛人間愛のお話だと思いました。
幸紀が号泣するところでこちらも泣けて泣けてしょうがありませんでした。
描き下ろしの天国で再会した描写、QRコードの隠し要素、書籍を買わないと見れない特典的要素はうまいなあ、と思いました。そしてその特典要素がとてもとても良いものでした。これは見ないと終われません。
BL好きでない人にもおすすめしたい作品です。