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表題作クリムゾン・スペル 1

ハヴィ,クールで優秀な天才魔導師 
バルド,魔剣の呪いで夜ごと魔獣化する王子 

その他の収録作品

  • おまけまんが「旅の途中」
  • あとがき

あらすじ

王家に伝わる紅い魔剣の呪いで、魔獣に変身?!王子バルドは忌わしい呪いを解いてもらうため、美貌の魔導士ハヴィの供として、旅に出ることに。でも夜ごと魔獣に変身するたび、ハヴィに犯されていることを、バルドはまだ知らない?!
解呪の手がかりを求めて、二人の旅が始まった!

作品情報

作品名
クリムゾン・スペル 1
著者
やまねあやの 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
シリーズ
クリムゾン・スペル
発売日
電子発売日
ISBN
9784199602924
4.2

(97)

(53)

萌々

(25)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
21
得点
409
評価数
97
平均
4.2 / 5
神率
54.6%

レビュー投稿数21

ファンタジー

シリーズ最新刊を読むにあたって再読。

やはり、これぞTHE BLだなーと感慨深く読みました。
流れるような長髪が美しいハヴィ。純粋で強いバルド。

流麗な人物の表情がかっこいいのは相変わらずのやまね作品ですが、それに加えて、登場人物の衣装が毎回違って凝っているし、RPGを彷彿とさせるような様々なキャラに、雰囲気のある背景の書き込みなど、とても読み応えがあります。
さらに、毎回ストーリーもしっかり漫画として面白い。

再読して、忘れていたとはいえ、何度もおいしく読むことが出来る良い作品です。

1巻は、国を救うために魔の剣をとった王子が、かけがえのない伴侶となる魔道士と度を始めるところ。
王子はそのために一部魔獣となり、夜は無意識のうちに魔獣化する。それを沈めるために体をつなげるところはやまね作品ならではのBLみがすごいです。

0

二人の冒険の始まり!

BLではファンタジーはウケないと定説ですが、何故なんだろう?
名前が覚えられないから?
ストーリーが定番だから?
どうして?
私がファンタジーやSFに全く抵抗がないので分からない……

と、それはさておき、
この作品(というか、この1巻)十年以上前の作品とは思えないクオリティー!
流石、やまねさんです!

ストーリーも面白いのですが、キャラクターがいい!
高貴で清廉潔白なバルドが、夜は(いろんな意味で)野獣とか、
天才的に優秀で有能な魔道士のハヴィが、ガラクタ好きで実は情に熱いとか、
ルルカも丸くなって寝てるところとかたまらなく可愛いv

とにかく作画が綺麗で美しい……のに、
さらりと織り込まれるギャグのギャップにくすぐられるv
読みながら何度笑ったかw

ストーリーの本筋はとてもシリアスなのですが、
そこに徹していないところが、
ファンタジー読めない派にも受け入れられているのでしょうか?

根本的に解決しなくてはいけない命題にたどり着く前に、
色々と通らなければいけないミッションは多そうですが、
それだけ旅も長くなり、二人の仲も深まるというものです!
今後の道中が大いに気になるところです!
評価は神に近い「萌×2」!

0

美麗!!!

BL,非BLに関わらず、人外モノやファンタジー設定が苦手なのですが、それでもこの作品は絵の美麗さに強く心魅かれて購入しました。
表紙、扉絵のカラーイラストの美麗さは勿論のこと、本編も本当に綺麗で、キャラ達が美しくて、うっとりでした。とりわけ受け様の普段の時の王子様な服装や姿が好きなので、まだ、変身後の姿には萌えきれていませんが、でも、逆に普段の姿と、魔獣の時の淫乱さとのギャップにとても萌えています。
受け様がまだ、自分が魔獣になった時に攻め様に犯されていることや、淫乱キャラになっていることを知らない、という点もドキドキします。

0

剣と魔法、王子様と魔導士

剣と魔法、呪われた王子様と眉目秀麗な魔導士、魔物やドラゴン、怪しげなアイテムの数々――…と、これぞファンタジーという壮大な世界観の作品です。小説だとこの手の本格的なファンタジーはいくつか思いつくのですが、コミックだとBL作品に限らず女性向けの市場ではなかなか無いような気がします。

また、やまねあやのさんのコミックを拝読したのはこの作品が初めてでしたが、最初から最後まで、大きなコマから小さなコマまで、一切手抜きがない美麗な絵に圧倒されました。そのためか何度読み返しても隅々まで読んでしまい、読み応えがあるコミックだなぁとしみじみ感じます。

主人公のバルドリーグ(バルド)は魔剣ユグ・ヴェルンドの封印を解いてしまったがためにその呪いを受けた王子様です。解呪のために高名な魔導士・ハルヴィル(ハヴィ)の元を訪れたバルドは、協力してくれる魔導士を探すため、ハヴィと共に魔導士の郷・セレアスデールを目指すのですが――…というお話です。途中で可愛らしいモフモフキャラが合流したり、ハルヴィルの過去が垣間見えたりと、RPGをプレイしているような気分で読むことができ、とにかく楽しいです。

二人の関係はちょっと変わっています。ハヴィは魔獣と化して意識のないバルドを初対面の夜から一方的に「気を放ってやることで宥めて」いるのですが、バルドは頼りになる魔導士としてのハヴィに心から懐いています。昼間の二人の友人のような関係と、夜の秘められた関係の対比が面白いと思いました。血だらけになってもバルドを抱き締めるハヴィにきゅんとしました。

この第1巻では、ハヴィの方がバルドを特別な存在として意識し始めるところで終わっています。魔獣のバルドはとても可愛いですが、素のバルドとの関係も進展してほしいなーと思いながら、第2巻へレッツゴーです。

5

ファンタジーとしても素晴らしい

ファインダーシリーズを電子書籍で発売されているものをすべて購入した後、もっとやまねあやの先生の作品が読みたくなってこちらのレビューでも高評価だった為クリムゾンスペルの既刊を一気に読みました。

ファンタジーは元々大好きなのですが、BLとファンタジーってどうなんだろう?と思っていたのですが、さすがやまね先生ストーリーが素晴らしいです。
エロもちゃんとありますが、ストーリーありきじゃないと、ファンタジーとBLって相容れないものだと思ってたのですが、普通に物語としても面白いです。

相変わらず絵もきれいだし、ファンタジーに長髪の魔導士は必須ですよね。ハヴィとバルド素敵なコンビです。シリーズ前半は魔獣となったバルドと交わっていて朝になると記憶がない王子のバルドに戻っちゃうのですが、後々魔獣でないバルドと結ばれるこのCPに萌えます。

2

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