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表題作呪禁師百鬼静の惑乱

百鬼静
コンサルタント会社社長で呪禁師
若宮鳴海
百鬼のアシスタントでセフレ

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

コスプレ姿で呪文を唱え『呪禁師』を名乗る百鬼と鳴海はセフレ以上恋人未満の関係。百鬼の師匠がお祓いした場所で再度事件が起き!?

作品情報

作品名
呪禁師百鬼静の惑乱
著者
小中大豆 
イラスト
yoshi 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
プラチナ文庫
シリーズ
呪禁師百鬼静の誘惑
発売日
ISBN
9784829626696
4.4

(74)

(46)

萌々

(18)

(7)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
12
得点
323
評価数
74
平均
4.4 / 5
神率
62.2%

レビュー投稿数12

2冊続けて読むのがいいね

胡散臭いお祓いをして儲けている百鬼のもとで働いている鳴海。前作では鳴海が百鬼に惹かれている自分を認めたくなくて…でも身体の関係になってしまってしまうの切なかったな〜。今回もそのモヤモヤを抱えたまま、ある事件に挑むが…。

いわゆる幽霊、みたいなお話というより人間の強い感情や念みたいなものを感じるエピソードが印象的でした!面白かった!挿絵がyoshi 先生で美麗…!!2人のセクシーなショットも美しすぎました…。

0

良かった!!おかわりください!!

惑乱もすごかったですね!
前作よりは登場人物も増えて、百鬼と鳴海の2人の時間や描写は少なかったです。
しかし、大きな前進がありましたね!!

今作ではやはり鳴海も能力があるのでは?と思う出来事が続きます。
百鬼をもってしても敵わないかもしれない危険な依頼。何も出来ずに焦る鳴海。

いやいや、君さっさと百鬼に打ち明けてれば…と思いますが。

恐ろしい描写も2人の夢も読んでてジワジワ迫ってくるような迫力と臨場感がありました。

君に呪いをかけるよ。
嬉しい進展もあったし、ぜひ続編を!と勝手に続編の内容を妄想してたら…。
後書きにこれが最後とのことで。残念。

妄想の続編では、鳴海が百鬼の危ないところを助けたり、百鬼が過去と折り合いをつけたり、色々浮かぶんですけどね。

百鬼がちゃんと大人になれて良かった。鳴海と出会えて良かったです!

これでお別れなんて寂しいよ(泣)
帯にあるハイスペクズ男は違う気がする。

1

続編出て欲しいけど…

すっごく面白かったです。それ故にプラチナ文庫さんが無くなった事が残念です。
「呪禁師百鬼静」シリーズとして、続編をもっともっと出して欲しかったです。泣

今回は依頼された件に絡めて百鬼の過去が明らかになっていました。明らかというよりは、断片が掴めた感じかな?

そして百鬼が呪禁師として赴いた場所がおどろおどろしくて、今作ではホラー的な要素も楽しめました。

それと、いつも調査を依頼する会社に百鬼を慕う女性が入社して来て、鳴海が苦手意識を感じたりと恋愛要素的にもワクワクしました。この女性の存在によって、鳴海は百鬼の側にいる自分の存在価値についてグラつき始めてしまうんです。
もう鳴海が焦ったくて、焦ったくて、でも百鬼に心の全てを打ち明ける関係にはなってないんですよね。切ない…。

終盤の鳴海の決意と行動によって、依頼は見事に解決するだけで無くて、百鬼の鳴海への気持ちもハッキリするんです。
もう拍手喝采でした。鳴海の粘り勝ちです。

だからこそ、ここで終わるのがもったいないと思いました。何やら鳴海にも力があるようだし、二人で依頼を解決して行く活躍をもっと読みたかったです!他レーベルさんから出してくれないかなぁ。泣

5

一作目超え!

前作より断然面白かった!
何より、オカルト感が10割り増しでしたね。
最高〜‼︎

前作で謎だった百鬼の過去に触れた本作。
その事実のやるせ無さに、切なさが込み上げてきました。
百鬼は鳴海と出会えて、本当に良かったと思う。

ただ一つ疑問が残ったのは、なぜ鳴海が呪術元の中学生とシンクロしてしまったのか……?
この事件に限って、感化されやすい体質だったのでしょうか?
内容としてはすごく面白かったのですが、そこだけ気になってしまいました。

ラブストーリーとしても大きく進展し、もっと続きが読みたいと思ったら……
レーベルが無くなってしまい、残念過ぎ(泣)
百鬼と鳴海にまた会いたいです。

3

百鬼の記憶の蓋が開きつつあるような……続編希望!

前作『呪禁師百鬼静の誘惑』では「愛するってどういう事か解らないから愛しているとは言えない」なんてことを嘯いていた百鬼に対して「それでも好き」と思っていた鳴海くんにかなり絆されてしまっていた私ですが、いや、今作でも鳴海くん可愛いよ!
だらしない百鬼に小言を撒きつつもしっかり世話をしちゃう『おばちゃん気質』のくせに、仕事は出しゃばらずきちんとこなす『出来る奴』。そんでもって、百鬼を助けるためなら自分の身も危険に晒すことも厭わない『健気さ』。
なんて良い子なの!おばさんはあんたが可愛くてしょうがないよ。

先にレビューされている方も多いので、感想のみを。
とても面白かったんですけれども『神』を付けなかったのは、面白い所為で「もっと知りたい」欲望に火がついてしまったから。前作までだったら我慢と言うか「こういうお話もありかな?」と思えたんですけれど。
でも、これでおしまいだったらかなり欲求不満なんですよ。

今作で、本人が記憶をなくしている所為で霧に包まれていた百鬼の過去が、ちよろちょろと漏れ出すように顔を覗かせています。
どうも記憶をなくしていたと言うよりは、記憶に蓋がかぶせられているみたいですねぇ。
前作での百鬼の鳴海くんに対する気持ちも「愛ってわからない」のではなく、無意識に愛することを避けていたんではないかと。
記憶の蓋が空きつつある(それに向き合おうとしているってことですよね)から、自分の気持ちも明確になったという風に私には思えました。

私は前作の感想に「(百鬼のことが)解らなくてもそれはそれで良い」という風なことを書きましたが、ここまで来たら「全部種明かしをして欲しいっ」と切に切に思います。
どこかこのシリーズの続編を出してくださる出版社はございませんでしょうか?
あ、まず、小中さん、是非お書きくださるようお願いいたします(平伏)。

4

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