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  • 心中するまで、待っててね。 (下)

心中するまで、待っててね。 (下)

shinjusurumade mattetene

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表題作心中するまで、待っててね。 (下)

豊永福太
小学生→大学生
八重坂 葵
中学生

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下

あらすじ

ずっと二人でいられることが、一番のハッピーエンド。年齢「不」相応の幼い体で、引っ越しを嫌がる葵兄ちゃん。見て見ぬフリをしていた違和感は、閉じ込めていた福太の記憶が蘇るとき一つの正解を導いていく…。誰もが見放したのに、たった一人だけが見つけてくれた。究極の純愛、衝撃のクライマックス。ハートフル不穏BL、回答編。描き下ろしあり!

作品情報

作品名
心中するまで、待っててね。 (下)
著者
市梨きみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
ISBN
9784799745113
3.9

(614)

(371)

萌々

(75)

(29)

中立

(65)

趣味じゃない

(74)

レビュー数
104
得点
2307
評価数
614
平均
3.9 / 5
神率
60.4%

レビュー投稿数104

なぜ評価が高いのか理解不能です

メリバなのは分かって読んでいるので心中するバットエンドでも、了承して読んでいます。
それがずっと一緒にいられる方法でしかなく、お互いに望んでいるのであれば。
が、しかしこれはその手のバットエンド、ハッピーエンドとは、理由が違う後味の悪い結末でした。生徒連れ去り強〇殺害は、なしでしょ。そういうの求めてなかったのですが?
エロとグロも割と好きなので、アウトロー漫画や裏社会、ウシジ◯くんは面白くて反面教師になるので全部読んでます。
でも、これは違う感が半端ないです。
好きだったお兄ちゃんを殺した相手を殺害って
お兄ちゃん地縛霊になって守るどころか
殺人教唆じゃん。
途中で入るお兄ちゃんと致す場面のイキナリぶっ込んできた感、違和感しかありません。
お兄ちゃんが小さすぎて致す場面が虐◯にしか
見えませんでした。
作者は、なにを伝えたかったわけ?
BL作者さんて、好きを詰め込みましたがこちらにも伝わってくるから読んでて共感なり、幸せな気持ちになれたりするんでしょ?
こちらの作品は私には作者様がなにを伝えたく
書いたのか分かりませんでした。
ごめんなさい。

0

今まで見てきた中で一番目に焼き付いた作品

メリバをこれまで読んできてなかったので今回上巻合わせて購入しました。私はいつも音楽をかけて読んでいるのですが、この作品だけは音楽では誤魔化しきれず、辛い感情が湧き上がってきました。特に、後半部からの展開(葵の過去くらいから)はあまりにも衝撃的で、目を背けたくなってしまいました。

最終的に福太は葵兄ちゃんの遺骨の入った箱をもって、凍死してしまいますが、これは葵兄ちゃんと一緒にいるためにとった手段。福太にとっても幸せな死だったのかな。

心中するまで、まっててね
これははじめ、葵兄ちゃん目線の題名かと思っていたのですが、本当は福太目線の題名だったんですね。最後のページで綺麗にタイトル回収をしていました。

0

人によっては泣けるいい作品

この作品は賛否両論ですが私はとても好きなメリバ作品でした。サクサク読む系な作品ではなく、しっかり集中して読まないとよく理解できないと思えました。また、最後まで読んだあとに、最初から読み直してみるとまた違う視点で楽しむこともできます。すこし怖いシーンもありましたが、そこまでグロくはないです。現実にもありえるような事件が描かれているので私は覚悟が必要でした。絵もきれいでみやすいと思います。それぞれのキャラクターの心情の変化や表面と内面の違いがよくわかる作品です。

0

ものすごく苦しくなる作品

ここまで苦しくなった作品は初めてです。攻めと受けの表情や感情の変化を描くのが上手で、良くも悪くも2人の気持ちがとにかく伝わってきます。なので感情移入して後々の展開が本当につらいです。苦しすぎてしばらく読み返せません…。全て読んでから表紙の真実に気づき衝撃を受けました。本当にたくさんの仕掛けがされてあります。序盤と終盤で攻めと受けの見方がこんなに変わる作品はありません。受けの行動の小さな違和感が下巻でどんどん紐解かれていきます。

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紛れもなくハッピーエンド

読み終わった後はすごく胸が苦しくなる。けど2人にとっては紛れもなくハッピーエンドだと思う。だって帯にもある通り「ずっと2人でいられることが1番なハッピーエンド」だから。
世間一般的には、生きて幸せに暮らすことがいちばんのハッピーエンドだろう。だが葵兄ちゃんと福太にとっては、ずっと2人でいることが叶うなら、死ぬことすら構わなかったのかもしれない。葵兄ちゃんが死に、共に生きるということが叶わない状況の中で、心中という選択肢だけが唯一の幸せの手段であった。このラストをバッドエンドだと断定するのは、まるでその幸せを否定するようで私にはできない。
作者の方は、結末のあの瞬間がすべてだと仰っていたが私もそのように思う。共に生きるということは、共に死ぬことでもある。来世や並行世界で生存する2人を見たいとは思わないと言ったら嘘になるが、共に死に、共に生きたことを示したあの瞬間が2人にとっての全てなのではなかろうか。

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