電子限定かきおろし付
メリバなのは分かって読んでいるので心中するバットエンドでも、了承して読んでいます。
それがずっと一緒にいられる方法でしかなく、お互いに望んでいるのであれば。
が、しかしこれはその手のバットエンド、ハッピーエンドとは、理由が違う後味の悪い結末でした。生徒連れ去り強〇殺害は、なしでしょ。そういうの求めてなかったのですが?
エロとグロも割と好きなので、アウトロー漫画や裏社会、ウシジ◯くんは面白くて反面教師になるので全部読んでます。
でも、これは違う感が半端ないです。
好きだったお兄ちゃんを殺した相手を殺害って
お兄ちゃん地縛霊になって守るどころか
殺人教唆じゃん。
途中で入るお兄ちゃんと致す場面のイキナリぶっ込んできた感、違和感しかありません。
お兄ちゃんが小さすぎて致す場面が虐◯にしか
見えませんでした。
作者は、なにを伝えたかったわけ?
BL作者さんて、好きを詰め込みましたがこちらにも伝わってくるから読んでて共感なり、幸せな気持ちになれたりするんでしょ?
こちらの作品は私には作者様がなにを伝えたく
書いたのか分かりませんでした。
ごめんなさい。
メリバをこれまで読んできてなかったので今回上巻合わせて購入しました。私はいつも音楽をかけて読んでいるのですが、この作品だけは音楽では誤魔化しきれず、辛い感情が湧き上がってきました。特に、後半部からの展開(葵の過去くらいから)はあまりにも衝撃的で、目を背けたくなってしまいました。
最終的に福太は葵兄ちゃんの遺骨の入った箱をもって、凍死してしまいますが、これは葵兄ちゃんと一緒にいるためにとった手段。福太にとっても幸せな死だったのかな。
心中するまで、まっててね
これははじめ、葵兄ちゃん目線の題名かと思っていたのですが、本当は福太目線の題名だったんですね。最後のページで綺麗にタイトル回収をしていました。
この作品は賛否両論ですが私はとても好きなメリバ作品でした。サクサク読む系な作品ではなく、しっかり集中して読まないとよく理解できないと思えました。また、最後まで読んだあとに、最初から読み直してみるとまた違う視点で楽しむこともできます。すこし怖いシーンもありましたが、そこまでグロくはないです。現実にもありえるような事件が描かれているので私は覚悟が必要でした。絵もきれいでみやすいと思います。それぞれのキャラクターの心情の変化や表面と内面の違いがよくわかる作品です。