限定特典と割引が充実!
読むか否か結構迷ってましたが、読んでよかったと思います。最後は…って想像してましたが、純愛だと思いました。
現代において、結ばれない二人が死に向かう結末は肯定できる事ではないのかもしれませんが、葵兄ちゃんの救いはこれしかなかったんだろうなと受け止めました。そうじゃなければ辛すぎる最後だと。あんな亡くなり方をしたのに、福太を心配して、巻き込まないように現れたんですよね。福太に思いを残して会いに来たんじゃないところがまた泣けました。
福太には違う未来もあったのかもしれませんが、葵兄ちゃんとずっと共にいたい、離れたくない、強い思いでいっぱいだったんだろうなと。それが、葵兄ちゃんの救いになった…。
辛くて残酷な結末だと思いますが、純愛だと思います。大きく心を揺さぶられたい方、あれこれ考えてみたい方、敬遠せずに読んで欲しいと思います。
メリバなのは分かって読んでいるので心中するバットエンドでも、了承して読んでいます。
それがずっと一緒にいられる方法でしかなく、お互いに望んでいるのであれば。
が、しかしこれはその手のバットエンド、ハッピーエンドとは、理由が違う後味の悪い結末でした。生徒連れ去り強〇殺害は、なしでしょ。そういうの求めてなかったのですが?
エロとグロも割と好きなので、アウトロー漫画や裏社会、ウシジ◯くんは面白くて反面教師になるので全部読んでます。
でも、これは違う感が半端ないです。
好きだったお兄ちゃんを殺した相手を殺害って
お兄ちゃん地縛霊になって守るどころか
殺人教唆じゃん。
途中で入るお兄ちゃんと致す場面のイキナリぶっ込んできた感、違和感しかありません。
お兄ちゃんが小さすぎて致す場面が虐◯にしか
見えませんでした。
作者は、なにを伝えたかったわけ?
BL作者さんて、好きを詰め込みましたがこちらにも伝わってくるから読んでて共感なり、幸せな気持ちになれたりするんでしょ?
こちらの作品は私には作者様がなにを伝えたく
書いたのか分かりませんでした。
ごめんなさい。
メリバをこれまで読んできてなかったので今回上巻合わせて購入しました。私はいつも音楽をかけて読んでいるのですが、この作品だけは音楽では誤魔化しきれず、辛い感情が湧き上がってきました。特に、後半部からの展開(葵の過去くらいから)はあまりにも衝撃的で、目を背けたくなってしまいました。
最終的に福太は葵兄ちゃんの遺骨の入った箱をもって、凍死してしまいますが、これは葵兄ちゃんと一緒にいるためにとった手段。福太にとっても幸せな死だったのかな。
心中するまで、まっててね
これははじめ、葵兄ちゃん目線の題名かと思っていたのですが、本当は福太目線の題名だったんですね。最後のページで綺麗にタイトル回収をしていました。
