電子限定描き下ろし漫画付き
作家買い。
みちのくさんはドシリアス系もコメディ系も幅広く描かれる引き出しの多い作家さまですが、『真夜中ラブアライアンス』はコメディ&エロのホンワカほのぼの系のストーリー。今作品はその『真夜中~』の続編ということで発売を楽しみに待っていました。
そして続編のタイトルには「DEEP」の文字が。
『真夜中~』よりもDEEPなんですか、先生…!
と軽い衝撃を覚えつつ手に取りました。
続編ではありますが、前作が未読でもなんとか読めるかな?
ただ、登場人物は前作から引き続き同じメンバーが登場しているので、前作を読まれているとより楽しめるかと思います。
前作の主要CPである「ショータ×ヒロト」。
身体から懐柔しヒロトを囲い込んだという意識があるショータは、二人の関係に自信が持てない。ヒロトはショータを恋人だと言ってはくれたものの、もっと自分の方を向いてもらうためにショータが思いついた方法は、より深い快楽でヒロトを懐柔する方法で―。
メスイキ、コスプレ、そして薬まで使うようになり…。
結局、ヒロトを自分に向かせる方法は、カラダではなく、愛情だと気づくことができたショータにエールを送りたい。二人で「これから」を築いていこうとする二人がめっちゃキュートでした。
「まさき×はじめ」
ランジェリー好きなはじめくんと、ランジェリーもはじめくんもすきなまさきくんのお話。
相変わらずラブラブな2人。エッチなランジェリーも使用して甘々なセックスライフを楽しんでいる二人だけれど、はじめの友人・トオルがはじめに接触してきたことで不穏な空気が漂い…。
この「トオル」が、ショータにラブドラッグを売りつけた売人。かつて仲が良く、優しかったトオルの変貌に驚きつつ、でも見捨てることができないはじめの奮闘ぶりがカッコいいです。
で、トオルを救済してくれるのが、『真夜中~』のアダルト組のヨシオと天麻さんの2人。
この二人がクッソカッコよくて悶えます。
最後は「ヨシオ×天麻」のお話。
前2CPとは異なり、長い歴史を持つ彼らの間に流れる空気感は、熟年夫婦っぽい安心感があります。
義理人情にあふれ、そして男気にもあふれる天麻さんがヨシオに組み敷かれるさまは、まさに眼福。
和服を乱され、脱いだら筋肉に、そして紋々。
悶絶必至です。
あとがきでみちのくさんも書かれていますが、ぜひともこの二人で丸々1冊のコミックで出してほしいです。
みちのくさんの圧倒的な画力に支えられたビジュアル、筋肉、そしてセックスシーン。
良い。
すっごく良い。
時にシリアスな展開になりつつ、基本はコミカルで甘々なストーリーなので読後はほっこり優しい気持ちになれます。エロと甘々にどっぷり浸りつつ、最後の酒々井組の天麻さんの部下のおっさん二人に、全部持ってかれた感が非常に爽快かつ爆笑ものでした。
エロあり、コミカルさもあり、まさにみちのくさんの真骨頂、ここにあり。
な作品で、めっちゃ萌えました。
彼らのその後がまだまだ読みたいです。
ということで、続編を正座して待っていようと思います。
真夜中ラブアライアンス、この作品のCP3組とも大好きです!
そして、このエロエロな展開も堪りません!!
本当に大好きな作品なんですが、今回さらに「DEEP」になったので、人にオススメすることを前作よりも躊躇しますね・・・この本のこの内容を好きって言って引かれやしないかと。
エロもノリも前作同等、もしくはそれ以上にマニアックになってます。
前作好きな方は買うべきです!あの3組が思いっきりエロくドゥルンドゥルンやってます!!
今作はそれぞれの心情にも触れているので、読み応えあります!なのにエロさは損なわれていない・・・もう最高ですね!
是非更にDEEPになった彼らを見てみたいので、是非続編をお願いしたいです!
みちのく先生の絵がとにかく大好き。もう、他の追随を許さないほどの圧倒的な画力です。肉感があってとにかくエロい!!いつもみちのくワールドには圧倒されますが、マニアックで、これでもかー!のオンパレード(笑)でも、エロくてラブがあってとても楽しく拝読しました!
私にとっては、とにかくこの作品に出てくる受の皆様が、本当に至高の受なんです!
あらすじやカップルについては、他のレビュアー様が書かれていますので、感想を書きます。
まずは、ショータ(攻)✕ヒロト(受)のヒロトくん!前回は突然ショータにヤられて目覚めちゃった感だったけど、今作はもはや最初っからトロトロ。もはや、ショータなしには生きていけないのでは?と思うほど、もうグッズグズにヤラれています(笑)
でも、前作に比べると、やんちゃっぽさがなくなって、1人の男としてどっしり構えてるっていうか。ベッドではグズグズなんだけど、コスプレや媚薬をやりたがっても受け入れてやらせてあげる。ショータに対する気持ちもしっかりしてるし、優しいんですよね。
対してショータはヒロトと長く続けたい一心ではあるものの、女々しさもあって不器用。薬のくだりなんかは、正直引きました…。ヒロトは不安がりながらもいいよって言ってくれてるのに、ありがとう、とか言って、そのまましてしまう。そこ、ありがとうじゃないし!と1人ツッコミしてしまいました…。
そういう意味では今回は、ヒロトくんの男度爆アゲ!!ドライでイッてるときのエロさ、警官プレイでのグズグズ感と、エッチが終わったあとの普段のギャップと言ったら…!!そして、ヒロトくんは超美形なんですよね。短髪美形の受、かつエロエロ。神です。
2CP目のまさき(攻)✕はじめ(受)は、この3組の中では1番感情移入ができないというか…。正直、これは趣味の問題なので、作品とは関係ないですが、私自身はどうしてもランジェリー男子が…わからない(笑)うーん、はじめくんの三白眼とランジェリーのギャップが魅力なんでしょうけども、私自身はそこまでハマれませんでした。すみません…。
でも、まさきくんが容赦なく攻めるセックスはほんとにすごい!エロエロは保証済です!
私がこの作品を神にしたのには、ラストを飾る、ヨシオ(攻)✕天麻(受)が最高の中の最高すぎたからです。
完全に個人的な趣味ですが、『黒髪短髪✕筋肉✕男気』の受が、この世の中で1番の大好物である私にとって、天麻はもはや理想を飛び越えた神の領域でした…。まさに至高の受。
攻のゲイバーママのヨシオも超かっこいいんですよね。頭が良くて、男気あって、ちょっとのことじゃ動じない大人の男。そんな男が、美しい筋肉にこれまた美しい入れ墨入れた、男前で美形で色気がすごくて、さらに究極に男気溢れる天麻をオネエ言葉で攻めていくんですよ…。ナニコレ、最高か、とかいうレベルじゃない…。みちのく先生、すごい。すごすぎる。
天麻がヨシオに攻められて、気持ちいいんだけど声を押し殺して快感に耐える描写がゾワゾワするぐらい、エロい。書き下ろしでも、ヨシオの上に乗って果てる天麻。二人のやりとりがとっても大人なんですよね。もうそれだけでエロいし、天麻の色気がもう…。昇天レベルです。そのあと、ポジションチェンジして、普通にお話しながら、ヨシオに前から突っ込まれる受の天麻。書き下ろしでヨシオが言う、「アンタもう十分カッコイイわよ」の一言は、天麻を抱きながら言うんですよね。いやもう、ほんとに、すごい。超ーかっこいいです、二人とも!!
この作品では、ヨシオと天麻の話が1番ボリュームが少ないのですが、もう二人がすごい存在感で、この作品を一気に持っていってしまったくらいの読後感なんです。あとがきにもあるように、みちのく先生の中でもまだ、スカした天麻を崩してないとのことで、機会があれば描きたいとのお言葉が…!!天麻がヨシオの下でどんな顔してエロエロになってしまうのか…絶対に見たい!!
盛大に受キャラについて語ってしまいましたが、みんな共通してるのは、みちのく先生の受って、みんな目にいっぱい涙ためて、感じすぎて泣いちゃうんですよね。もう、ほんっとーーーに最高!!ちなみに、私的ベストの泣き顔は、ドライのときのヒロトくん。超絶可愛かったです!
どのカップルも、みんなかっこよくてかわいいけど、この作品はとにかく受キャラが最高です。よくある設定で考えれば、攻受逆転してる感がありますが、私のようにその攻受逆転設定に超絶萌えちゃう方にはぜひオススメしたい作品です!
今回もファンシーでキラキラな薄色のパステル調で可愛い表紙なのに中身はエロエロです。3組の愛あるえっちを堪能できますよ。カプごとの感想です。主にエロの。
①ショータ×ヒロト
一番若くて攻め受け両方美形のカップルだと思います。とくにヒロトは色素が薄い大きい瞳で洋風の顔立ち。トロ顔と泣き顔がエロ可愛すぎです。別れたくない不安からエロバリエーションを増やそうとするショータに何でも付き合ってあげるヒロト。今回女優のように濡れ場を頑張ってくれています。しかしショータ、愛する人に得体の知れない薬を使うのはダメ!絶対。生きててくれたからよかったものの。
②まさき×はじめ
受けのはじめは三白眼で体つきも性格も男前なのに、可愛い下着好きというギャップの人。ヒロトみたいに美形って感じではないけど、そんなにエロに対して積極的ではない分乱れた時に恥じらう感じの表情が色っぽいです。悪くなった昔の友達を見捨てられない情の深いお人好し。
③ヨシオ×天麻
大人カップル。アラフォーの魅力全開の2人です。襖の向こうで声を抑えてても色気ダダ漏れの天麻がたまりません。声を盗み聞きして「ドキン!」となってる舎弟2人の気持ちがわかりすぎる。着物であんな色っぽい格好して無防備に隣で眠るって誘い受けでしかないよね。
結論。それぞれ魅力的でどのカプが1番とか選べない。しかし楽しいあとがきによると、天麻のスカした顔を崩したりない深刻な汁不足(太字)だそうで、③のカプは出来れば単独で描きたい、とのこと。何それ。絶対買うわ。高校からの腐れ縁て…萌えしかないもんね。
描きたい欲求がたくさんある作家さんって素敵です。ついていきます。
ドゥルンドゥルン第二弾きたーッヾ(*´∀`*)ノ
折り返しの作者コメントに
「前回描ききれなかったものを続編として…」と書いてあって、
各々の関係性をさらに掘り下げた巻になっていた気がしました。
前作の本の分厚さに比べると今回は薄めです。
紙本の修正は前回と同様に白ペンでグシャ消しなんですが、
9割ぐらい塗りつぶされててかなり霞がってます(T^T)
(いや…9.5割レベルかも。解せぬ。)
まぁいいんですけどね…
ティン消されてる分表情豊かでエロいし…
いいんですけどね…(強がりだよチクショウ)
描き下ろしはヨシオ×天麻(4P)でした。
内容は書いて下さってるので感想をメインに書きます。
◆ショータ×ヒロト(2話)
冒頭(電子書籍のサンプルで公開されてます)を見て
「付き合ってなかったんかいッッ」とツッコミいれたのは私だけじゃないはず←
まぁでもハッキリ言質も取れたことですし、晴れて恋人関係スタート!
ショータがちょっと弱気になるところにキュンとなります。
恋人になることは出来た。
じゃあ次は?長続きさせるってどうするの?
ーと、必死になるあまり変な方向へ向かっちゃうのですねー。
ヒロトを気持ち良くさせたあとにホッと胸をなで下ろしているのが切ないわ…。
ショータの良いところはエッチを心の底から楽しんでるとこだったのにッッ!(そこ?)
弱気なショータに対し、ヒロトはブレがなくて頼もしい部分が見られたかな。良かった。
あとヒロトは今回もドゥルンドゥルンにされてドロドロに溶けてましたw
ショータは男ver.で攻めてるのが多めで個人的には嬉しかったですヾ(*´∀`*)ノ
女装とのギャップ良きですな。
◆まさき×はじめ(2話)
はじめの旧友(半グレ)が絡んで薬だのヤクザだの上納金だの。
まさきは何かを抱えているはじめを気遣うけれど、
はじめは自分の問題だからと弾いてしまうのが悲しい。
「信用と嫉妬はちげーよ」の一言が重いわ~(;ω;)
シリアスな展開で1回目のエロはちょっと浮いてたように感じました。
エロは甘くコミカルに描かれてたせいかな?
天麻のラスボス感が良きですヾ(*´∀`*)ノ
◆ヨシオ×天麻(1話+描き下ろし)
大人ver.のエロきたーーーー!!!
前回は過去回想のみでしたからね。
んー…。
ヒロトやはじめに比べると天麻の乱れ具合は控えめですね。
ただ声を耐えてる顔がエッッロイ(∩´///`∩)
"死んでも絶対あんあんしねーぞ”的な強情っぷりが良きでした…!
とはいえやはり崩れるところも見てみたい。
…と思ってたらあとがきに「天麻のスカした顔を~(以下略)」と書かれていて激しくウンウンとなった。
それは是非とも。続編を。天麻のドゥルンドゥルンを。是非お願いしますッッ!!