コミック

  • ヒゲと鈴としゃぼん玉

ヒゲと鈴としゃぼん玉

hige to suzu to shabondama

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作ヒゲと鈴としゃぼん玉

鈴太郎
28歳・アパレル店員
三太
32歳・在宅ワーカー

その他の収録作品

  • 描き下ろし番外編

あらすじ

家事が全くできない28歳、甘やかされるの大好き!鈴太郎と、家事全般をこなす優しいヒゲの32歳、鈴太郎を甘やかす三太。2人で花見しようとすると絶対に雨だし、鈴太郎は家で何の役にも立たず、三太はたまにストレスで壊れる…。それでも、2人でいれば何とかなる!楽しくて、時にはちょっぴりしょっぱくて、でもとっても幸せな、ヒゲと鈴のケセラセラな同棲生活。ymz新境地☆何気ない日常が愛おしいラブリー最新作☆

作品情報

作品名
ヒゲと鈴としゃぼん玉
著者
ymz 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
ISBN
9784065170649
4.4

(154)

(94)

萌々

(44)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
23
得点
688
評価数
154
平均
4.4 / 5
神率
61%

レビュー投稿数23

No Title

Very very nice artwork, I love them.

0

年を取った時に思い返してほんわかしたい

同性カップルのふんわり優しい日常生活がつづられています。

家事が壊滅的にできない鈴太郎と、4歳年上で家事全般こなす在宅ワーカーの三太は同棲しています。

2人とも立場も性格も仕事も全く違いますが、2人ともおだやかでほんわかしています。
そして2人ともそれぞれなかなかに癖があるのがおもしろいです。
2人のやりとりのひとつひとつが、うざったかったり、あほっぽかったり、かわいらしかったり、はいはい、と思ったり、読みながら幸せなにやにやが止まりませんでした。

2人とも絶対に別れるつもりはなくて、一生添い遂げる気持ちが固まっていて、それを口にしているところがとても素敵です。
それも気負った感じではなく、自然に、でも、しっかりと定まっている覚悟、というのがとてもいいなと思いました。

三太の元彼が鈴太郎の勤務先に来ては嫌味を言って口論を繰り返している、というのもおもしろいです。鈴太郎が三太元彼の家に行きたいというのもおもしろいし、それを受け入れてしまう元彼もおもしろいです。
不思議な関係だけど、嫌な感じは一切しなくてほんわかします。

少しだけつらいエピソードもありますが、一冊通してやさしいおだやかな暮らしがつづられていて、ほんわかしたり、くすりと笑ったり、しました。

あとがきでymz先生が、「大事な人が死んでしまった後、相手との思い出を振り返る時に思い浮かぶ、いい思い出だけを形成して、寄せ集めたような話が描きたいという目標で描き始めた」と述べていらして、より一層、この作品を素敵に感じました。

0

好きな日常系

絵柄、作風がずいぶん変わられましたね。
細く繊細な線が太めでしっかりして。
最初、これほんとにymz先生?と見直してしまいましたw

内容もこれまで繊細な心理の変化を見せる、ほんのりじんわり系だったのが、ほんわか、笑い、明るさが前面にきている。

ymz先生5作目ですが、本作がいちばん好きです(2番目はラブラド・レッセンス)

2人の何気ない同棲生活の日常がほんわか、それでいて萌えるよう描かれていて、これ!とうれしくなりました。

日常系好きなんですが、何も刺さることも引っかかることもなく風のように通り抜ける作品もあるんですが(私にとってハイ・ファイ・ランデブーがそうだった)

本作は日常の一コマ一コマがイキイキと見えて楽しかったです。

あとがきにあるように「想像以上に人物がはちゃめちゃに元気で自由に動き出し〜」が、なるほどその通りだなと。
先生の中でどういう変化があったのかとても興味深いです。


完全に好みですが(5☆満点)
すごい ☆☆
面白い ☆☆☆
内容が好き ☆☆☆
絵が好き ☆☆☆
キャラが好き ☆☆
萌える ☆☆

0

今の気分にちょうどいい

私は普段BLに限らず日常系やほんわかした感じの作品は好んで読まないのですが、試し読みして良かったので買ってみました。この作品は疲れた今の気分にちょうどいいですね。世の中がこんなのだから漫画の中だけでも平和なのが良いっていう気持ちが分かりました。二人でベランダに足を出して日向ぼっこしてる姿に気持ちがほっこりしました。独特の台詞のセンスだったりキャラクターのネーミングセンスも好きです。こういうエロくない作品もっと増えてほしいですね。

1

隣に住んでいそうな平凡カプな所がいい

心穏やかになるようなエピソードばかりが詰め込まれた作品でした。
ハラハラドキドキが苦手な私にはぴったり。
辛い日もあるだろうけど、日々の小さな幸せが繋がって長い年月を一緒に過ごすんだろうなあ。
攻めさんの家族がすごく好意的で結婚するって聞いたら喜んでくれるところが良い。子供多いと、同性同士で結婚ってこだわらないのかな?子供たちが幸せであればそれでいい、みたいな。一方受けさんの家族は否定的。そこはあまり深く描かれなかったけど。
本人たちの性格、好み、家族背景も真逆な感じだけど、それだからこそぴったりハマる。

攻めが受けにベタ惚れなところも大好き。
受けが女々しくないところも大好きです。
特にスパダリでもなく、美人受けでもないところが日常的に感じられるちびまる子ちゃん的な?作品でした。

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP