ラブラド・レッセンス

Labrado-rescence

ラブラド・レッセンス
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神50
  • 萌×219
  • 萌10
  • 中立6
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
17
得点
362
評価数
90
平均
4.1 / 5
神率
55.6%
著者
ymz 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
発売日
価格
¥639(税抜)  
ISBN
9784813030997

あらすじ

目が覚めると病院のベッドにいた写真家の藤代春次。
どうやらカメラをかばって階段から落ち、意識不明のまま搬送されたらしい。
担当医の日賀睦は、偉そうな態度で何かと春次をイラつかせる。
だが、なぜか春次の創作意欲も刺激するのだった。
そして、睦もまた自分にないものを持つ春次が気になって……。

表題作ラブラド・レッセンス

攻受不明・日賀睦・医者
攻受不明・藤代春次・写真家

その他の収録作品

  • after story①,②
  • カバー下漫画

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数17

ラブラドライトの煌めく

うーん。好きだなぁ…
やっぱりymz先生の作品と世界観は、良い。
エロじゃない。だけど、好きの先にはセックスは有るんだろうなとは思う。
作品中には、セックスの場面はないです。
だけど、互いが愛しくて、生きている意味さえ変わったり、生きる価値を見出だしたりする。
とにかく、相手に吸い寄せられるように近づくのが読み手としては堪らないわけです。

ymz先生の作品は、逆順読みです。新しいものを読むと、更に過去作を読みたくなる。不思議な居心地が良い話と、作画が本当に魅力的。

睦と春次が、吸い寄せられるように出合って、始めから遠慮なしで話したり、会ったり、ご飯食べたり。
あまりにも自然過ぎる。ガツガツした焦りは有るかも知れないけれど見せない。
人に頼れない睦が、素を出せる春次。春次も、頼られたり甘やかしたりはいやじゃない。
ただ、夕食を作るのだったりしても「作る間に寝て良い」なんて春次が優しい。
春次がラブラドライトを、睦に送るんです。石が、悪い方にいきそうになると戻してくれる。いつも側にいられないから。お守りって。
この場面を読むと、じわじわ気持ちが揺り動かされる。
ああ、自分だったらやっぱり春次と同じように思うだろうなと考えるんですね。

もう、読んでいると自分が浄化されていくような気すらしてきますね…
ymz先生の世界観は、やっぱりymz先生の作画有ってこそ。
木漏れ日とか、夜の灯りとか明るい日中の風景は、はっとするほど美しいなぁと思いました。

この作品が好きすぎて、ラブラドライトの購入を真面目に検討しているところです。

0

キャラクターの個性が光る

先に『ハイ・ファイ・ランデブー』を読んでしまったのですが、
私はこちらの方が好きでした。

医師の睦と写真家の春次が出会い、
恋人になっていくまでのお話です。

誰にでも優しくて、少し不器用で素直になれない睦が、
天真爛漫で素直な春次と出会い変わっていきます。
後から考えてみると、
春次は終始全然ブレていなかったように思います。
睦の事をよく理解し、受け入れる春次は、
とてもいい男だと思いました。

睦が言った、「不平に対して不満に思っている」という言葉が、
睦の性格をよく表していると思います。
どういうことかというと、
要するに〝嫉妬している〟という事らしいです。
素直になれず周りくどい言い方しかできない睦の不器用さが、
よく現れていると思いました。

告白も春次に言わせましたね^^
少しずるいけど睦らしいと思いました。
お互いを理解し、一緒にいることが自然な二人に癒されました。
とても優しくて温かい気持ちになれる作品です。

0

「見ようとする人にだけわかる光」

ymz先生の作品についにハマりました。

「さよなら、ヘロン」と、"2人の人間性が相対したときのストーリー展開"が全然違ってますね。こちらが断然好きです。

写真家の藤代は入院した先で医者の睦に出会う…というストーリー
ストーリーをもう少し書こうと思ったのですが、なんとも書くのが難しいです。2人は変化しているようで、変わっていないようでもある。出会った時からそれぞれが特別だった節もあるんだよな。
モノローグより、会話で展開していくシーンが好きでした。藤代と睦の会話に限らず、佐藤(睦の同僚)と睦とか、睦の元カノと藤代とか。藤代と睦の会話なら告白シーンがいっとう好き。名告白シーンです。

決してくさす気持ちはないのですが、神評価にするとしてやられたって気持ちになっちゃうと思って萌2にするか迷いました。なんだろう、ハメ技使われた気分というか笑

0

ほんわか

明るい写真家の春次と無愛想な医者の睦、一見対象的な二人がなんとなくお互いに惹かれあって恋だと気付くまでのお話です。
甘さがあんまりないからかじれったい感じはなくて、気付いたら一緒にいると心地よくてあれ?なんかあいつのこと優先してるぞ?という流れになっています。
現実ロマンチックな事とかそうあるわけじゃないし、この流れが自然に感じます。
もうちょい切なさがあってもよかったな。でもそうするとこの作品の世界観は失われるしなぁ。

0

一つひとつのモノローグが印象深い

 最後まで濡れ場はないのですがとにかく心情描写が上手く、魅せるなぁという印象が強く残りました。特に医師である睦の繊細な気質は言葉で表現するのが難しい類のものだと思うのですが、すとんと腑に落ちるくらい納得しやすかったです。不器用な睦には、多少図々しいくらいに踏み込んでくる春次の存在が意外にもしっくりくるんだなぁと。春次といると、自分の欲しかったものを思い出すという睦の台詞が大好きです。春次も何も考えなしにずけずけと他人の領域に踏み込むわけではなく、口では強気ながらも思いやりのある青年なので、そこが睦に壁を作らせずすんなり受け入れてもらえる理由なのかなと感じました。あまり糖度の高くないカップルではあるのですが、そこがリアルで良いというか、お互い素を晒して言い合ったりしながらも心地の良い空間を築いているところが素敵だなぁと思いました。

0

何度でも読み返したくなる作品

この作品を読むのはもう何度目か、というくらい読み返しています。
何度読んでも色褪せず、いつも心が洗われたような気持ちになれる作品。

夢を追って写真を撮り続ける藤代と親の姿を追って医者になった日賀。
藤代の怪我による入院で知り合ったふたりの話です。

明るくて素直な藤代とぶっきらぼうな日賀は本当に正反対。だからこそ惹かれ合う気持ちがとても丁寧に描かれています。
好きなことをやっているはずなのに疲弊して逃げ出したくなっていた藤代は、日賀の仕事に対する姿勢を通して自分が見失っていたものに気付く。
ただ医者として患者に頼られる存在になることだけを目指してきた日賀は、藤代と一緒にいることで初めて肩の力を抜くことや誰かに甘えてもいいということを知る。
この作品はBLではないのです。藤代と日賀がお互いに影響しあう姿を見て、自分も誰かにとってこうありたいと思える自己啓発本。というのは言い過ぎかな。

味のある絵の雰囲気も好きですが、言葉も良いです。いちいちメモしたくなるような台詞やモノローグがたくさん。だけど「決め台詞!」という押し付けがましさは一切ありません。すごくナチュラルにそれぞれの場面に馴染んでいるから余計にすんなりこころに入ってくる。素晴らしいです。

ただ日賀の元カノのところはちょっと微妙だったかなという気がしました。藤代が自分の気持ちを自覚するきっかけではあるけれど、あまりいい流れではなかったと言うか、あそこだけは取ってつけた感がありました。
日賀が自分だけに優しいと思っていたら誰にでも優しいひとだと分かって、自分だけの優しさにできないならいらないと別れた元カノ。こういう場合藤代は元カノのスタンスとは真逆でないと効果が感じられないのですが、それまでに特に日賀がみんなに優しいということに関して藤代が何か思うような場面がなかったせいで「ん?」となってしまいました。
それならむしろ「優しさ」押しではなくて、「素を見せてくれたかどうか」の方がしっくり来た気がしました。あ、でも「みんなと同じ優しさしかもらえなかった」=「外面」ということだったのかな。

タイトルの「ラブラドレッセンス」は作中にもラブラドライトという天然石の光のことと出てきますが、調べてみたらラブラドライト全てがそういう光り方をするわけではなくて光らないものの方が多いとか。光を当ててみればいいというわけじゃなくて「これぞという石に光を当てたから光った」というところが、藤代と睦の唯一無二の関係をよく表しているなと思いました。このふたりはどちらもラブラドライトでどちらも光なんですよね。
それに中黒がついていることで「アドレッセンス」もかかっているのかな、と。青春時代や若い頃のように、何かに影響を受けて自分が大きく変わる時期。という深読み。

また何度でも読み返そう。

1

センスがいい

タイトル、めっちゃセンスいいなぁって思いました。
作中で、「ラブラドレッセンス」がどんなものかっていうのが
出てきますが、よくこんなもの見つけてくるなぁっていう
単純に、すげぇって思いました。

二人の関係の描き方がきれいでした。
というのも、「好き好き」と相手を責め立てることもなく
男性同士の恋愛に対する、よくある悶々系もなく
すごい、自然な流れでお互いを好きになったなぁと

友達の延長なんだろうけど、友達の好きではなくて
ちゃんとお互いを恋愛対象として好きっていうのが
こんなに淡々と、イチャイチャもそうあるわけでもないのに
伝わってくるんですよね。
なんか寧ろ長年連れ添った夫婦のような
付き合いたてのカップルの様な、お互いを思いやる親友同士のような
あーこういう関係っていいなぁって
ちょっと羨ましくなりました。

おまけ漫画で、ちろっとHシーン?があって
それがまた、なんかほほえましくてよかったです。

「ハイ・ファイ・ランデブー」にも二人が出てるので
その後のふたりがちろっと出れてテンション上がりますが
がっつり読みたくなるから、逆効果でした。。。

2

意味深いタイトル

このお話の主人公は医者の睦と写真家の春次という二人。春次の怪我入院で出会います。主治医と患者という立場は早々に終わって、友人とも言えない知人のような関わりがスタートします。
タイプが全く異なるお互いにないものを持ち合う二人。
二人はノンケ同士だと思います。私は普段、ノンケ同士がすんなり葛藤もなくくっつくとかなりの違和感を覚えてしまうのだけど、この作品に関しては、同性がどうのこうのと葛藤しなくても全く違和感を感じないんです。それってかなり凄いことだと思うんです。
それは性別を超えた感覚というか、その人が自分にとって特別な対象となっていくのってこういう事だねっていうのをじっくり味わえるから。

タイトルの「ラブラド・レッセンス」はラブラドライトという天然石の光のこと。
見る角度によって光の色が変わるので見ようと思わないとただの石だけど、見ようとする人にだけその美しさを見せてくれる光。
知人とも友人とも違う、恋人にしか見えない、見せてくれない光。それを一番近くでいろんな角度から見ることができる。
恋人って何だろうというそのものを表しているかのようで、初めてそれを知った時はなんて意味深い、素敵なタイトルなんだろうと感激しました。

この他にもところどころ意味深いセリフが散りばめられていて、雨の日にでもゆったりとした雰囲気の中で読みたい気分になる作品です。


新刊のハイ・ファイ・ランデブーを読んだらこの二人も登場していましたよ。

2

日々にひそむ光

平坦でいて、人と人とのつながりのなかで大事なこと、幸せなこと、気付かなければいけないことをたくさん描いている漫画でした。BLだからと言って読まないのはもったいない気さえしてくる作品です。あまりよろしくないかもしれませんが、BLに興味ない人にも薦めたくなる作品です。
そもそもBLというより人を好きになるとはなんたるか、どう人を好きになっていこうか、というのを考えさせられる作品です。タイトルも本編に絡めて光るセンス!表紙も日差しの光の具合が淡い宝石のようで素敵です。
ymz先生の登場人物の感情を生っぽく描く表現が好きで今回の作品も楽しみにしていましたが期待以上でした。素晴らしい作品をありがとうございました!

1

少しづつよりそっていく恋

さよなら、ヘロンから読みとても良かったのでこちらも読ませていただきました
blの濃い恋愛と性愛描写は大好物です、が、私は稀有な関係性とか自分の意思に関係なく堕ちていく様をなによりblで見たいと思っています
ラブラド・レッセンスは一目で分かるエロも情熱もないけれど間違いなく素晴らしいbl作品だと思います
ついこの間ストレートの男友だちにblとはどういうものなのかを説明した時に、「エロがあればいいというものじゃないんだ!」と熱く語ったのですが正にコレ!ですね
人を丁寧に好きになるということが描かれている本です

1

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

PAGE TOP
  • 商品購入
  • レビューを見る
  • 評価レビューする
  • 関連作品
  • 攻受データ