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オメガバースのアルファといえば
ハイスペックの美丈夫と相場が決まっているじゃ
ないですか。
もちろん、ハイスペのモテ男なんですよ、
この宗一郎も。
でもウブで照れ屋ですぐに赤くなって、
涙もろくてなんだかとってもかわいいんです。
(ただし彰の前でだけ)
切実な想いが実ったあとの、番大好きっぷりも
良かったです。
ヒッキーの彰が宗一郎を「お前」呼びして
いつもツンツンしているのも好き。
運命の番です!って現れたけど
実はウソだったのにはびっくりしましたw
約100ページほど、紙の本にしたら80ページくらいでしょうか。
短時間で読めて、ドキドキキュンキュンさせてくれるお話でした。
少々値段が高いかなとは思いますが、作者に還元されることを思えば許せる値段帯です。
主人公のオメガが恋を自覚して運命に逆らうという、オメガバでは割とよくあるストーリーだと思います。
しかし、主人公の気持ちや境遇を想像に共感させられ、涙しました。
短い物語でここまで引き込ませてくれるのは作者の腕によるものでしょう。
本編では不足も感じず、満足度高い作品でした!!
番外編SSでは攻めのアルファ視点で物語が進み、受けへの愛情が伝わってきます。
個人的には、この攻めパートをもっと掘り下げてほしかったです。
もっとイチャイチャしてる描写がほしかったな、と思います!!
特に省かれている印象はなかったのですが、攻めの愛情をもっと感じたかった……!
2人がくっついた後のイチャイチャが見たかった……!
それでも、神をつけてしまうほど好きな作品でした!
やー…良かった…!!
電子のみ、全106ページととても短いお話なのですが、無理やりなところがなく綺麗にまとまっていて、読み応えもある。
中盤からハラハラドキドキ展開となり、一気読みしてしまいました。
以下、内容と感想です。(ネタバレ含みます。)
中学時代、「オメガって臭くない?」という何気ないアルファの発言を発端にアルファへの陰口や嫌がらせなど差別が広まり、それがきっかけで引きこもりになってしまった主人公、彰(受)。
26歳の現在まで11年間も引きこもり生活を続けていたある日、突然玄関先に現れたのは「WGO(世界遺伝子機構)」のエースエージェントである宗一郎(攻)。
本作のタイトルである「初めまして、私が君の運命の番です」という台詞を放ち、「君を立派な社会人にしてみせます」と言ってその日から生活を共にし、料理を作ったり一緒にスーツを仕立てに行ったり、就職のための面接練習をしたりと、甲斐甲斐しく世話を焼き始めー
優しくも時には厳しく指導する様子は、まるでオカンのよう。
そんな時、突然彰がヒートを起こしてしまい、二人は体の関係を持つようになり、心も通わせていくことになるのですが。
結ばれてもいいと思い、彰は「愛咬(αがΩのうなじを噛むこと)する?」と尋ねるのですが、なぜか宗一郎は「時期尚早」とはぐらかし、噛もうとせずー
と展開するお話です。
”運命の番”というオメガバならではの設定をうまく使い(序盤から伏線張られてます)、途中からうっすらと真実に気が付きつつも、明らかになった時は「おおお!」と興奮したり「どうなっちゃうの!?」とハラハラしたりしました。
ストーリーもさることながら、攻めの宗一郎の一挙手一投足がなんだか可愛くて可愛くて。
受けの彰より一歳年上なのですが、世界的機関のエージェントということもあり敬語だし、彰に褒められたりすると頬を赤く染めて両手で覆って照れたりするのです。
やーん、可愛いじゃないか…!!(*´꒳`*)
可愛いだけじゃなくて、行動力もセッッの時の雄みもたまりません。
宗一郎と彰との繋がりが明らかにされ、彰が宗一郎を追い出すシーンは切なさに胸が痛みました、、
何も知らない彰に対しかけていた言葉「ごめんなさい」「すみません」の意味の重さよ…
(肉体的にも精神的にも)痛いオメガバは個人的に苦手なのですが、こちらの作品は切なさがありつつも優しく愛に溢れたお話で、大好きなものでした◎
滝沢晴先生の作品が大好きです!
初めて滝沢先生の作品と出会ったのがこの作品で私の作者買いはここから始まったような気がします。
ドアを開けるとモデルのような男がいきなり
「初めまして!私が君の運命の番です!」
と玄関から入り込み、
「番なんですよ?やることは1つ。。。」
え!!え!!いきなり始めちゃうの!?
っと思ったら掃除を始める(笑)
(押しかけ旦那!?)
まずここで一気に作品に引き込まれました。
その後もテンポが良く最初は閉口していた受けも攻めのスパダリ猛攻撃をくらい、徐々に心を開いてきたところでガツンと衝撃の事実が!!
この先はネタバレになちゃうのでコメントを控えます。
あっという間に読み終わり、気づけば余韻に浸っているという、摩訶不思議な時間を体験しました。
とっても面白かったです!
【初めまして、君の運命の番です】というタイトルに
とてつもなく惹かれて読みました。
WGO(世界遺伝子機構日本事務局)が【運命の番】をマッチングできるようになって10年。
中学時代のオメガ差別がきっかけで引きこもりになってしまった彰のもとに、
「私が君の運命の番です」とやってきたWGOエージェントの宗一郎。
目的は、番である彰の社会復帰支援。
こうして押しかけてきた宗一郎によって、彰は少しずつ変わっていきます。
就職活動も始め、面接で失敗するたびに宗一郎は優しい言葉をかけてくれます。
そしてまた頑張ろうと思う彰。
そうしているうちに就職が決まります。
そしてその就職先に運命の番がいるΩと出会い話を聞くと…。
運命と言うのは決められるのではなく自分で決めるんだなぁと強く思った作品でした。
結果的に宗一郎と彰は【運命の番】ではなかったけど
でもきっとこの二人の出会いは宗一郎が勝ち取った運命で、
宗一郎と番いたいと決めた彰にとっては宗一郎が運命の番なのです。
とても良いお話で胸が熱くなりました。