Renta!限定ペーパー付
正直よこちんも、静香ちゃんもかっこよいとか可愛いとかを絵や冒頭の様子では全く思わなかったのですが、読み進めていくと二人がどんどん好きになっていきました。
βから変転してαになったよこちんはαの知識もΩの知識最初はほとんどなくて、そういう状況でいきなり運命のΩとして、お見合い会場で静香ちゃんと出会うのです。しかも、静香ちゃんは男性だし見た目だけじゃなくて態度もあまり良くないΩだったので、こんな二人がどんな風に、、そこはオメガバースだし、運命の番なら発情期に惹かれていくんだろうと単純に思ってましたが、、、そんなことはなかったです。浅はかだった私。
研修医である静香ちゃんの仕事の様子や、よこちんに対する言動が読んでいくうちにどんどん好きになって行くんです。よこちんに対してはちょっとガサツな態度だったりするんですが、よこちん以外の人にはかなり静香ちゃん好かれて居ますよね。誠実で優しい研修医です。
よこちんは、静香ちゃんをΩだからとか運命の番だからとかではなく、本当に1人の人間の生き方として彼を認めていて、まだ好きになるまではいってなくて、それでも静香ちゃんが傷ついたり困ったりしてしまうのを黙って見ていることは出来ないっていう感じで。
よこちんはまだまだ知識として知らなきゃならない事もたくさんありそうなんだけど、難しい事を抜きにして、静香ちゃんを理解してあげている所が良いな!って思えてきます。
静香ちゃんは、なかなか彼の行動は理解し難い所もあるんですが、運命の番だから甘えたり頼ったりしたいって気持ちがあるけど、それを理解出来てないよこちんにイライラする所があったり、それでも、怪我をしているよこちんにはひたすら聖母の様に優しい気持ちで助けてあげていたりして。そして時には自信過剰だったり、男Ωの引け目を感じたり。結構複雑ですが、それでもたまに見せる優しい顔が可愛いし好きになっていくんです。
かなり多くのセリフがある漫画なので情報量が凄いのですが、そういう中でも何度も笑いながら、結局は二人の人間性を魅せて行く腰乃先生の手腕にとても感激しました。楽しかったです。
それにしても、あの静香ちゃんのオーラ〇は一体どんな物質なのかな?笑。
オメガバースに慣れた、素敵な婦女子さんにおすすめします!基本的なオメガバース設定に、さらに腰乃先生独自の世界観が加わっています。基本設定を熟知されていて、かつ少し従来のオメガバースは飽きてきてしまったな…という方が読まれると新たな世界が広がると思います!!(((個人的な意見ですけどね♡
追伸:
私の好きな受けにドンピシャです!自立している自分の軸をしっかり持ったΩが大好きなんです!!
腰乃先生のこちらのシリーズ、読み返しです。
オメガバースってどうしても「痛い」「辛い」イメージがあり、読みはするものの、どちかというと苦手でした(今も痛すぎ不憫すぎるものはやっぱりダメです)。
そんな時に、オメガバ苦手だけど腰乃先生だし、と先生買いして読んだこちら!読み始めたら面白くて夢中に。
静香(受)の辛い過去のエピソードはあることはあるんですが、不憫すぎるということはなく。オメガバ苦手な方にも堂々とおすすめできる一作◎
オメガが元気玉みたいなものを作り出し、アルファに力を与えることができる、っていう独自の設定も斬新で面白く、そして可愛い❤︎
そんな設定以上にストーリーとキャラが良くて…
夜な夜な病室を訪れてこっそり恋治(攻)に「痛いの痛いの飛んでけ」をする静香ちゃん。。健気で可愛すぎんか。
急にα転した高校生の恋治がその事実をすんなり受け入れられなかったり、男性Ωとのカップリングに引いてしまうのも理解できるし、入院して触れ合う時間が増えたことで少しずつ心の距離が縮まっていく過程が丁寧に描かれていて、再読してもやっぱりキュンとしました。
なんと腰乃先生の初オメガバものなんですね。
2巻も持ってるけど、単話でも追っているほど大好きな作品です❤︎3巻早く出ないかな〜!
オメガバースは積極的に摂取しないのですが、この作品はとても面白かったです。
腰乃先生は好きだけど、オメガバースが苦手で迷っている人に強くオススメしたいです。私もそうでしたので。
内容は主人公の横須賀(高一)がβからαに転換して、勧められるままにマッチング会場に行き、男Ωを運命の番だと言われ拒否る話です。
え、運命の番を拒否るとかなんぞ?
で、拒否られた男Ωの静香先生(推定年齢20代半ばの研修医、婚活皆勤賞)はふざけんなよ、お前は俺のαだろうが娶れくださいとグイグイ押していきます。このやりとりがコミカルでたいへん面白いです。
でも主人公の失言暴言が凄くて、ここまで言って大丈夫なの?とハラハラもしました。
静香先生も大人だし強いんですが、主人公にあまりにもその気が無さすぎて堪えきれなくなりそうになったりして、もうもう。このもだもだが最高にぎゅんぎゅんなんじゃーっ!!(クソデカボイス)
特に静香先生が集めてたなけなしの巣材(ほぼゴミ)を取り上げられそうになった所では目に涙が。健気すぎて切ない。幸せになってくれと強く願った瞬間でした。
でもそのあと諭吉1人を差し出して使用済みのTシャツをくれと交渉したり、主人公も動揺して夏目1人で良いよと譲歩したり。(援交成立)
まあ静香先生も大人だし?諭吉の1人や2人くらいいつでも召喚できるし?(援交ダメ、ぜったい)
この様に、一巻は静香先生が主人公に好意をガンガンぶつけていくターンで終了します。
私は二巻を即購入し、単話配信で最新話を追っかけるほどハマりました。
ぜひぜひ一度お手に取って頂けたらと思いました。(作文)