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新装版の2巻
元々の2巻（心交社）には、兎虎の第4，5話、悪戯とかいてホンキとよむ、が収録されていました。
こちらの新装版は、兎虎の第4、5話は同じく収録されていますが、あんちゃんと一至の続きはなし、その代わりに坊主の特別編が収録されています。
相変わらず虎と兎の動物絵がかわいい。
本編は、自分の気持ちに気付きだしたセンセイと、自分のせいでセンセイを危険に逢わすまいとする虎の葛藤が描かれます。
最後は虎が敵対勢力にさされたところで終わる。
そしてここからが長かった。10年ですよ。待って待って、信じて待って良かった。
待望の3巻へ。
これからが正念場？
ようやく卯月も野浪を意識し出して来たのに、野浪はあちこちつまみ食いしちゃってます。
敵対している谷繁に卯月の存在を隠すためなんですが、看護師さんに卯月は嫉妬しちゃってます。
アニキ分の村上に看護師を紹介したりして、谷繁の思惑を潰して行ったりと野浪は策士です。谷繁が村上のヒットマンに仕立て上げた熊田は、入院した上に野浪が組員にガードさせてました。熊田が意識を取り戻し秘密がバレたら、谷繁の組は存続の危機です。
そこで直接狙って卯月の勤める病院前で、野浪が刺されました。舎弟の古谷にすべては卯月を守るためだったと聞いて、野浪に大事にされていた事に卯月が気が付いたところで終わってました。
同時収録作は「坊主かわいや袈裟までいとし」の番外編でした。大円父があみだくじで部屋割を決めようとしていて弥六は納戸で良いと言います。弥六ともっとエッチなことがしたい大円は一緒の部屋を提案しますが、弥六に断られてショックを受けていました。結局はあみだくじをして大円が納戸に決まってしまいます。弥六が同室を断ったのは大円が一緒だと我慢出来ないという理由でした。それで2人で旅行に行ったのですが、同じ車両に大円父が乗ってました。w
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