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昼の顔はエリート上司。夜は淫らな性の下僕!?
…のお題でBLを作ったら…という作品。
舞台は架空のアミベス国。獣人と人間が共に栄えてきた国。
警察とは別に軍内に獣人対策用の特別対策本部があり、その幹部が本作の主人公、沢渡天舞(てんま)大尉。
沢渡家は資産に加えて祖先に獣人の血が混じったことで類い稀な身体能力と治癒力を持っている一族で、中でも天舞は「先祖返り」の高能力を持つが、実は傷を負った時に本能を制御できない。それをセックスで抑えるのが幼馴染で部隊の右腕である狼獣人のカザミなのだ…
…というしっかり構築された世界観があります。
その中で、親友を自分の都合でこんな関係性に巻き込んだ…と負い目を感じる天舞の苦しみ。
一方カザミはずっと天舞を好きだった、と告白したためにギクシャク。
そんな時急に新たな中尉が配属され、そのタイミングでカザミの叔父が天舞の銃で負傷という事件が。
天舞への陰謀が絡んで、ただ愛だ恋だというBLとは一味違う。この後3巻まで続くのも納得。
帯やあらすじに「下剋上ラブ」だの「夜は淫らな性の下僕」とかあるけど、すごい違和感。
2人はいつでも対等だし、天舞は淫らでも下僕でもない、カザミもケダモノじゃないですよ!
絵もとても良い。獣人も軍服も描くの大変だったでしょうね〜。全く手抜きもブレも無し。美しいです。
お試しで読んでとても気になり購入しました。獣人と人間のBLも流行ってますよね。
人間と獣人が対等に暮らしている世界なのね。ふむふむ、と読んでいたら、なんと主人公の天舞は獣人ぽい人間で、それで色々と苦労して生きてきたようです。
人間なのに血で興奮し理性を離しそうになってしまう。人間でもなく獣人でもない自分に歯痒い思いをしていたんでしょう。
天舞のそばにカザミが居て良かった。天舞が全身でぶつかっても受け止めてくれるような、心が広くて身体も強い人が天舞には必要だったんだと思います。
カザミの気持ちをもっと素直に受け入れてくれるといいのに、と思いますが、自分が誘ったせいと思い込んでいる。
最後はハピエンになったんだから、これこらは甘えて欲しいですね。天舞も男らしくって素敵でした。
続編もあるようですね。楽しみです。
獣人と人間が一緒に暮らす世界で軍人同士のお話なのですが、表紙の想像と違い意外と純愛思考でした。
受けに獣人の血が混じっていて、人間にしては並外れた身体能力の持ち主。
それと血を見たり嗅いだりすると獣人と一緒で興奮状態になってしまうため、幼馴染である攻めとエッチして鎮めてもらう日々。
つまりは友達以上恋人未満の二人が結ばれるまでのお話です。
受けは名家ゆえに軍内で狙われ、それを攻めが守ってくれます。
けれど執着ほぼなしで攻めが獣人なのに少しヘタレで、受けはクーデレ。
受けが上司ポジで萌える設定なのですが、お話がいまいち萌えきれなかった…。
獣人でなければ普通のお話かも…?
カバー通り人外です。攻めさんが人狼。受けはハーフのようで、獣の強さを受け継ぎ身体能力が高いが見た目は人間という設定。
受けの方は警察関係の家柄で、自身も獣人対策部にいる。攻めはその忠実な部下。
二人は幼なじみで、信頼関係も篤い。
ただ、受けは怪我をすると獣の習性から興奮してしまう性質があり、それを抑えるため二人は体の関係を持っています。
部署をめぐる陰謀などを軸に、友人だった二人がかけがえのないパートナーになるまでが描かれています。
サスペンスの方はあまり骨太ではないですが、狼攻めさんがいい人で気持ちよく読めました。
特に子供時代の攻めさんがあまりにもかわいく、もっと登場してくれないかな~と思いながら読みました。
Twitterで拝見して、設定が好みだったので購入しました。
獣人部下×エリート上司で幼馴染ものです。
怪我して興奮する受けをなだめる為に行為をする献身的な攻めと、受けのノースリーブな格好がエロくて良かったです。
また受けが先祖返りで身体能力が高い為幼い頃化物扱いされてても攻めに泣きついていたり、なんだかんだ信頼していて良い関係だなと感じました。
ただあっさりしている印象を受け、両想い感があまり感じらないと思いました。もっとじっくり2人の恋を拝見したいです。