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表題作宮廷神官物語 十

あらすじ

大神官選定が近づく麗虎国。筆頭候補となった瑛鶏冠(えいけいかん)だが、王子の推挙にもかかわらず固辞し続け、天青(てんせい)たちを困惑させる。

鶏冠には、大神官になれるはずもない、重大な秘密があったのだ。その秘密を知る苑遊(えんゆう)は、死んだはずの鶏冠の弟・葉寧(ようねい)を探し出し、手中に収める。弟を守るためには、苑遊の出す条件を呑むしかない。けれどそれは、天青や藍晶(らんしょう)王子を裏切ることになる。果たして鶏冠の決断は!?

作品情報

作品名
宮廷神官物語 十
著者
榎田ユウリ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川文庫【非BL】
発売日
ISBN
9784041091234
4.2

(5)

(3)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
21
評価数
5
平均
4.2 / 5
神率
60%

レビュー投稿数1

ちょっとしんどい

大好きな榎田先生のなんちゃってアジアンファンタジー(非BL)10巻目。この巻は鶏冠が苛められて結構しんどかったので萌にしました。そしてひゃああなところで終わってしまったので、次はいつ出るんですか!!と先生に詰め寄りたい心地です。本編220P弱。表紙はちびっこだった時の鶏冠と弟、葉寧。

8巻でようやく藍晶王子が王太子となり、曹鉄も正気に返りめでたしめでたしとなったのですが、そこですんなり引き下がらない真の黒幕?苑遊様。今度は鶏冠に直接取引を申し出て・・と続きます。

この巻の新しい登場人物は
庚民生(師範)、葉寧(鶏冠の弟)、花梨(葉寧の想い人)ぐらいかな。

この巻でいよいよ真打ヒール役苑遊様、真正面から鶏冠に攻撃開始!
葉寧に直接会わせて、「大神官になれ」「でないと葉寧になにするか知らないぞ」的に脅すんですよ、身も蓋もない・・・追い詰められてきたんですかね?
鶏冠は鶏冠で、とんでもない過去を握られるわ、葉寧を人質同然にされるわ、葉寧からはめっちゃ憎まれてることがわかるわで眠れない日々。
気の毒すぎる、この頑固者神官様。
で彼自身がひょあーとなったところで「次巻へ続く!」となったのです。泣きそう。刊行ペースから行くと夏か秋ぐらいには出てほしいなあ・・と思ってますが、どうなることやら。

なんちゃってアジアンファンタジーがお好きな方、絶対面白いので是非是非。

2

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