イケメン弁護士のパパはいりませんか?

ikemen bengoshi no papa wa irimasenka

イケメン弁護士のパパはいりませんか?
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×25
  • 萌0
  • 中立5
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
5
得点
40
評価数
14
平均
3.3 / 5
神率
21.4%
著者
安曇ひかる 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
柳ゆと 
媒体
小説
出版社
二見書房
レーベル
シャレード文庫
発売日
電子発売日
価格
¥630(税抜)  
ISBN
9784576200903

あらすじ

老舗喫茶店の若き店主・小暮拓人は、子連れのイケメン弁護士・御影に一目惚れ。重いとフラれた過去から、クールに徹しようとするが…

表題作イケメン弁護士のパパはいりませんか?

御影慶一,34歳,大手電機メーカーの企業内弁護士
小暮拓人,26歳,老舗喫茶店の若き店主

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数5

受けの空回りっぷり!

個人的に、自分とかけ離れたキャラを必死で演じる受けと言うのが、大好物なんですよね。
今回の主人公ですが、めちゃくちゃ純朴だし健気だし一途なゲイなんですよ。
でも、重いとフラれ続けた過去から、攻めに対して「クールでドライで遊び慣れた後腐れないタイプ」を演じてしまう。
全然演じきれてないのに!

また、攻めが大人の男なのです。
両視点で進むので、ヤツが意外とクールだと言う事も良く分かっちゃう。
で、そんな攻めが!
そんな攻めがっ!!
受けの必死さにいつしか本気になっていっちゃうんですよーーー!!!

元々、安曇先生の作品が大好きでして。
ラブコメの名手だと思ってるんですけど。
が、これは面白すぎる。
個人的萌えツボ満載で、読んでて笑顔がはじけちゃう。
とりあえず、めちゃくちゃ面白かったですよ。
笑えて可愛くて最後は感動までしちゃってと、マジで最高だと思う。


内容です。
祖父から引き継いだ老舗喫茶店「小暮珈琲」の若き店主・拓人。
スーパーマーケットで迷子を助けようとした所、誘拐犯に間違われてしまうんですね。
誤解はすぐに解け、その子の父親・慶一から、お詫びとして食事に誘われる拓人。
実はゲイである拓人は、イケメン弁護士で息子思いである慶一に、ほのかな思いを抱くんですね。
しかし、過去の恋人達から重いとフラれ続けた拓人は、慶一達との縁を大切にしたいがばかりに、クールでドライな大人として接しようとしー・・・と言うものです。

まずこちら、主人公である拓人ですが、お爺ちゃんっ子で純朴なゲイ。
祖父と共に喫茶店を営業する事を目標にしてたものの、その祖父が亡くなってしまったんですね。
で、現在、店を引き継いだものの、祖父のような珈琲は淹れられずに悩んでいて・・・って感じでしょうか。

で、そんな彼のお相手になるのが、イケメン弁護士の慶一。
亡き兄夫婦の子供を一人で育ててるんですね。
スーツの似合うイケメンで、穏やかな紳士でしょうか。

こちら、何と言っても面白いのがですね、受けの空回りっぷりだと思うんですけど。
いや、繰り返しになりますが、純朴で一途な青年なのです。
が、「重いと嫌われる」と言う思い込みの元、クールな大人を演じようとする。
これがですね、もうビックリするほど演じきれてないんですよ。
読者どころか、攻めにもバレバレなんですよ!

や、乗り気じゃないって体でお呼ばれしたのに、靴はピカピカ、シャツからははずし忘れた値札が見えるみたいな。
で、飲めるフリをしたお酒で噎せ、「ひ、久しぶりだな、バーボン…コホッ」みたいな。
その上、無理して飲んだお酒で酔っぱらい、「おれ、こう見えて経験豊富なんですよね」と慶一を誘い、「マジで、マジで!」と必死に経験豊富さをアピールする。
いやもう、これがコミカルに綴られていて、彼のやる事なす事、笑えて仕方ないんですよ。
いやいやいや、どう考えたって、クールでドライじゃないでしょ!と。

で、更にこの作品の素晴らしい所ですが。
それはズバリ両視点だと言う事。
慶一ですが、もの慣れていてと、大人の男なんですよね。
まぁそんなワケで、拓人の涙ぐましい演技なんかすぐに看過。
で、拓人の面白すぎる行動を、興味本位で見守る。

これ、上手いのがですね、そんな攻めの心情の変化だと思うのです。
最初こそ微笑ましい気持ちで拓人を見ていた慶一。
それが、彼の予想外の言動に、どんどん惹かれてゆく。

えーと、慶一はモテるんですよ。
なので、酔ったフリしてしなだれかかってくる相手はたくさん見てきたものの、お酒に強いフリをして「やっぱりバーボンはロックですよね」と訳知り顔で頷いてるなんて人物は初めて見て、新鮮な驚きを覚える。
ついでに、そのどこか幼く愛らしい表情に、抱き締めてキスしたい衝動に駆られる。

いやもう、この、攻めが受けにどんどん惹かれて行く描写と言うのが、めちゃくちゃ好きなのです。
とにかく楽しいのです。

あとここに、あくまで自分は遊び相手と言う拓人の思い込みだったり、慶一に恋人がと言う誤解なんかが重なって、ちょっとしたスレ違い展開なんかもあるんですけど。

これな!
しつこいですが、慶一の心情の変化と言うのに萌えたんですよ。
いや、慶一はすごくモテる男でバイなんですけど、実はこれまでの恋愛は、全て本気では無かった。
拓人と出会った事により、彼は初めて人を好きになったんですよね。
そう、いい年したデキる男の、初恋!!
これ、萌えて仕方ないんだけどーーー!

またね、二人の気持ちが通じ合った後の、ネタバレシーンが最高なんですよ。
「実はオレ、遊び慣れてないんです。」に、みんな分かってるからーーー!ってなっちゃいましたよ。
「重いんです」に対して慶一が返したセリフに、萌え転がりましたよ。

と、そんな感じで、とにかく笑えて可愛くて萌えまくる、素敵な作品でした。

8

受けの迷走に笑えた

受けの拓人が過去の失恋のトラウマからクールな大人を演じようとしていて、全部攻めの慶一にバレバレだったのが笑えました。
マジ連発で酔って慶一を誘う場面とか。ww

慶一は弁護士だから人間観察には長けているんです。

挙動不審だけれども滲み出る人柄の良さは分かっていてくれて、そこを好きになって貰えるんだから最強ですよね。

しかもモテモテだった慶一の初恋だったし、もちろん拓人にとっても初恋でした。
拓人の前彼たちは高校生だったから余裕がなかっただけで、慶一くらいの歳の差が合うのだと思いました。
実際にくっついてから可愛いって連呼してますし。

神にしたいところですが萌2にしました。
2人のすれ違いが維月の行方不明事件をきっかけに和解するのですが、子育てBLあるあるで安易だと思ったからです。

2

受け様の奮闘ぶりが楽しい。

受け様の、うかれ具合の表現がキュートで可笑しくて、私のツボでした。

 受け様は、祖父から喫茶店を引き継いで、若い店主として頑張ってる拓人。
スーパーで、迷子の子供を保護しようとして出会ったのが攻め様であるイケメン弁護士のパパ慶一。
迷子のいっくんから、僕のママになって、とアプローチを受け、すっかり懐かれる拓人。


 ゲイである拓人は、高校時代に付き合った相手から『重い』『うざい』とフラれていて、今度こそはうまくやりたい、と内心気合い入りまくり。
クールでドライな大人の男を目指して頑張ってみるのですが、にじみ出るどころか、あふれでてる必死さ。
あちらこちらに、拓人のウキウキドキドキいそいそがちりばめられていて、そのうかれっぷりが可笑しくて、かわいいったらなかったです。

 慶一から見ると、喜んでるのに、顔には出さないよう頑張ってる拓人が不思議で、気になる存在になっていく。
両視点はいいですね(^ー^)

 祖父のようなコーヒーが淹れられないと悩んでいた拓人が、恋を知って、自分が目指す美味しいコーヒーに辿り着いたのもよかった。


2人の、まさにキューピッドになるちみっこのいっくんが、とってもかわいかった〜。
"プリンアラドーモ"を食べる姿、目に浮かびましたよ。


イラストは柳ゆと先生。
拓人に拒否られた時の、塀ダンする慶一が、めっちやイケメンでした。

0

子連れ弁護士さん

先生買い。お子様はめちゃ可愛かったけれども、受けが面倒くさく感じられてしまったので、申し訳ないです中立です。自分の珈琲に一生懸命向き合おうとしている姿勢は嬉しかったんだけど。本編250P弱+あとがき。

祖父亡き後、老舗の喫茶店を継いだ拓人ですが、なんとか美味しい珈琲をと悪戦苦闘する毎日。営業終わった後、夕飯の総菜を買いに近所のスーパーに行くと、the迷子という風情の男の子がいたので、声をかけたところ・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
維月(いっくん、攻めの兄の子)、金剛寺(攻めの知り合い、ゲイバーのがちむちママ、期待通り)、上原(受けの大学時代の友人)、攻めの会社関係者少々。

**以下 内容により触れる感想

受けさんは、過去のトラウマからか想いをぶつける事をしにくくなっている方&根はとても一生懸命な方。で、カッコいい攻めさんに一目ぼれしたのはいいものの、好きとは言えず(でも好き好き光線だだ漏れで、攻めさんにはバレバレ)、一生懸命クールを装っている・・という所が、ややこしい/面倒くさく感じられて、今一つ萌えなかったです。

ああ一生懸命健気ね、頑張ってるわね、と思える方には良いのでは?とは思うのですが。

攻めさんは亡き兄の遺児を一生懸命育てている良い方なんですが、スパダリ臭はあまり感じられず、受けに手を出すのが早かったな・・という印象。

攻め受けとも今一つ萌えポイントを突いてこず、ちょっと残念でした。いっくんは本当に可愛かったんだけどな。

2

受けをどう思うかで評価が分かれるかも

故人である兄夫婦の1人息子を育てながら、企業内弁護士として働く慶一×亡き祖父の喫茶店を継ぎ、祖父のコーヒーの味に近付きたいと熱心な拓人の組み合わせ。
お子様を交えての和気藹々とした会話に癒される作品でした。
サブキャラクターの金剛寺も好きだなあ。

うーん。受けの拓人を可愛らしいと思うか、面倒くさいと思うかで評価が分かれる作品かなあと思います。
と言うのも、過去に付き合った相手数人から「重い」と言われてフラれてしまった事がトラウマのようになってしまっていて、「重く思われたら終わる」と、慶一には遊び慣れている風のクールさを演出しようとしてるんですよね。
全く演出出来ていないんですけど。
ここの不器用さとバレバレ加減に萌えるか萌えないかだと思います。
私は少し面倒くさいなというか、新調した洋服にタグ辺りの描写でなんだかもう素直に萌えられなかった。
そんなに楽しみにしていたのにタグに気付かないものかなと、ちょっと痛かった。
バレバレの嘘も、またこの繰り返しかーと感じてしまったので、こんなにてんこ盛りにしなくても良かったんじゃないかなあ…なんて。
拓人が恋に対して一途で健気なのと、祖父への思いとコーヒーに対して真摯に向き合う姿が良かっただけに、なんだか少し勿体なかったかも。
両視点で進み、攻めの慶一は拓人の珍妙な行動の数々を可愛いと思っているようなので、今までの相手の懐が狭かっただけで、なんだかんだで理想的な相手と出会えて良かったのではないでしょうか。
こう、くっ付いてからの素直になった姿はすごく可愛らしかったんですよね。
最初からこれだったら萌えたかもしれない。
これからは慶一の愛に包まれて幸せになって欲しい。
評価を下げてしまってごめんなさい。

攻めの慶一と、慶一が育てている維月くん(いっくん)は大変可愛らしかったです。
愛情たっぷりに育てられているのが分かる、すごく良い子なんですよね。
パパのおよめさんになって欲しい人の基準が性別関係なく、子供の素直な目線で「良い人」だと思った人なのがまた…
パパの事が本当に大好きなのでしょうね。
「ぷりんあらどーも」他、言い間違いの数々も愛くるしい。

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