俺はあなたが嫌悪するΩそのものです

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表題作親愛なるオメガへ

長尾慧星,Ω嫌いの当主,α
雁野実央,Ωであることを隠す秘書

その他の収録作品

  • カバー下:4コマ「望み」「出会い」「どっちに似たのか①」「どっちに似たのか②」

あらすじ

Ω嫌いの若き当主・長尾慧星のもとでΩであることを隠し秘書として働くことになった雁野実央。
人を信じない慧星に邪険にされていたが、献身的な雁野に慧星も心を許していく。
しかしΩであることがバレてしまい、出てくよう命じられる。帰れない事情のある雁野は薬を使って強引に慧星と番になり――!?

作品情報

作品名
親愛なるオメガへ
著者
有木映子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047361676
3.7

(41)

(11)

萌々

(15)

(12)

中立

(0)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
7
得点
151
評価数
41
平均
3.7 / 5
神率
26.8%

レビュー投稿数7

唯一

人嫌いでオメガ嫌い
なかなかに難しい御主人様に使えることになった受。
事あるごとにオメガへの嫌悪を隠さない攻。
偏屈に見えても、口ではなんや言うてても
変化した距離感というか、開き始めた心の変化が良き
策略にハマった感じで番になってしまったものの
その後、腹くくって気持ちをみとめた攻
番になってしまったものの
溢れる気持ちと不安を抑えられなくなった受

人嫌いオメガ嫌いとはねつけてたぶん
気持ちにきづくと溺愛するってすてきやん
なラストでした
もっと溺甘い展開がみたい。

巻末の親子のじゃれ合いがまた愛おしい

1

切なくてでも温かい物語

胸が締め付けられるぐらい、切なく愛おしい温かな物語でした☺️
しっとりとしていて静かな感じなんですけど登場人物たちの想いに体温がある熱さを感じました❗️
Ω嫌い、人間嫌い。そもそも信用しない。全てを拒絶し壁を作る彗星が冷酷な人だなと感じましたが、孤独感を抱え不器用な優しさを持ち合わせている。

実央は本当に辛い立場だなと思いました。涙が出そうなくらい実央の想いが切なすぎる兄の那津の命で彗星に近づき無理やり「番」になっても実央自身、己の幸せを望んでいないのが辛かった。己は利用される存在で意志なんて必要ないと切り離している。
そんな思いだったのに彗星と出会い初めて自分という存在を信じてくれる人に出会ったのに自分は裏切らなければいけないのが…もう辛すぎです。
泣き顔がもうツラい。

兄の那津も彼は彼なりに苦しんでいたのは分かるんだけど…やり方がエゲツないな。優しい顔をした悪魔だ。
それでも彼も幸せにはなってほしい。

最後は幸せな実央と彗星そして旭。
絶対に望めないと言われていたことが奇跡として叶っていてカバー下の漫画も、愛し合っている3人が幸せそうでほっこりです
オメガバ作品で好きな作品の一つになりました

1

カバー裏必見

オメガ嫌いの攻め、オメガという理由で軽んじられる受け、欲望や病が渦巻くさまざまな周囲。
王道オメガバースで面白かったです。

おまけ漫画が何のことやら?と思っていたら、カバー裏を見て理解しました。子供が作れないと言っていたのに、出産できて良かったですね…。

父へのトラウマ、幾度とない優秀な子種を狙うオメガや親族たちからの裏切りに疲弊するのは分かるのですが、攻めの性格があまりよろしくなく……。
受けの尊厳を傷つける攻め(凌辱モノは抜きで)、女性キャラにキツいことを言う男キャラがすきじゃないので慧星は最後まであまり好きになれませんでした。番になってから態度が一変したので、身体の相性で「ほだされた」のかな?と思ったり。
お兄さんの方がよっぽど(悪役として)魅力的でした。

0

王道だけれどそれがまたイイ

切なさと苦しい日々があって、でもそれを乗り越えた先の大きな幸せに包まれるふたりを見たいがために
ついついオメガバースものを手に取ってしまいたくなるのです。
その流れからいくと期待を裏切らない王道展開だったなと思いました。

Ω嫌いの若き当主・慧星(α)と
Ωというのを隠し秘書として働く雁野。
半ば強引に番になった後明かされた、雁野を慧星のもとへ送り込んだその黒幕には驚かされました。
慧星も那津も雁野も、それぞれに心に蟠る過去があって切なかったです。

雁野との出会いで慧星の心が解けたし、
子を成せなず欠陥品とまで言われていた雁野には旭が生まれて…
幸せな家族になったふたりの姿まで見れるという、素敵なラストで本当に良かったです。

0

切なくてラストに涙

なんとなく手にとったオメガバース作品なんですが、結果買ってよかったと思えた作品でした。

Ωであることを隠して使用人として働く受けと、Ω嫌いというより自分以外の誰も信じられない攻め。
仕事を通して心を通わせていくというよりは、歩み寄っていくような印象でした。

しかし歩み寄っては行くけれど、お互いの間にある溝を越えられず...
それでもなんとか溝を埋めようと、話は進んでいきます。
この過程は、静かにもどかしく、たまらない気持ちになりました。

ようやくお互いの間の雰囲気が柔らかくなったかと思いきや、すぐにハッピーエンドには迎えず...
今まで温厚だと思っていた攻めの兄が、この物語の全ての元凶だったことが判明します。

バース性の捕らわれてしまっている登場人物たちが、どのような結末にたどり着くのか。
ぜひ読んでみてください。

ラストは本当に感動します。
この最後のところ、上下巻でもう少し繰り広げてほしかった....!と思わずにはいられません。

3

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