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2022年頃に読破。私のイチオシ作品なんです。
本作はBL AWARD 2021 ディープ部門13位で、7位が山中ヒコさんの「イキガミとドナー」なんですが、どちらも「手塚◯虫風味のBL」と個人的に思ってます。
もちろんお三方全員に最大の敬意を込めて。火◯鳥とか好きな方にはたまらないと思います。
収録されている以下3作品のうち、特に人気なのがやはり表題作のようですが、いろんなサイトのレビューを拝見すると、人によって好みは見事にバラけてますね。
①「ふたりぼっちのエバーアフター」
試し読みが全て表題作なのに、買ってみると一番最初にこの作品が収録されているので戸惑う人もいるかも?
一番読みにくいと感じるかもしれません。
受けは黒髪ロン毛なので女性っぽく見えることもありますが、ちゃんと男言葉なのでホッとしました。
何を書いてもネタバレになるので、ぜひここはネタバレなしでどうぞ。
②「蛙の王子様」一番好きです。
ほんっとに攻めの表情がどれも100点満点なんすよ…
・真面目に顔のことを「なんで?」と一刀両断する表情
・上目遣いで照れてる表情
・初めてお互いの共通点を見つけた時の嬉しそうな表情
・ありがとうと言われた後の表情
・手を掴む直前の真面目な表情
そしてあのクライマックスのシーンは全部の表情がすんんんんnn(永遠かと錯覚しそうなほどの間)・・・ばらしい。
慣れてないキスで「ガチッ」ってなるのもすっごいリアリティある!
一時期、毎日このCPのこと考えてたぐらいドはまりしました。
何度読み返したか分かりません。
③表題作
これも何を書いてもネタバレになってしまう…
ただ言っておきたいのは、タヒネタを含み、とにかくせつないので要注意です。
Pi◯ivで全3作品、かなりのページ数が試し読みできるのでぜひチェックしてみてください。
めっっっちゃくちゃオススメです。
絵がいいですね。
背景がとても好きです。
アニメのようなテイストあり、コントラストがはっきりしていたり、デザインがすばらしい。
4本のお話からなる短編集。
表題作と「エンドロール」がめちゃくちゃいい。
私がSF好きなのもありますが、しっかりしたSFに乗せたBLの見せ方がお見事だなと思いました。
SFとしてはわかりやすいお話でありながら、驚きの展開が待っていて、それが切なさにつながるという。
その次の前日譚「エンドロール」
「原作の切なさが足りない」のセリフで始まりますが、読んでいるこちらとしては切ない気持ちでいるところなので、いえいえめっちゃ切ないですよ〜と思わず心の中で言ってしまいましたw
ルキヤの思い、セリフがぐっときます。
「僕の魂はもう此処には無いので」
クールな無表情で言うのがまたいい。
タイトル、表紙もすばらしいです。
表題作まるまる1冊でしたら神でした。すみません。
先生の次の作品「屍と花嫁」を今から読みます。楽しみです。
I read with a lot of love and pain.
赤河左岸先生 love to play with emotions and feelings!
The story between Rukiya and Shin was really the one that made me cry the most. I re-read this story at least 10x and I cried everytime I read it.
The love story between the two of them was never sent across. Shin never had the chance to before he found out that Rukiya was exterminated by a meteorite.
Rukiya knew that he was about to die, quickly build an android bot just for Shin knowing that Shin would be all alone in space. If it was me I would fly up and spend my time with him, but knowing that there's not even a ticket left sold to meet my mate, I would also not reveal that the world is coming to an end.
If i was Shin, I definitely would fly back to Earth and die with him. It's painful to not be with the one I love.
Rukiya and Shin both walked on different set of path, while Shin says that he does not have a "family", Rukiya sees differently. Rukiya regrets not proposing to him. I believe in that term dating is not considered as family but proposing and marriage is. Hence, that hurtful word when Shin mentioned that he does "Not" have a family on Earth makes him flew out to space for his work.
赤河左岸先生 work always hits hard and it makes one think quite a bit to the story. Her endings always leave 1 MC immortal/never aging , the other one as a mortal. It's painful to think if in the future of 60/80 years later what will happen to Shin?While the android Rukiya is going to be floating around in space? It's painful but endearing to think about it.
お話は3つあり、表題作は一番最後に出てきます。
どれも素晴らしい世界観だなぁと思ったのですが
表題作は帯の通り圧倒的世界観でした。
ルキヤの最期を考えるとすごく辛くて胸がぎゅっとするのですが
シンの真相を知ったときの表情も辛かったです。
置いていく方と置いていかれる方、どっちのほうが辛いのかなぁ。
すごく切ないのですがルキヤの行動は愛ゆえにってやつかなぁと
読み終わったあとぼーっと考えてしまう作品でした。
これがメリバなのかハピエンなのかを考えてみたのですが
そういう括りに入らなさそうな作品だなぁと思いました。
作家さんデビュー作なのかな?と思って読みました。
ひょっとするとこの出版社によくある同人誌とかWeb公開からの、というやつかな?
というのは、ちょっと習作に近いかな~という感じのお話があったためです。
一番よかったのは、最後に収録された表題作。宇宙で研究のための生活を送る青年と、地上の管制で見守る青年。強い絆、いやそれ以上で結ばれているようです。
自分の分身として作ったAI搭載のアンドロイド(いやターミネーター2のあれ的な何か?)を持たせますが、いつしかそのアンドロイドとやましいことを。。
的なお話なのですが、ちゃんと展開がありラスト、少し割り切れないところもありつつしっとりしたお話になっていました。
他に、美人すぎてそれを嫌がっている高校生のお話や、死ぬことのない妖精との恋のような短編あり。
こちらは、ラストまでのお話運びが今ひとつ荒削りで盛り上がりに欠けました。
なんとなく雰囲気だけで終わってしまった印象。
