SS付き電子限定版
有能かつイケメンな後輩リーマン× お人好し非モテ先輩リーマンの 誰にも内緒な婚活★オフィスLOVE!!
いや、言わせてください。倫敦巴里子さんの最近の漫画、今一だと思ってました。ごめんなさい。変な人が結構登場するんですが、そのキャラが今ひとつ好きになれず不完全燃焼の読後感が続いていた。
しかし!これはものすごくよかった!何ですかこの萌え萌え作品は!けしからん!!
というわけで熱く入ってしまいましたが、本当によかったです。
舞台は会社、リーマンものです。イケメンで仕事も出来てモッテモテな後輩、吉成と、いつもそんな役回りで何かさえない先輩、真壁の二人。
吉成は真壁を密かに好きだが、面には出さず軽いのりを装っている。一方の真壁。慎重は低いしもっさり?してるし、仕事も吉成に取られて。。
ところが、なのです。この真壁がすごいのです。もうなんというか、惚れてまうやろ~、な、アレです。
最後なんか読者全員真壁推しになっているのではと思うほど。
ひょっとして最初は1話完結だったのかな?と思うほど、1話できれいに終われたような感じですが、後半にいくにつれしっかりと物語が展開し、ふたりの恋が愛に変わるまでが実に読み応えたっぷりで描かれていて、大変よい作品に出会えたとほくほくしました。
ぜひお読みください~
これは何度もリピート決定です。
重かったよね!?攻めの過去とか葛藤とか結構重かったよね!?しんどかったのよね!?
なのに、なのによ!?
それを何も苦とせず、いとも容易く全てを受け入れ肯定し更なる愛を持って包み込んでくれる受けの人柄よ…神じゃん(( '-' ))
いやもうほんと、
永遠にイチャコラしやがれこのやろーぅ!
2022/01/28 読了
友人が貸してくれて読んだのですが、あまりにツボり過ぎて自分でも買いました…最高
作者買い。
相変わらず好きです、巴里子さんv
しかし私だけなのかもしれない……
今回も暗い影を見てしまう。
今回は吉成なわけなのですが、
極端に後ろ向きで臆病な彼。
一歩間違えば危ないぞ、君!といらぬ心配を……
それに対するのは
正反対に前向きな真壁さんなのですが、
彼も自分の良さには気付いていない
自己評価の極端に低い人。
そんな二人が、
お互いにお互いを引き上げあって
紆余曲折しつつ手をしっかりと握り合うお話v
読んでいる途中は、
吉成に引きずられて暗い気持ちになりかけちゃうのですが、
その度に、吉成と一緒に真壁さんに引き上げて貰うので、
気持ちの浮き沈みが激しいです!
結局は大人な真壁さんに助けられて、
一番気持ちいいラストにv
巴里子さんを好きなのは、
結局ここ↑なんだなと。
そして今回は三井さん、
いい仕事してますv好きだv
もう少し、
周りも絡めて続きが見てみたい気もしますv
実に気持ちのいいラストで、
評価はやっぱり「神」!
倫敦巴里子先生の1冊まるっと読むの久々な気がしてきた。そもそも新刊がとても頻繁に出るタイプの作家さんではないですもんね。
◾︎吉成(後輩,26歳)×真壁(先輩,34歳)
打ってて思いましたが結構な歳の差なんですね。吉成なんてまだぺぇぺえもぺぇぺぇじゃないか!巴里子先生の作品は労働者がきちんと労働してるところが好きだったりします。恋もするんだけど真面目に働いてもいる。
真壁の仕事できるのに地味なところとか、それをしっかり見てる人もいるところとか、三井さんみたいな人はこっそり狙ってるとことか、ツボ。
そして決してイケメンではないけどゲイ受けしそうな雰囲気を、巴里子先生の絵柄で絶妙に広い層にとっつきやすくしたビジュアルがまたそれらしい。自分はガチムチが好きだけどね。
綺麗にまとまっている1冊でした。
人にものを伝えるのが苦手で、そんなにたくさんの作品にも触れていないためもっぱらレビューは参考にさせていただくばかりだったのですが、今日はこの作品への愛をどこぞの田舎のアパートの真ん中で叫びたい気持ちになりました。
読みはじめは、さくさくうまくいきすぎやろ~と思うくらいスムーズに両思いになり。
ここでいったん期待値からは下がったテンションがその後ぐんぐん上がりっぱなしになり、期待値はいつしか見つけることもかなわぬ遠くに…
お仕事のシーンに無理がなく、適度なリアリティで話に入り込めます。
人間の嫌な面からも目をそらさず描きつつも、そこを重く暗い印象に残すことなく笑いや愛情で上書きしていく。
人を信じたり疑ったり、助けたり助けられたりして人間として成長し、ふたりの関係も愛情はときに暑苦しいほどに深まり、なん時間分ものドラマをみたかのような満足感の中で迎えるラストシーンはじんわりと涙。
澄みわたる青空のように爽やかな、とても素敵なラストだと思います。
ああ、ええ話読んだわ~からのおまけで
俺卵だけに…
とめちゃくちゃしょんぼりしつつも、吉成にカツあげよかなと確実に考えているであろう真壁さんの懐の深さ!
食べていたポテト噴き出しそうでした。
こういう表現、今までは信じていませんでした、おおげさやろ~と。
すみませんでした。
本当に人はマンガを読んで声を出して笑い、口の中身を噴き出すことはあるのだと知りました、反省です。
とまあ、寒さが増してきた折りになんともぬくもりに包まれる作品に出会えた喜びと、マンガで噴き出す初体験の驚きを誰かに聞いていただきたかった。
これからお読みになるかたは、できるだけ飲食は事前にすませましょう。