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ちょっとおまけで萌評価です。
全部で5組のカップルのお話が収録されています。
そのうち『パラサイト・ハニー』は単行本『こんな男に誰がした』に収録されている表題作の続編、『ブル再び2001』は単行本『ブルと歩けば…』の続編で、『麗人』2001年9月号に付いていた小冊子と同じお話です。
なのでこの2冊の単行本を先に読んでいた方が状況が更に分かりやすいと思います。
個人的には『こんな男に誰がした』の蛍原が好きだったので、その続編を期待していたのですが、キャラの心境に余り入り込めなくて流し気味で読んでしまいました。
ネタバレになってしまうのですが、3Pに流れ込む理由がいまひとつしっくりこなくて、「やだな~」と思ってしまいました(汗)。
同じく表題作シリーズも少し苦手な要素があって、篠原君のキャラ設定は好きなのですが、ストーリーに入っていけなかったです。
収録作品中、好きだったのは『ムジナ』と『ブル再び2001』でした。
『ブル再び2001』は小冊子の方でレビューしたので割愛しますが、『ムジナ』は切なさが感じられたのが良かったです。
仕込まれていたネタも良かったです。
鹿乃しうこ先生の絵大好き~
筋肉あって魅力的な男性がしっかり描けてらっしゃる作家さんなので本当に好き。
ナツコイの井出もルームメイトの遊佐もアゴ髭があるのでアゴ髭萌えなら楽しめそうです^^
ひと夏のアオカン…エロくて良かったです。篠原くんが旦那さんにフラれる?シーンがちょっと悲しい。
ただ…リバか~~~~~。リバらなくても良かったのでは、と思わなくもないですが、まあ、面白かったです。眼鏡キャラは、エッチのときは眼鏡をしていてほしいものです。
こんな男に誰がしたの続編のパラサイト・ハニーがすごくよかった!!
この二人好きだったので!
小学校教師×元借金取りのコメディですw
やっぱり鹿乃さんのギャグエロ最高。
成沢先生というイケメン新キャラも登場しますが、カップリングはまさかの大庭×蛍原×成沢先生の3P!
何で?!と思いましたが、勢いがあってよかったです。あとがきのとおり、確かにこのキャラ達でしか描けないカップリングですよね。
なかなか楽しめました。
表題作の『ナツコイ』は高校のクラスメートのお話。沢山のコミックスが発売されているしうこ先生ですが、高校生同士のカップルって多くありません。
真面目でお堅いイメージだったクラスメートが、実は不倫をしていて、それだけでも驚きなのに、Tシャツをめくり上げて巧みに愛撫してくる・・・。淫乱眼鏡、萌っ。篠原の眼鏡越しの視線がエロいっ (*´д`*)ハァハァ
夏の恋で燃え上がった二人は、夏が終わって付き合い始めますが、篠原と体の関係以上になりたい井出は、変わらない篠原にしびれを切らして、合コンで出会った女子大生とホテルへ。そこに篠原からメールが届きます「もうヤった?」。篠原、恐ろしい子!このメールを見たときに、なんて手練手管をもった高校生なんだと驚愕しましたわ。さすが2年間も年上男性と不倫していただけあるねと。でも、違うんですよ!ちゃーんと嫉妬していました。「メス臭ぇ」って井出を押し倒して、リバですよっ!!!それなのに~、みなさんも書かれてますが、この二人似過ぎているんです、体格も顔も髪型も髪色も、眼鏡がないと見分けがつきません。リバ設定が死んでしまっている・・・。まだ高校生ですし、この先もきっと色々あるでしょう。まだまだリバも楽しみたいですし、ここはサクッと篠原を黒染めしちゃうのはいかがでしょうか、しうこ先生?
・『ルームメイト』
雨宮くんシリーズの1話目です。シリーズってほど長くないけど(笑)『ルームメイト』では顔を見せたのは一瞬で、羽衣みたいな霊的な存在だった雨宮が、今作の描きおろし『雨宮くん~3years after~』ではっきりと姿を表します。3年間の幽霊修行の成果でしょうか(笑)続編は『迷う男』に同時収録の「Heaven」です。
・『パラサイト・ハニー』
『こんな男に誰がした』の続編です。この二人が好きなので続編は嬉しいのですが、この展開は想像の斜め上どころか、銀河系あたりまで飛んじゃった感じです。
元が「少しならこいつを貸してやってもいい」と心平の同僚教師の成沢含めての3Pを始めたときには頭の中に沢山の「???」が、だけど行為の最中、見つめてるのも感じてるのもお互いだけという3Pは悪くなかった。成沢先生も楽しんでたしねw
・『ムジナ』
義理の兄になる男にストーカーするヒロミチと、ヒロミチをストーカーする男、その正体は!?外あり、縛りあり、メン○レありのちょっぴり変態チックなエロです。
・『ブル再び2001』
相変わらずぶっ飛んでます!頭を空っぽにしたいアホエロ好きは読むべしです!ちなみにわたしは智也ヴィジョンの「自然とたわむれるブル」がツボりました!愛犬あるあるですっ!
表題作の篠原が髪色を変えたら星が一つ増えただろうなー。
……私のツボでした。
何がって、眼鏡!インテリ!淫乱!(ハアハア)
その上ガチのホモでリバOKとか…ひっさびさに私のドツボにドカンと来てくれました。
これだから鹿乃さん素晴らし過ぎる。
◆『ナツコイ』『フユコイ』
夏休み。
ばあちゃんの家で泊まりつつ海の家でバイトして女とのセックスを楽しむ井出と、夜の海でセックスする井出の隣の岩で女にビンタ喰らう篠原のお話。
「アイツも修羅場かよ」位で思って居た井出が、成績優秀の篠原の意外な面をどんどん見ていき、そして夏祭り、一番驚く事をしてしまい――と進んでいきます。
何がいいって、この篠原……篠原ーーー!
高校生でこんな色気あって、更に淫乱でリバでって…どれだけ私を喜ばせてくれるつもりですかっ(ハアハア)
でも流石夏休みのお話、2人若さ故にいつもより少しハジけちゃう、というのが分かる。
外での行為を楽しんでしまうんですね。
どんどんそんな篠原の魅力に取りつかれていくヤリチンの井出。
そんな井出をハナっからいいと思って居て、彼を飲み込んでいく篠原。
この関係性が良かった!
『フユコイ』ではお互い好きなのにちゃんと言い合わなくてムシャクシャする感じの流れも若さを感じました。
そりゃ女とヤッて来たと知ったら、タダじゃおかないのが篠原さまですわよね(何がどうした)
最後の最後で「可愛い」なんて言い合ってしまう辺り、ナンダカンダ言ってラブラブじゃないかーっ?
他に、『ルームメイト』『パラサイト♡ハニー』『ムジナ』『ブル再び2001』『雨宮くん』が収録されていると言う、色んな鹿乃さんが堪能できる1冊。
(霊モノ好きじゃない私でも、『ルームメイト』『雨宮くん』は楽しく読めました。鹿乃さんのは大丈夫なのかも?)
久々にこんなに露骨に淫乱なインテリ眼鏡を堪能出来ました。
はぁ、満足ー♪
表題作の「ナツコイ」「フユコイ」は表紙の高校生二人の話。
こんな高校生本当にいるかいっ!と突っ込みたくなるのはさておいて、
(「ナツコイ」のラスト、学ラン姿で「帰ろーぜ」と言っているのがギャップだった!)
感想は「篠原君、黒髪にして欲しかった」です。
いえいえ、ワタクシが黒髪好きという話もなくはないですが、
眼鏡を取ると区別がつかないんだもん。
他に幽霊話の「ルーム・メイト」、3Pの「こんな男に誰がした2」、
変態ストーカー話の「ムジナ」、アホエロ話「ブル再び」など載っております。
うーん、色々な要素を満載、絵も色っぽくてエロいんだけれど
オバカで可愛かったりもするんだけれど、
正直読んでいてガチャガチャとウルサい感じがして、趣味じゃない。
勢いがあるとも言えるんだけれど、一編一編がもう少し丁寧に長いと違ったのかな?