大切な幼馴染、この関係を壊したくない。

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表題作ディレイル

三宅遥
大学生,光とルームシェア,幼馴染
園崎光
大学生,遥とルームシェア,幼馴染

その他の収録作品

  • ディレイル-after-

あらすじ

光しか友達がいない無口な親友・ハル。
光はハルに複数セフレがいると知って、
急に焦りや嫉妬でぽつんとした気持ちにおそわれる。

ハルが女を抱いたかもしれないベッドの中で
悶々として眠れない夜、

「女の子みたいに触れて欲しい?」

隣で眠っていたはずのハルにそう囁かれ、
抱き竦(すく)めるように強ばる身体を奪われてーー…?

ひとつ屋根のした。
沈まぬ月のはてない執着が、
無自覚な太陽をのみ込むラブストーリー!

作品情報

作品名
ディレイル
著者
相葉キョウコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
祥伝社
レーベル
on BLUE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784396785147
3.8

(332)

(95)

萌々

(137)

(75)

中立

(15)

趣味じゃない

(10)

レビュー数
47
得点
1263
評価数
332
平均
3.8 / 5
神率
28.6%

レビュー投稿数47

面白いです

予約はしていたものの、試し読みで攻めのハルの色気にやられてしまい。早く読みたくて堪らなかった作品です。

最初の攻め視点と次の受け視点とお話が進むので、お互いの相手に対する気持ちは早々に分かります。

なんだ両片思いなんじゃん。と事は簡単に終わりません。
ハルの光に対する策略的な態度に最初は腹が立つ人も居ると思います。光の反応が自分が思い描いていたものと違う事に戸惑い、更に軌道修正しようと足掻く様子が愚かです。

光はそんなハルの態度を誤解して傷付くのです。お互いに好きなのに攻めの愚かさによって拗れて行く様子にハラハラして夢中で読みました。

だから漸く2人が気持ちを確認する場面ではホッとしたと言うか…。

余りにも不器用な2人の関係に萌えました。両思いになってからいきなり素直な表情になるハルが可愛らしく思えました。


読み終えるとタイトルの意味になるほどと思いました。

6

ハルは、「策士策に溺れるって感じやな~」と思いました(笑)

くっつく(付き合う)までが1冊です(書き下ろしで、+αその後がありますが。)

1話からHしてますし、2話もHするところまでの受け目線ですし、その後も「快楽とハルを取り違える」ようにするためにキスとか色々してますし、5話のラストでもHしてます。

5話のラストのHもいいですが、心の繋がり(?)が主軸だと思います。心がちゃんと繋がるのもすっごく良いですが!「コッチもこれから慣れて」の画の光くんも可愛いです!!


でも、気持ちがちゃんと合致してからのエロは5話のラストだけなので、もう少しイチャラブHを見たいな…!!という気持ちになりました。

そして、そんな方にはアニメイト有償冊子(12p)は必見かと思います。
「有償冊子付きの方を買ってて良かった~」となりました!


これから買おうと思っている人には、アニメイト限定有償冊子付きの購入を勧めたいです。

5

まさに『ディレイル』!

基本新刊はアニメイトで購入の私。
発売のご案内は見ていましたが、発売までアニ限セット小冊子付まで出るぞ?買う?どうしよう?
と悩んでました…が、結局、購入。
結果!良かった!面白かったです。

試し読みをすれば、前半からグッと来るお話なので迷わず即買いしたのだろうけど、悩んだ要因…題名。「ディレイル」の意味がピンと来なくて…ただのおバカですよね(;^∀^)
読んで内容&題名に納得!大満足です。

出来るだけ読んで楽しんで頂きたいのでネタバレは避けてレビューをしてますが「意味分かんない」は嫌なので多少は御容赦下さい。

10年来の幼馴染み2人のお話。ハル(攻)×光(受)
少し変わった構成で、2人の視点が各々一話ずつ書かれて→2人のお話。となっています。
お話の中から2人の思いがこうなんだろうな…と考えながら読むのも良いのですが、この構成だと細かい想いや考えが分かりやすく微妙なトコまで伝わり易かったです。

お話→ハルの気持ちから始まり執着愛?ドロドロする?と思い読み始めました。次は光の気持ち。これは?ん?違うぞ。どうなる?どうなる?と、どっぷり…一気読みでした。
一見、明るく人当たりの良い光の行動の後ろにある生い立ちや、無口なハルの行動の裏にある思いの深さ。
2人の想いが交差しすれ違い繋がっていきます。

ハルは相当の策士。でも「策士策に溺れる」まさにこのこと。ディレイル=《〔計画・予定・交渉などを〕狂わせる、頓挫させる、失敗させる》です。

ハッピーなラストですが、悩んだ私は冊子付!
冊子を読んで更に満足度↑でした。

気になる方は読む!が正解な作品でした、

4

幼馴染 × 執着攻め!

初めて読んだ作家さんです。
読む前から「幼馴染」「10年来の執着」という設定でかなり楽しみにしていた作品でした。
攻め視点と受け視点で進んでいくストーリーで、1話目を読み終わったときに、「あれ、これは受けの計算で落とす策略か?」と思ったけど、そういうわけでもなかった。攻めが一方的に長年片想いを募らせているだけではなく、受けの光もハルの一番になりたい、とお互いに執着しててこじらせている感じ。
お互い好きで求めあっているのに、気持ちが通じ合っていない感じがもどかしくて・・・気持ちを告げあった後、ハルが甘えているのが子供っぽくてかわいかったです。付き合ってからはすごい独占欲・束縛カレシになりそう(笑)そんなハルをかわいいな~仕方ないな~ってなだめる光が見たいなという妄想がはかどりました。そしてハル、あのスペックで絶対モテないわけない!

個人的にはもう少しがっつりエッチシーンがあったらもっともっと最高でした。

4

関係性の変化が素敵

帯に惹かれて購入。初めて読んだ作家さんでした。

ストーリーとしては幼馴染であり大学生の今シェアハウスをするような仲の2人が関係性を変化させていくといったもの。
無口で陰のあるハルと明るく人気者な光。
「俺には光しかいないから、光にも俺しかいなくなればいいのに」と、光に対し執着を抱えていたハルが、光の意識をこちらに向けさせ堕としていこうと策を練る様子が攻視点。
そして受視点のストーリーでは、光がハルに対し抱える心情や願望などが描写されており、ハルと光の意図は一冊を通してかなり繊細に、綿密に描かれています。

二人の感情の揺れ動きや関係性が変わっていく様は、漫画の構図やイラストの綺麗さも相まってかなり魅せられました。
ただあくまでストーリー自体は「2人の関係性の変化」のみなので、周囲の人間などを含んだ濃いストーリーを望む人にとっては少し物足りなさを感じるかもしれません。

キャラクターの可愛らしさ、もっとこの2人を見たい、といった点から総合評価として「神作品」とさせていただきます。

4

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