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バッドロマンス・フリーク・ショー

bad romance freak show

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表題作バッドロマンス・フリーク・ショー

芹ヶ谷柊
美大生
黒須田理一
大学図書館司書

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

人当たりがいいリア充美大生・柊の裏の趣味は、タクシーやトラックの無線や家庭に仕掛けられた盗聴器の電波を受信して、人の生活を耳で覗くこと。そんな裏はありつつ平和なキャンパスライフを送っていた柊は今、重大な危機に直面していた。なぜかここ3カ月、何をしても勃たなくなってしまったのだ。しかしある日、電波に乗ってきた男の喘ぎ声に柊の股間は反応してしまう。
声の主を探す柊の前に現れた「喘ぎ声」の主は、真面目そうな美形司書・黒須田で――…⁉

作品情報

作品名
バッドロマンス・フリーク・ショー
著者
茶渡ロメ男 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784796414142
4

(64)

(24)

萌々

(23)

(16)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
261
評価数
64
平均
4 / 5
神率
37.5%

レビュー投稿数7

好みが別れる題材

初買いの作者様です。
絵柄は少し癖があるので好みは別れると思います。
個人的には少し慣れるのに時間が掛かりました。


盗聴癖の愛想が良い陽キャの美大生×盗撮癖の真面目美人司書というカプです。

お話は愛想が良いリア充美大生の柊(攻)は実は盗聴器の電波の受信をして人の生活を覗くこと。少し特殊な趣味を持ちつつも平和なキャンパスライフを満喫していたが男としての危機に直面していた。
3ヶ月前から何をしても勃たない。
でもある日電波に乗ってきた男の喘ぎ声に柊の股間は反応。
その声の主を探していた柊の前に現れたのは真面目そうな美人司書黒須田(受)で………という感じで始まります。


うーん。この二人どっちも結構ニッチな性癖の持ち主なんですよね。
柊は盗聴好きだし黒須田も盗撮好き。
しかも若干柊のストーカーみたいになってるし…。
その特殊性癖がちょっぴりスパイス的な感じで使われてるのかなと思っていたんですがガッツリそれがメインでしかも柊が一回黒須田を拒否ります。
まぁ、柊の気持ちも分からなくもないんですが君も結構な趣味だから黒須田を拒否るのはどうかなぁとモヤモヤ。
中途半端なキャラの振り切れ方よりも二人ともがブッ飛んだ方に振り切れて執着し合ってるって結果だったらもっと楽しめた気がします。
柊が中途半端に常識的な所が好きになれませんでした。
どっちかが特殊性癖な訳ではなくどちらもそこそこ変態なので盗聴や盗撮といった事が苦手な方は止めておいた方が良いかもです。

2

裏の顔の裏は

面白かったです
自分しか知らないあの人の裏の顔…でもそれは敢えて見せたもの。相手が興味を持ってやって来るのを待っているという食虫植物のような男の話でした。

電波にのってくる音を拾う趣味の柊が、偶然男の喘ぎ声を拾う。その声に興奮した自分に戸惑う。そしてその喘ぎ声の正体は図書室臨時の男だと偶然知る。

秘密を知ったと思って余計に興奮する柊は、偶然だと思ったものが全て仕組まれたものだと知らない。
同じく電波趣味の黒須田は柊の部屋を覗き見、女の子を連れ込む姿や日頃の行いを盗撮している。

ちょっとダークな感じもありつつ、絵柄の可愛さと柊の大学生らしい戸惑いと黒須田の悩める性癖は人間らしくて読みやすく、バランス良い作品だと思いました!

人の裏の顔や秘密の一面って、惹かれたり知った時に特別感を得たりしますが、そのまた裏の顔や軌跡を知ってしまうと人間的になってときめきとかではなくなりますね。いい意味で。

ベッドでスマホを取ろうとした黒須田(だって彼は必死に自分に腰を振る柊が見たかったから!)、柊が咄嗟に2ショットにしたのは男前でした。良かったね黒須田。掘られると思った柊の危機一連めちゃ笑いました!!

ちょっと表情のバリエーションが少ない気がするのですが、画面の白黒バランスや背景も丁寧なところが良かったです。

4

設定に惹かれたけど

黒須田の美形ぶりと脱いだら凄い身体に目を奪われました。

黒須田はかなりの策士で一見すると余裕があるんですが、柊の行動や言動に投げやりな態度を取ったり寂しい顔をしたりと、何気に振り回されていました。

そんな黒須田にキュンとしながらも、彼の変態具合に余り萌えられませんでした。

黒須田は全てを知っていて行動していますが、柊は知らないのです。
だから自分の秘密を隠しつつ黒須田を助けようと行動します。

そして黒須田が全てを明かした時に、動揺した柊が拒絶してしまいます。

一体どうやって2人がくっ付くんだろうと先の見えない展開にハラハラしました。
破れ鍋に綴じ蓋な2人で本来なら惹かれる設定ですが、こちらの作品は余り刺さらなかったです。
ちょっと黒須田の設定にやり過ぎを感じてしまったからだと思います。

2

盗聴から始まる恋

キャラ設定が気になったので購入してみました。
盗聴×盗撮ということで、受け攻め片側ならたまに見ますがどちらもなのは少ないなと思います。

なので、出会いはお互いに盗聴と盗撮からです(笑)
盗撮さんは元から男も好きなので、「いい顔~♪」から、盗聴くんは“身体が先に反応しちゃう”BLあるあるからです。

1回目の流されてヤっちゃうか?はしっかり拒否(色んな意味で)りましたし、本番は1回のみと思ったり純愛でした。

明るいラブコメで犯罪臭も薄いので読後感良く読めます。













紙本購入
修正は太め白短冊です。

1

本作の方がよっぽど「純愛カリカチュア」

ちるちるのインタビューを読んで購入しました。茶渡先生も言及してる様に、キャラデザインも、「純愛カリカチュア」っぽいんですけども。ストーリー展開そのものも、それっぽいんですよね。けれど、デビューコミックスだったという前作よりも。純愛度はあったかと思うんです。もちろん、栢山さんに負けず劣らず黒須田さんは変態さんだったりするし、黒須田さんがそうなってしまった経緯は、栢山さんよりは描かれているとはいえ、やっぱりそれほど発端は描かれてなかったりする。黒須田さんはそうなってしまった、のでは無く、そんなヘキだから、恋愛は長く続かないのだ。

物語の掴みは、ちょっぴりミステリー。
偶然盗聴を受信した柊くんは、その声の持ち主が大学のイケメン職員、黒須田さんだと知って、惹かれて行く。黒須田さんの事をもっと知りたい、触りたい。けれど、カモネギな事に、黒須田さんの方こそ、柊くんに執拗に迫る盗撮魔だったのだ。盗撮VS盗聴。どっちもどっちなんだけど、怖いよね。お互いに。
気持ち悪い筈。でも好きだから。まぁ、いいや。的な。茶渡先生も、犯罪臭の出ない様に苦心したとあって。ギリギリ感をすんでのところで、何とかクリア。想い合ってさえいればOK。究極に割れ鍋に綴じ蓋。
けど、栢山さんより黒須田さんのが、ソフトで好きだなぁ。やっぱり栢山さんは変態が過ぎたよね。
柊くんがナチュラルに黒須田さんから盗撮を卒業させたのも好感度ポイントでした。
見て嬉しい、楽しい写真は2人で撮ってこそ。
あと、黒須田さんがお料理上手で、出て来るお料理が美味しそう。柊くんはきっと。胃袋も掴まれちゃってるから。

修正は太め短冊がいっぱい。絆創膏みたいで、何だか痛々しい。

7

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