半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される

hanma no ryukishi wa henkyohaku ni shuchakusareru

半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神21
  • 萌×210
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

220

レビュー数
5
得点
174
評価数
45
平均
4 / 5
神率
46.7%
著者
矢城慧兎 

作家さんの新作発表
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イラスト
央川みはら 
媒体
小説
出版社
アルファポリス
レーベル
アンダルシュノベルズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784434283840

あらすじ

ドラゴンの言葉を理解できるという異能を持ち、田舎街の騎士団に勤めるカイル・トゥーリは、ある日、昔の恋人、アルフレートと再会する。カイルは三年前に別れてから、彼を忘れた日はない。だが、かつて直属の上司だったアルフレートは今や辺境伯で、自分は平民の、ただの一介の騎士。――それに、カイルは、彼を裏切ったのだ。自分にはアルフレートの傍にいる資格などないと、カイルは彼と距離を置こうとする。けれど、アルフレートはそれを許してくれなくて――「お前をどこまででも、捜しに行く。もう、逃がさない」WEBで大人気のBLノベル、待望の書籍化!

表題作半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される

アルフレート・ド・ディシス,29歳,イルヴァ辺境伯で元上司
カイル・トゥーリ,25歳,魔族の血を半分引く異能持ちの青年

レビュー投稿数5

元恋人同士である二人の再会愛です。

辺境伯と半魔の青年。
元恋人同士である二人の再会愛です。

もうこれ、個人的萌ツボがこれでもかと詰め込まれてるお話なんですよね。
男っぽくて情が深くて不器用な受けとか、包容力があって愛が深いと言うか重い、かなりの執着攻めとか。
まだ幼い少年と青年である二人が出会って、何年もかけてやがて恋人になるとか。
別離のあと、憎みつつも執着しつ続ける攻めに、過去の幸せをほろ苦く噛みしめつつ静かに生きる受けとか。
そしてそして、そんな二人が再会して、再び時間が動き出すとか!


こちら、小説投稿サイトで掲載されてた作品の書籍化なんですけど、実は先にそちらで読んでてめちゃくちゃハマっちゃいまして。
もう、何回読んでも泣ける。
二人の愛に萌えまくる。
最後の二行には、胸がいっぱいになる。
傑作だと思うので、みんなぜひ、ぜひ読んで!と。

ちなみに、アルファポリスさんで二人の出会い編と別離編が読めます。
今回、ストーリーのメイン部分だけ、(単体で読めるよう)諸々の手直しがされて書籍化されてるんですよ。
個人的に別離編の印象が強かったせいか、この作品に対して切ないと言うイメージを持ってたのですが、これ単体で読むと、ずいぶん甘い正統派作品だったんだなぁと。
まぁそんな感じで、出逢い編とか別離編も読むとまた印象が全然違ってくると思うので、こちらもぜひ。


内容です。
魔族の父親と人間の母親の間に生まれて、異能を持つ半魔の青年・カイル。
現在、田舎街の騎士団に勤める彼ですが、かつての直属の上司で現在は伯爵の身分であるアルフレートと再会を果たすんですね。
実はカイルですが、恋人だったアルフレートを裏切って姿を消した過去があってー・・・と言うものです。

で、今回アルフレートがカイルの前に現れた理由ですが、彼の家宰を脅して金を奪い続けた犯人を探すと言うもの。
この家宰ですが、カイルが犯人だと証言した上で死亡してしまっていて・・・と言う流れ。


まずこちら、この犯人探しを軸として、再会した二人の再び動き出した恋愛が語られと言った形になります。
この犯人探しですが、裏に意外な真相が隠されていてとても面白いんですよ。

カイルを捨てた上に、彼の存在を強く憎む母親。
過去の動乱により断絶していた国交を、今回回復すべく王都にやってきた魔族の里の長一同。
そして、そんな魔族との和平に反対する中枢の一派。

これらが複雑に絡んで、カイルは否応なしに困難な状況に巻き込まれて行くー。

や、300P近くあるんですけど、全然飽きさせる事なく一気に読ませてくれると思うんですけど。

またこれ、とにかく二人の再会愛がいい。
いやね、再会したアルフレートですが、カイルに強い憎しみや侮蔑を見せるのです。
見せるのですが、あれ?これ、ポーズだけじゃね?みたいな。
彼の中ではカイルに対する愛は少しも色褪せてなくて、それどころか更に深みを増してね?みたいな。

いやだって、カイルに対して悪役に徹しきれて無いし!
そう、最初こそ冷たい態度なんですけど、すぐにそれも軟化して、甘々になってくのですよー!

う~ん。
実はカイルですが、半魔故に母親に捨てられ、孤児として育ったんですよね。
で、アルフレートに拾われた事で騎士となった。
やがて二人は恋人となり蜜月を過ごすもの、気楽な三男坊と言う身分だったアルフレートが思いがけず辺境で伯爵の地位に付く事になる。
共について行くと約束したカイルでしたが、とある事情によりアルフレートと別れるしかなくなった。
そこで、わざとひどい裏切りをした上で、アルフレートに冷たい言葉を投げつけて彼の元を去ったー。

これが、今回の再会劇の過去にあった出来事なんですよね。
で、このカイルが別れを選んだ理由と言うのが、とにかく切ない!
えーと、カイルですが、平民な上に半分魔族と、アルフレートとはとても釣り合わない身分なんですよ。
自分の存在がアルフレートの為にならないと言うのも身を引いた理由の一つなんですけど、そんな自分がいつしかアルフレートの重石になる事が、そして、やがて疎まれる事になるんじゃないかと言う事実が何より怖かった・・・。
だから逃げた。

これね、カイルの心情がとても丁寧に綴られている為、すごく切ないし共感しちゃうんですよ。
相手が好きであればあるほど、人って臆病になっちゃうんだよなぁと。
特にカイルのように、親の愛情に恵まれなった存在って。

で、何が萌えるかって、そんなカイルをアルフレートが大きな愛で全て受け止めるって事なんですよ!
そう、カイルが去った真相は分からないままでも、カイル自身の事は深く理解してて、強すぎる執着で再び捕らえるって事なんですよ!!
もうさ、「お前はバカだ」ってセリフが、バカ呼わばりなのに優しくて優しくて。
ああああ、これほど愛しあってるのに、三年も遠回りしちゃったー!みたいな。
や、ここから執着攻めの本領発揮で、素晴らしい執着っぷりと溺愛っぷりを見せてくれるアルフレートが最高なんですよ。
終盤で互いが互いの為に起こす行動に、もう泣けちゃうんですよ。
何回読んでも。

ちなみにこちら、主役二人だけじゃなく、サブキャラの面々も大変魅力的だったりします。
カイルの幼なじみであるキースに、アルフレートの部下であるテオドール。
そして、魔族の長であるキトラ。
このキトラですが、個人的にめっちゃ好き。
彼はカイルに対して強い興味を示すとともに、何故かとても好意的なんですよね。
アルフレートとキトラがカイルを挟んでバチバチやってるのが、楽しくて仕方ないじゃんかよ。
彼とカイルの驚きの関係性には、萌え転がっちゃったじゃないかよ。
これの属性持ちでもあるので。

他、カイルの母親が今作のキーパーソンになると思います。
実の子供であるカイルに対して、ただただ強い憎しみをぶつけ続ける彼女はひどく腹立たしいと共に、哀れだとも思います。
カイルが彼女に対して最後に語ったセリフは、ひどく胸に刺さりました。



16

ぴれーね

こんにちは!
コメントありがとうございます。
大好きな作品なので、はるのさくら様のレビューに感激してます(≧∀≦)
私も竜に憑依したカイルとアルフレートの会話では、何回読んでも泣いてしまうんですよー!
母親の件も完全同意。
こちらこそ、素敵なレビューをありがとうございました。

はるのさくら

こんにちは。
ぴれーねさまの熱いレビューを見て、新たに小説サイトを知りました。
こちらの小説に出会えて感謝です。
続きもサイトにて楽しみに読んでいます。
素敵なレビューをありがとうございました。
今後も参考させて頂きたいと思います。

CHAKOーHAPPY

こんばんは!
読む順番を早々に教えて頂きありがとうございます。
ぴれーねさんのレビューを読んでこのお話を読むのが物凄く楽しみになってきました!わくわくします。
そしてまだ連載中なんですね!
連載に追い付けるように早速読み始めたいと思います!

ご親切に教えて頂きありがとうございました。

ぴれーね

こんばんは!
ちょっと分かりにくいですよね(^^;)ゞ

順番ですが
【序→出会い編→別離編→再会編(書籍化部分)→番外小話→魔族の里編】
になります。
ちなみに魔族の里編は今連載中ですよ!
すごく面白くて、更新をワクワクしながら待ってます。
こちらもぜひぜひ!

あと、作者さんが作品紹介の所で読む順番を分かりやすく解説されてますので、そちらも参考にしていただくといいかと思います。

CHAKOーHAPPY

こんばんは!
すみません、質問させて下さい。
恥ずかしながらWebで連載されていたのを全く知らず書籍化された物を購入しました。
Webにあるお話と書籍はどのような順番で読めばweb連載の順番と同じになりますか?
教えて頂けないでしょうか?
よろしくお願い致します。

執着する攻め様、される受け様。いいわ〜( ☆∀☆)

昨今、いろんな小説投稿サイトがあるのですね〜。
私はこちらの小説で『アルファポリス』というサイトを知りましたよ(^o^;)

ぴれーねさまが熱く語っていらっしゃるレビューを見て、私の好きそうなお話だわ、と購入。

主役の2人はもちろん、魅力的な脇役達もいっぱいで、とても面白かったです(≧▽≦)
カイルの幼なじみのキースが、いい味出しててナイス(*^^*)


受け様のカイルは、父親が魔族で母親は人間のハーフ。
孤児院育ちながら、竜との会話ができるため竜騎士となり、今は田舎の騎士団の一騎士。

攻め様は、カイルの元上司であり恋人でもあったアルフレート。

身内が立て続けに亡くなり、アルフレートが辺境の伯爵の地位を継ぐタイミングで別れた2人が、再会し、恋人として、伴侶として関係を築き直していくお話です(*´∀`)

順番としては、やはりアルファポリスさんで2人の出会いと別離編を読んでから本編を読む方が、人物関係もよくわかるし、よりカイルの気持ちがぐわーっときて、よいのではないでしょうか。
もちろん、こちらだけでも一冊の物語として出来上がってますけども。


再会した最初こそ冷たい態度のアルフレートだけど、なんだかんだでカイルを手元に置きたがり、距離の近いキースに嫉妬しまくりで、アルフレートがカイルに執着してるのは丸わかりでした。

攻め様の嫉妬や焦燥が大好物の私としては、あちらこちらに萌えきゅんが詰め込まれていてにやにやしっぱなしです。

カイルの小姑のような存在が、大きな顔をして度々アルフレートを煽ってくるのも大変美味しゅうございます( ☆∀☆)


出自のせいで、自分を卑下していたカイルでしたけど、母親にキッパリ別れを告げるシーンは胸を打ちました。
散々母親に振り回されて、それでも母親なのだから、と受け入れていたカイルだっただけに、強くなったなぁ、と。
アルフレートをはじめ、カイルが愛し愛される周囲の人達あってこその強さですね(つд;*)


アルフレートのために、自分の身を危険にさらそうとするカイル。
自分の居場所はアルフレートの隣だから、と言い切るカイルが潔くて何も言えなくなります。
竜に憑依したカイルとアルフレートの会話が泣けました。


あまり自分を大事にしていないカイルだから、アルフレートが大事にしてね(^-^ゞ

アルファポリスさんで、辺境へ一緒に行った2人のお話が始まってるようで、続きが読めるのが楽しみです(≧▽≦)


イラストが人物紹介のページだけだったのが残念。
こちらの出版の作品は、みんなそうなのかな。




7

執着バンザイ!

長かった…。盛りだくさんです。
電子書籍に慣れてないので、読んでる時に表紙や人物紹介のイラストを確認したくてもできず。

とにかくアルフレートの執着にバンザイ!ありがとう!

レビューしようにもとにかく長いお話で盛りだくさんで。

主人公カイル、とても切なそうな始まり方で…。
どうも恋人を裏切ってお金を貰い3年前に別れたのにまだ夢にうなされ、しかもアソコが不能だと…。
でも訳ありげで…。

そして3年ぶりに再会した元恋人であり上官だったアルフレート。カイルを冷たい目で軽蔑するようで…。なのにキスをしたり手放してくれなくて。

カイルが言えなかった別れの真相。その真相に関わる女性との悲しい過去。しかもその女性がカイルにさらに濡衣を着せてアルフレートから大金を盗んで。

アルフレートの元に留まるうちに王宮では魔族と和平を結ぼうと魔族が招待されて、また半魔の王女の護衛にとカイルは近衛兵に就くことに。

その魔族との明らかになる関係、カイルにやたら絡みつく昔の同僚のハインツ。

とにかくカイルを中心に人間関係?というか事件の相関図が大きくいくつもあって。

1つずつ解決していくのですが。
明らかになるあれやこれやに涙したり、ハラハラしたり。

カイルは正義感が強くて、一人で突っ走って解決しようとして、その度にアルフレートやキトラが助けに来るパターンが読んでる方は慣れてきちゃって。

竜の言葉が理解できるカイルは竜にモテモテなのですが、なぜか人間にもひと癖ふた癖ありそうな男達に執着されるようで、モテモテなんですね。

アルフレートの執念としつこさに救われ最後は一緒に北の辺境の領土で仲睦まじく暮らしましたとさ、です。

色々ありましたけど母が酷すぎでした。カイル偉い!
でもお陰で兄や姉や故郷が出来て良かったね。

最後はアルフレート視点で実況中継?攻め視点の受けの描写は萌えます!

すごく盛りだくさんで良いお話でしたが、文章がどうもライトな感じがしちゃって。なんでかな?

2

執着攻に萌えます

続編が出たので読んでみました。
とても読みやすい文章と魅力的なキャラに、一気に世界観に引き込まれました。

そして何と言っても攻のアルフレートのカイルへの執着ぶりに萌えるんです。
カイル以外には冷淡で興味が無いのも好みでした。
でも、だからこそカイルはアルフレートの本性に気が付かず三年前に別れを選んでしまうんです。

カイルに取ったら思わぬ再会なんですが、アルフレートにしたら虎視眈々とチャンスを伺ってたわけです。
殺人事件の真相を探るうちに大きな陰謀を解決するまでの流れがとても面白かったです。


登場するドラゴン達もとても可愛いです。わちゃわちゃしてて、カイルが大好きで憎めない存在でした。

特にお気に入りだった脇役は、魔族の長のキトラでした。残酷だと恐れられてるのに幼い王女やカイルにだけ優しいところが素敵でした。

それから小姑よろしくアルフレートを揶揄う、カイルの幼馴染のキースも好きです。

続巻では魔族の里にカイルが連れて行かれてしまうらしいので、これから読むのが楽しみです。

2

いい作品でした

受け…黒髪×赤眼×半魔騎士×薄幸×健気
攻め…赤髪×碧眼×伯爵騎士×スパダリ×執着

魔族、騎士、神官、孤児院、差別、悪役登場と色々な登場人物が出てくるが読みやすく、主人公2人の癖も強過ぎないのでストレスを受けず読める。

攻めのアルフは勝手に去ったカイルを恨んでるはずが、呆気なく溺愛し始めて最後まで安定のデレだった。主人公カプの愛情の安定ありきでファンタジーや陰謀のストーリーを楽しみたい人にはおすすめ。
やや食傷気味なのはカイルの無茶な行動の繰り返しと母親のしつこい殺意。
イラストも表紙の受けは中学生みたいであれー?と思うが、捲るとアルフが脇キャラみたいに艶消しになり、カイルがかっこよくなり、一番目立つのが幼馴染のキースになつていて謎。
個人的には攻めがもっと変態のヘタレで、受けの何がそんなに夢中にさせるのか書き込みが欲しかった。
アルファポリスは本気読みすることなく放置だったがこの方は文章力のある作家さん。

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