電子限定描き下ろし漫画&書き下ろしSS
一度その熱に触れたら、忘れることなんてできない――…
先日のJ庭で手に入れた滝端先生の同人誌、「幸福は六畳一間で。」がとても良くて、
未読の本編を読んでみたいと思い手に取りました。
はー…胸が締め付けられた…
高校時代の仲良し三人組の戯れ、無邪気で天然な深凪(受)のコミカルな描写から一転、
後半の深凪視点で描かれる深い後悔と償いの気持ちが痛くて、切なくて。。
5本入りのペンが100円で買えちゃった!すごい!なんて喜んで周囲を笑わせていた
深凪が、ある出来事の後から表情も変わっていく様子に胸が痛みました( ; ; )
責任とか償い、そういったものから始まった二人の関係だったかもしれないけれど、
それらを丸ごと抱えたまま、そばにいることを選んだー
それってもう、恋を超えて、愛だよなあ…と。一人しみじみしてしまいました。
水壬楓子先生原作とのことで、電子の方には先生書き下ろしのSSがついていて、
こちらもまた、最高に良かったです。
17Pも読める、アキ×深凪のイチャイチャとそれをニヤつきながら眺める笹良のお話。
一人だけ常識人のアキ、苦労するよね…とニヤニヤしながら読んじゃいました(。-∀-)
これから同人誌の方も再度読み返し、世界に浸りたい✨
夢を語り合った高校時代の親友から夢を奪ってしまった…そんな罪悪感から医者になることをあきらめホストとして生活している深凪。そんな才能をもったいなく思い医者にならない深凪をもどかしく思いながら付き合いを続けているアキ。互いを想い行動しているのに言葉が足らずすれ違ってしまう両片想いBLです。
何よりも深凪の人柄に惹かれます。良くも悪くも天真爛漫で、間違いなく頭はいいけど驕ることもなく(高校生の時はちょっと擦れている感じもありましたが)自分がアキにできることをやろうともがく姿はいじらしさも感じられます。逆にアキへの罪悪感がずっと根底にあるから鈍感な人ではないはずなのにアキの想いに気づくことができず苦しそうにしているところはなんとも切ない…
深凪に比べ比較的冷静で言葉を尽くそうとするアキのおかげで無事ハッピーエンドを迎えた2人ですが、もっと続きを読んでみたいです。深凪が恋愛感情としてアキに対して必死になる姿とか見てみたいな~。
タイトルが長いですが、人生の光、というところでしょうか。
ちょっと辛口の評価になってしまいました。何だ悪いというわけでもなく、自分にはちょっと会わなかったようです。ごめんない。
幼なじみ(高校の同級生)3人がメインで登場。メインカプは二人ですが、3人目の友人、笹良がうまくお話をまわします。
サッカーの夢を怪我で絶たれたアキ。今は美容師をしています。
一方の深凪は、裕福な家庭に生まれ、眉目秀麗、医学部を目指す秀才。しかし今は夢をあきらめてホストをしている。
何がダメかっていうと、自分のせいで大事なアキに怪我をさせてしまったことを気にして、医者という夢をあきらめたこと。
なんでそういう思考になるのかが分からなかった。。
むしろ医学の発展のために自分の人生をかけるとかならまだ分かる。
そこが自分には理解できなかった。
絵はきれいだし、二人の仲を進展させてくれる第三者の友人もよい。
ですが、世間知らずの変人設定である深凪が、うじうじしてみたり、乙女になってみたりとキャラが定まらず、なかなか感情移入が難しかったです。
アキは大柄、短髪黒髪でムッツリというキャラが立っていて、顔も渋くて大変好みだっただけにちょっと残念でした。。
作家さん買いです。
滝端先生の迫力ある画力が大好きです。
水壬楓子先生のお話は始めて読みましたがとても素敵なストーリーでした。
今回も、絵柄の観せ方が素晴らしい。
映画を観てるような、場面の変化。
まさに、10年愛でしたね。
お互いがお互いを思いながらの、すれ違いがなんと10年。
アキは硬派系攻めで魅力的だし、深凪は思考回路が凡人とは異なる天才肌のかわいい受け。
想いあった時間が長い分、その後の2人が充実している所まで読めたのが良かった。
続きが、あるなら〜もっと読みたいです。
美容師のアキとホストの深凪。
同級生同士のふたりはお互いに夢があり、高校時代はそれを語り合っていたのに。
とある出来事からお互いにその夢とは違う道に進み、そして大人になってから明かされるふたりの本心。
それぞれが相手を大切に想うあまりにすれ違い続けた、切ないけれど美しいお話だったなと思ったのだけど…
深凪の性格と口調は受け入れ難く、空気を読まず自分語りしている姿は本当に優秀なのかな?と疑ってしまいたくなるレベルでした。
普通に喋れる時もあるのだから、あの謎口調をし続ける意味もわからなかった。
しっかり者とちょっと不思議くんという組み合わせはバランス的には釣り合いが取れているのかもしれないけれど、
それをアキと深凪に当てはめるとなんだかアンバランスでしっくりこないなと感じました。
ストーリーは「うーん…」と思う部分が多かったけれど滝端先生の描く絵は本当にキレイで色っぽく、目が幸せなところがたくさんあったのは良かったです。