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表題作唇はエゴイスティック 下

カルロ・オルシーニ,世界的ブランド・オルシーニの社長
吉野直純,カルロの秘書

その他の収録作品

  • Giorni felici(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • 初期設定ラフ

あらすじ

世界的ブランド・オルシーニの社長、カルロの強引な口説きで秘書になった吉野。これで、美杉カバンも安定し、吉野も安堵を得たかと思った矢先。今度はオルシーニ社内で問題が勃発し……!! そして、カルロと吉野の関係は……!? ついに完結!

作品情報

作品名
唇はエゴイスティック 下
著者
藤河るり 
媒体
漫画(コミック)
出版社
オークラ出版
レーベル
enigma COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784775529607
4.4

(84)

(46)

萌々

(28)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
369
評価数
84
平均
4.4 / 5
神率
54.8%

レビュー投稿数11

誠意!(怒)

唇を塞げば言うこと聞くと思うなよ!!

カルロ酷いですよ。吉野があんなに心配して駆けずり回って全てを取り仕切って頑張ってたのに…。
あげくには毎日部屋で平気な顔で会ってて。
何様だ?社長か…。

こんなの吉野の心はズタズタですよ。 
なのに、なのに…。
カルロはもっと苦しんで反省しなきゃ!
なに金の力で薔薇とか送っちゃってるの?そういうとこだぞ!!まあ花言葉の意味があるみたいだから気持ちがこもってるんだろうけど。だけど金と電話で済むじゃん!

でも許すことも必要なんだろうな。そうしないと二度と手に入らないんだもん。ここで引き止めないともう戻れないんだもん。

はぁ〜。書いてるうちにどんどん頭にきてひどいことを書いてしまいました。
いかん!ここがきっと萌えどころなんだよね?なところでうがった見方をしてしまう。
やはり反抗期かも。

ただカルロの顔はかっこいい。
しかしこんな攻めは嫌だ選手権に強制ノミネートだ!

0

カルロに腹が立ちました!

カルロと会社のために奔走している吉野に対して欲情してセックスしたのは、本当に許せない。腹が立ちました。カルロはモテ男だから、どんな時にセックスしても喜ばれたかもしれないけど、吉野がカルロの為に苦しんでいるこのタイミングで、そんな事するんだなと思ってガッカリしました。
そして社長選挙が終わって、吉野の働きは必要とされていなかったことを知った時、私の心も空っぽな感じになりました。何をされても心が動かされない。この頃のセックスは気持ちよかったんだろうか。会社を辞める、日本に帰るということを宣言したあとのセックスは空っぽさと哀しみで、気持ちよくはなかったんじゃないかと思ってます。
カルロは身から出た錆ですよ。酒に溺れている姿を見ても可哀想とは思えませんでした。
でも半年も謝罪し続けてしょんぼりしている姿を見たらね、許してあげようかなという気もしました。

下巻は吉野の気持ちというか、吉野の親目線で見てしまいました。
カルロ、ちゃんと吉野と美杉カバンを頼みますよ。

2

最高…!

下巻は切なくて甘い内容になっていました。

下巻では仕事関係で吉野がカルロの地位を守る為にすごく頑張るんです。
でも、そんな吉野の頑張るも報われないまま株主総会を迎えてしまいます。
心配する吉野だったのですが、カルロは吉野にも秘密にしながらとあることを進めていて結果として難を切り抜けます。
でも、吉野は何も知らされていなかったので深く傷つきます。
そして吉野は雇用契約を延長せずに帰国します。

その後の吉野がすごく見ていて辛かったし
カルロも荒れててあぁ…と思いました。
まぁ、カルロに関しては自業自得なのですが…。
吉野がともかく可哀想でした。
あんなに頑張ってたのに…。

最後はちゃんとハッピーエンドになります。
すれ違った二人からハッピーエンドになるまでのお話が
私はすごく好きで出来ればネタバレ無しで読んでいただきたいので
あえてそこは触れずにいようと思います。

傲慢だったカルロがあんなに変わるなんて…(*´▽`*)
これから吉野は溺愛されながら生きていってほしいです。

0

エゴイストが本気の恋をする時

欲しいものは必ず手に入れてきた帝王然なイタリア老舗ブランドの若社長カルロ(攻)と、カルロの用意周到な手管で専属秘書にされてしまった日本の小さなカバンメーカーの営業の吉野直純(受)の、本気の恋を探すロマンチックでドラマチックなラブストーリーです。ちなみにこちらは上下巻の下巻になるので、まずは上巻を読了ください。
ネタバレ込みで感想を書いていこうかと思います。

下巻、読みました。ストーリーが面白かったですね。もうクライマックスが劇的で見ごたえがありました。

カルロが叔父から社長の椅子を守るために結果的に吉野を失い、自棄からの失態に気づいてからの後悔からのラストの告白までに行きつくまでの心情の変化がすごく面白かったです。

吉野もまた、始めはどうあれ、徐々に心を寄せ、己の想いを認め、カルロのことを公私ともに支えたいと思い、窮地を救うため粉骨砕身した挙句にカルロ本人に出し抜かれてしまって。プライドも何もかも傷ついたのが手に取るようにわかってしまったので、そこに全く気が付かずにご機嫌に宝石を眺めているカルロを歯痒く思ってしまいましたね。案の定、吉野に去られて呆然自失になるわけですが…。

私的にはハイスぺだけど傲慢なカルロがきちんと挫折して、省みて、吉野を思いやりきちんと立ち直る流れがすごく好きでした。
あと、要所要所でキスをする場面があるのですが、それぞれにいろんな感情が乗っていて、特にクライマックスでの想いの溢れたキスはたまらなかったですね。まさに「唇は正直」なのかもしれない、と思いました。

慢心していたら見失い、失くして初めて大切だと気づく物だったり。
なりふり構わず逃げてそれでもなお捨てられず、いざ本当に無くしたと思った瞬間に失いたくないと気づく物だったり。

本気の恋に出会った二人のお話、とても素敵でした。

2

俺様でゴーインな攻めに翻弄される受

初買いの作者様です。
絵柄はお上手でそこまで気になる点はありませんでした。

お話は俺様でゴーインなプレイボーイな敏腕経営者×手先不器用な真面目優秀営業マンです。
世界的に有名なブランド経営者の攻の元に潰れかけの老舗革鞄ブランドの営業マンとしてやってくる事で出会います。
とにかく攻はゴーイングマイウェイな俺様です。
口が悪いとか態度が悪いといった事はありませんが俺様が苦手な方は好きになれないタイプの攻だとは思います。
私は俺様攻大好きなので楽しめました。
お仕事BLものとしては王道な展開ですね。
上では完結しないです。

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