猿を助けたと思ったら、異世界で猿になっていた!?

猿になって王子を救う1

saru ni natte ouji wo sukuu

猿になって王子を救う1
  • 電子単行本
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神5
  • 萌×21
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
2
得点
29
評価数
6
平均
4.8 / 5
神率
83.3%
著者
伊達きよ 

作家さんの新作発表
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イラスト
コウキ。 
媒体
小説
出版社
ドワンゴ
レーベル
電子発売日
価格
ISBN

あらすじ

車を運転中、飛び出してきた子猿を避けたら事故を起こして死んでしまった。その子猿にえらく感謝され、恩返しにどうやら別の世界で体を貰えることに。しかし体を貰うまでに、その世界の王子様の「ある病気」を治さなくてはならなくなり…!? しかも子猿の姿で! 拾ってくれたご主人に溺愛されたり、事件に巻き込まれたりしながら、早く人間になりたい“俺”が奮闘する物語。番外編も収録!

表題作猿になって王子を救う1

エルトゥール,王子
シェフタリ,猿を庇って異世界転生した会社員

その他の収録作品

  • 番外編
  • あとがき

レビュー投稿数2

楽しい!

ちょっと評価が甘いのですけれど、楽しいから『神』を付けちゃおうと思います。
伊達きよさんって、まだこの本も含めて3冊しか読んでいませんが、多分、ジンと来るお話や泣かせるお話も書ける方なんじゃなかろうかと思うのですね。
でもコメディで攻めて来る。
この心意気を感じちゃってね「推したいなぁ」と思ったのですよ。コメディBL小説受難の時代(大げさ?)が来つつあるような予感がする私としては。

この『楽しさ』を生み出しているのはテンポの良い語り口だと思うんです。
子猿を助けて命を落とした主人公は、あの世とこの世の境目で出会った神様に、多次元世界に転生して病気の王子を救う様にと言われます。そして、死んじゃった彼の体を神様が形成するまでの間、昼は子猿の体を借り、夜は人間に戻るという生活をおくることになります。
転生した世界の人々は身長が2m超えも普通の、大柄な人々の世界。
小さな小さな子猿&人間に戻っても子どもに見えちゃう日本人が、異世界の大きな人々に可愛がられたり、惚れられたりしながら、不遇の王子を何とかしようと奮闘するお話。

いや、実はそれほど突飛なことが起きている訳じゃないのです。
ただね、そこはかとなく可笑しい。
『変で可笑しい』のではなくて『ハートフルに可笑しい』のですけれど。
前述しましたが文章のリズムが最高!
非常に読みやすいので逆に凄さを見過ごしてしまいそうになるのですが、このリズム感は白眉だと思いますよ。癖になる。

追いかける作家さんがまた増えました。

2

笑えて可愛くて癒される、明るい異世界冒険譚です

猿を庇って死んでしまった会社員が、神様の温情で異世界へと転生。
病気だと言う王子を救うべく、神様から貸して貰った転生後の姿・猿で奮闘してー。
って感じの、笑えて明るく楽しいアラブ風ファンタジーになります。

タイトルに①がつくように、続きものなのでご注意下さい。
来月発売の2巻で完結になります。

実は作者さんのデビュー作である「物言わずとも愛語る 」にめちゃくちゃハマっちゃいまして。
こちらもムーンライトノベルズさんの方で投稿されてた作品の書籍化になりますが、既に既読だったりします。
もうね、めちゃくちゃ可愛いし笑えるし癒されるしで、最高なんですよー!
ああ、お猿の主人公がキュートすぎる。
人間姿の主人公(夜だけ人間に戻ります)のおバカっぷりも、楽しすぎる。
いや、私の黄金パターン「チョロい・単純・ちょいアホの子」を全て兼ね揃えた、パーフェクトな受けなのです。

またこちら、主人公であるシェフタリだったり、攻めである王子だけでなく、他のサブキャラも魅力的なのです。
えーと、異世界へと飛ばされた早々、猿の姿で砂漠で干からびそうになっていたシェフタリ。
そんな彼を拾ってくれ、ペットとして慈しんでくれるご主人様。
いやもう、ゴツい外見に強面の彼が、シェフタリ(猿)にメロメロで猫可愛がりしてる様たるや!
ご主人とシェフタリの間に恋愛感情は一切無いのです。
その上で、家族としてシェフタリの絶対的味方でいてくれるご主人に、もう私もメロメロ。
行方不明のシェフタリを探して夜明けの街をさ迷うご主人の姿には、涙が出ちゃいそうだったわ。
ああ、ご主人、好きすぎる・・・!

ちなみに、大筋としては、仔猿であるシェフタリが神様から頼まれて「病気の王子」を救う為に奮闘するってものなんですよね。
この王子、臣下から阿呆呼ばわりされてる出来損ないなんですけど、お猿のシェフタリの前で見せる姿は決してそうでは無い。
どちらかと言うと、一生懸命国を思ういい王子に思える。

彼が阿呆を演じるその理由とは?
そして、そんな王子の病気を治し、またシェフタリはちゃんと人間に戻れるのか?
と言うのが見処になるんじゃないでしょうか。

とりあえず、今の所二人は、恋愛の入り口にようやく立ったって感じでしょうかね。
個人的には、まだ猿のシェフタリ=人間だと気付いてない王子が、ニアミスで人間姿のシェフタリとバッティングするシーンなんか萌えまくりでした。
お風呂で互いに裸だし。
ホント、シェフタリはチョロいのよね。

あと、一応、加筆修正はされてるみたいですが、大きな変更箇所はなさそうです。
書き下ろしも無しです。
私は最後まで既読なので大丈夫なんですけど、結構不穏な所で続くなんですよね。
気になりそうな方は、2巻が発売されてからまとめて読まれた方がいいかもしれません。

最後になっちゃいましたが、イラストは表紙だけです。
ご主人が見れなかったのだけが残念。

4

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