イラスト付き
明日はもう少し優しいキスにしましょう
なろう系小説が苦手な私ですが、やはり小中先生の大ファンのために、購入しました。
これからどんな作品が出ても買い続ける予定ですが、ここまでつまらない小説を出し続けるなら、やはり購入も控えるかもしれません。
ゲームの世界に主人公譌取り込まれてしまい、魂の部分のみ交換されてしまいます。
不幸なところから、魔王のパートナーになるまでのお話ですが、ダラダラとつまらないエピソードが続きます。
結果として主人公は元の世界に戻れずに終わるのですが、BLの良さもなく、読むのが苦痛でした。
二度は読まない作品ですね。
妹に攻略を頼まれたBLゲームの世界に転生してしまったゲイリーマン。転生したのはタイトルの通り、主人公の敵である王太子の婚約者である悪役令息ジョシュアだった。
どのエンドをいってもジョシュアが幸せになれるルートはなく、しかも断罪シーンがもう目前という中、せめて最悪なエンドのフラグは折っておきたいと奔走するジョシュア。しかしゲームの世界との違いもチラホラ見え始めていて…。
本来ならば1番距離を置きたいはずのイーヴァルという人物を頼らざるを得なくなったジョシュア。そのイーヴァルが実は素性を隠した魔王であることをゲームを攻略したジョシュアは知っていて、お互い腹の中を隠しながらも匿ってもらえることに。
このまま素性を隠したままでは埒が明かないということになり、お互いに素性を明かし合い、魔王の居城で共に暮らすことになる。
ジョシュアが拾った(助けた)魔獣のハナが大きく物語の鍵を握っているのですが、そのハナ(男の子)がものすごくかわいいんです!ハナがいたからこそ、イーヴァルはジョシュアの人柄を把握出来たし、ハナ様々です!
イーヴァルの口説き方が1000歳を越える色男って感じだし、ハジメテの翌日にはジョシュアが立てないほどに抱き潰してくれたのはもう最高です!!
もちろん、ジョシュアを貶めた元婚約者の王太子やゲームの主人公に制裁できてスッキリするのですが、こういう転生もので元々のジョシュアの人格はどうなったの?というのがとても疑問になっちゃうんです。ですがこれはエピローグで元ジョシュアだった青年の魂が今どうなっているかにも触れられていて(夢オチかもしれませんけど信じてます!)私としてはものすごくスッキリする終わり方だったなと思ってます。
そしてやはり語らずにいられないのはみずかねりょう先生の麗しいイラスト!!表紙ももちろんですがその後の扉のカラーイラストや本文途中の挿絵もとても綺麗でため息がこぼれてしまいました。ジョシュアのイケメンっぷりはもちろんですがイーヴァルの色気たっぷりの魔王姿は部屋に飾っておきたいくらいステキでした。本文だけで十分可愛いハナもイラストでさらに可愛くて身悶えてしまいます。
BLゲームの悪役(ネコ)の体に、入っていた「お兄ちゃん」
ジョシュアは、悪役キャラの設定だけど、実は不憫な虐められ役。
クソゲーで、どのコースを選んでも、悲愴な最後を遂げるジョシュア。
ネコのジョシュアの体に、ガチムチのタチの「お兄ちゃん」が入り、
タチのムキムキ「お兄ちゃん」の体に、ネコのいじめられっ子、ジョシュアが入る。
主人公は、妹の就職祝いに腐女子が喜ぶBLゲームを徹夜で攻略。
何故か目覚めると、その断罪イベントゲームの悪役令息、ジョシュアになっていた。
ジョシュアの父親が、ゲームシナリオの通りに、その日も暴力を振るう
やられっぱなしに我慢できず、クソ親父に蹴りを入れてボコボコに応酬。
華奢な体の美貌だけど、中身は、ゲイでタチの「兄ちゃん」。
時系列だと、ゲームラストまで後数日。
記憶だと、今の状況だと最悪コースで、このままだと最悪の破滅エンドがジョシュアに訪れる。
今から選べるフラグ折りは一つしかない。
ジョシュアの天敵・魔王イーヴァル攻略ルート、聖獣救済イベント。
・・よくある、ゲーム世界への転生者だけど、
魔獣の保護から、展開が変わっていく。
そして、強敵の「魔王に溺愛される」要素が入って、ハピエンに。
面白かった。 みんなが幸せになる結末で、読後感が凄く良い。
ゲームシナリオを知る主人公が、ゲーム世界へ転移して、
シナリオを知る有利性を活かして、軌道から外して性悪善人キャラからざまぁな勝利を得る。
・・「毒を食らわば皿まで」も痛快だったけれど、この物語も中々良かった。
よく見るタイプの悪役令息です。
自分がプレイしてたBLゲームに迷い込んじゃうやつ。
シナリオを知ってるので、バッドエンドを回避しようと孤軍奮闘する受のおはなし。
悪役令息として転生したはいいんですが、いきなりのピンチから始まるところが面白いところで、攻略対象の王子とヒロイン♂に窮地へと追い込まれます。
しかし、表題にある魔王がそれを救い、事なきを得ます。そこから、展開される勧善懲悪は、BLとして見なくても普通に楽しめる一品となってました!
魔王はスパダリです。
表紙に描かれた獣人みたい子どもは、カーバンクル。キーパーソンです。
小中作品なので、子どもがとにかく一生懸命でかわいいんですよ!
悪役令息ものが好きな方には、とっつきやすくて読みやすいお話ではないでしょうか?
ただ、ありがちなだけに、平凡さを感じてしまいました。怒涛の展開というよりかは、先が想像しやすい。いい意味でいえば、王道でした。
これを読む前に先に同著者さんの「エルフと子育て」を読んでしまったせいか
後半くっついた時の流れが前述の作品とかぶるところが多くてんん〜?ってなっちゃいました。あれ…この流れ…さっきも読んだ…?みたいな
どちらの攻めも長寿で人生に厭世的、残りの寿命、エロに入る前に子供を気にするくだりがほぼ同じ流れって感じであーもうちょっと変えて欲しかった!いやまあ続けて同系統の作品読むって想定してないからかもですけどー。
後半の流れに印象すべて持ってかれちゃったんですが物語の導入や展開は面白いです。
この作者さんオメガバース系は合わないのですがこういう年上スパダリ×強気健気 若干コメディ要素ありシリアスというのが合ってるので読んで楽しいです。