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獣王陛下と砂かぶりの花嫁

juouheika to sunakaburi no hanayome

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表題作獣王陛下と砂かぶりの花嫁

雪豹の獣王陛下
紅藍
砂かぶりと呼ばれる獣人

その他の収録作品

  • 番と人々の良き日に。(描き下ろし)

あらすじ

奴隷商人に殺されそうになったところを、雪豹の獣王陛下に助けられた”砂かぶり”。
一族の皆とは毛色が違うため居場所がなかった砂かぶりを、王様は「運命の番」だと言い、きれいな服を贈り、ふかふかのベッドで寝かせ、食べ残しではない美味しいご飯を食べさせてくれる。
さらに、王様は砂かぶりに「紅藍」という素敵な名前まで付けてくれた。嬉しくて王様の役に立ちたいと思う紅藍。
でも、紅藍は「番」がどんなものかよくわからなくて……。

作品情報

作品名
獣王陛下と砂かぶりの花嫁
著者
小石川あお 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344848573
4.5

(250)

(167)

萌々

(62)

(12)

中立

(5)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
26
得点
1124
評価数
250
平均
4.5 / 5
神率
66.8%

レビュー投稿数26

猫好きにはたまらん!(でも「そのままでよろ」派は回れ右案件

小柄な受けはあまり好みではないのですが、「食べないの?おおかみさん。」と「Qの婚姻」があまりにも素晴らしかったのでこちらも読破。
「砂かぶり」と呼ばれてたから「おっ、今度はシンデレラ(灰かぶり)のオマージュか?(わく2」と思ったけど、シンデレラ要素は不憫(受け)だけでした。

物語が思ったよりゆっくりと進むな、という感じで、何度も残りページ数を確認してしまいました…。
てゆーか君らちゃんと話し合いなさい、早く ぬこ思い出して!wって思ってしまったw
それくらい「食べないの?~」が良すぎて(受けのビジュも似てるし)、私の中に強烈な印象を残してしまったんですね。

<モヤった点>
受けに酷い事をしてた白狐たちなのに、結局受けのこと大事に思ってました~みたいなのは違くないか?

<良かった点>
・可愛い動物がいっぱい出てくる
鳥さんかわよ…。ターキンとはなんぞや?→ググりました。
ちょ、なんちゅー可愛い牛さんなんですかっ…!お顔が特徴的!
・受けが中身男前の良い子
・攻めの人型ver.がくっそイケメン
・人型プラス尻尾と牙のみ豹の状態でセッの時にこちら側に迫って来る描写が雄味マシマシで100点満点(←この文、一息)

以上と王様のふみふみで、オマケの☆4です。
てか、手ごねクリームパンwww
全体を通して猫の動きを完全に理解した描き方をされているので、作者さん猫飼ってらっしゃるのかな?(違ってたらスミマセン)

<注意点>
セッ描写は人型のみです

1

豹はネコ界のスーパーエースですからね((*ΦωΦ)੭ꠥ⁾⁾✧

只今、遡り読書にて絶賛ドハマり中の小石川先生作品(o→ܫ←o)♫
今作でやっと3作品目!

雪豹のおうさまときつねの紅藍のお話し
運命の番がキーワードになってるストーリーですれ違いや健気さが際立つタイプなので切なさ成分多めに感じる1冊(ღˇ◡ˇ*)

決して悲しいお話しではないのですが…受けである紅藍の健気さレベルが高過ぎるのが少しだけ悲劇のヒロイン味があって…見ていて苦しくなってしまう事もありました。。。
すごく良い子なんです!良い子過ぎると言うか、、、何と言うか、、、(´・ω・`)
良い子なんですが、、、そもそも論を言っちゃ台無しなのは分かっていて言ってしまうと、、、
「洞窟での手負いのねこちゃんとのお話し」を何で忘れちゃっていたのか?
ねこちゃんとおうさまがそこまで繋がらなかったものなのか?
ココ、、、気になってしまった。。。
まぁ…幼き頃の事なので記憶があやふやって事は無くはナイ!ので理解は出来たのですが、、、個人的な受けへの期待値が少~しだけズレた感じはありました

更に言うと、白狐達もね、、、
心配してたみたいではあったけど、、、一緒に居た時に虐げていた事も事実だっただろうしさ、、、
なんか…少しだけ「終わり良ければ総て良し」でイイ話になっちゃうのがムムム…って思ってしまったかも知れない(ㆀ˘・з・˘)
白蓮の紅藍に対しての複雑な心境の心理描写は良かった…!

逆に!!!
王族周りは好みでしかなかったです٩(๑´3`๑)۶

不器用の王様ですか?って位にツンデレさんなおうさま♡
おうさま自身のチャーミングさは勿論ですが何と言っても、、、
おうさまの尻尾が表情豊かでとても可愛らしい…♡
威厳のある豹の王様らしい言動やお顔の表情とは裏腹に素直にパタパタぶんぶんしちゃう尻尾の存在がデカ過ぎてキュンキュンしちゃいます٩(♡ε♡ )۶

そしてネコ科の豹らしい猫舌設定やなでなで大好きだったり、ツンデレ気分屋さんだったり、ふみふみしちゃったり、、、♡のネコ科さん特徴がふんだんに差し込まれて来てずっとキュンが止まりません‼

豹の高貴さを感じさせつつも「ねこちゃん」である所が隠しきれない、、、!!
おうさまを豹という設定にしてくれた時点で100億点です☆彡
堪りませんฅ^>ω<^ฅ

そして特徴だけでなく、王様足る有言実行の実力とカリスマ性!
たったひとりの為に行っていた事がやがて民の為になって行く事に気付く賢さ!まさに成長していく様が素晴らしかった!!!
紅藍がいなければこうはならなかった訳なので互いに影響し合えるまさに「運命の番」だったんでしょうね٩(๛ ˘ ³˘)۶♡٩(´ ˘ `*)۶ステキ…✧

さらに彼らを文字通り見守っていた従者たちもみんな優しい!!
すごい大好き!!
ウィリデさんの安心感!最高です(o→ܫ←o)
おうさまと昔1人の女を取り合った仲wのルピナス!もっと見たかったーー!

既読作の2作品と比べると少しだけ「あれ?これって…???」とつまずく所もあったのですが、、、
そんな引っ掛かりがあったとしても、読み進めると心が動かされてしまう底力のある作品です

そしてその根底にあるのがやっぱり「作画の力」!!!
もふもふ達が本当にモフモフして見える毛並みや、意思を感じる瞳の描写や牙などで感じさせる野性味、、、
何かもぉ全ての作画の説得力が素晴らし過ぎました

先生の作品を連続して拝読してるからこそ比べてしまっての「?」はあったかな…とは思うのですが、もし見比べなどナシで読んでいたら圧倒的な構成力と作画に圧倒されていた事は確実だな…!と思います!!

なので限りなく神に近い☆4.7以上作品として今回は評価を残しています

あ!あと今回は人型描写も多くてイケメンを堪能出来たのも嬉しかったです(〃∇〃)エヘ…♡

さ!まだまだ小石川先生作品、読みたいと思います!!!

修正|描写はありますが修正の必要はナシ!
半獣おうさまが神々しくって困ります///☆///

2

胸温まる人外もの、おとぎ話の名手、小石川あお先生のお話。

人外もの、獣人もの、おとぎ話風味、どれも、扱いがとても難しいと思っています。
BLのエロさの導入、小道具に使われると、鼻白む感じが半端ない、というか。
小石川先生のお話は、どの要素をとっても、素敵で、綺麗で、胸に響いて、心に沁みます。

雪豹の獣王陛下に助けられた元奴隷の紅藍のお話。

紅藍の生い立ちによるものか、言葉にひらがなが多く、表現もまっすぐ、というか少し子どもっぽいです。
王様、を、おうさま、と呼ぶこと、おうさまにお礼をしたくてがんばるところ、いじらしく愛らしくて、それだけで涙腺がゆるんできます。

紅藍という新しい名前を与え、お前は運命の番だ、私の番になれ、と求める獣王。
文字通り抱え込んで、餌付けして、かわいがる様が、動物、王様、雄、すべての味わいがあって素敵です。

おうさま、が大好きで、愛情をもって一生懸命にお世話をし、それを幸せに思う紅藍。
いじらしくて、愛らしくて、獣王はもちろんですが、王宮のみんなに受け入れられ、慈しまれる様子が、とても愛らしいです。

紅藍が獣王に対し、ほんのり恋心を抱くようになり、このままいい感じで番に・・・、というところで、紅藍が捨てられたと思っていた仲間たちと再会します。

信頼と愛情、つながり、ちょっとづつずれが生じて起きた問題。
そして、それを乗り越えての大円満。
おとぎ話らしく、きれいで素敵なハッピーエンドでした。

フルカラーで読んでみたい作品でもあります。
モノクロでこれだけ美しいのですから、フルカラーだったらどんなに見目麗しいことか、想像してうっとりしました。

1

多幸感で満たされる、美しいファンタジー

「食べないの?おおかみさん。」がとても素敵な作品で、こちらも試し読みして面白そう!ということで読んでみました。前知識なしで読まれた方が楽しめると思います。ネタバレ少なめでレビューします。

奴隷商人から殺されかけたところを、雪豹の獣王殿下に救われた、狐獣人の砂かぶり。王様は紅藍(こうらん)と名付け、とても大切にして「運命の番になれ」と言う。二人の間には何か過去があるようで…というお話。

雪豹獣人の王様がすごくカッコいいです!そして猫っぽい仕草をたくさん見せてくれて、猫好きにはたまらないです。尻尾や舌が大活躍ですw

王様は時々人間に変化します。銀髪(多分)碧眼の美丈夫で、すっごい美形です。スパダリというだけでなく、ツンデレみもあるところが可愛いです。大変萌えるキャラです♡

狐獣人の紅藍はフサフサのしっぽが可愛い。健気で芯の強さもある優しい子です。

ファンタジー作品として、設定がしっかりしていて大変面白く、また絵もとても丁寧に書き込まれていて美しく、ストーリーに没入できます。

中盤までは、紅藍と家臣たちとの交流など、平和なシーンが多くて、読んでいて優しい気持ちになってほっこり癒されます。
後半は紅藍の昔の仲間が出てきたり、過去編になったりで、ドラマチックな展開で読みごたえがありました。大変面白かったです!

王様は初めから一貫して紅藍を溺愛執着しているので、萌えるシーン、キュンとするシーンが散りばめられていて、それも大変良きでした♡

終盤、王様が紅藍と子供を助けるシーン、王様の過去の台詞も被って、胸がキューンとして泣けました。素敵なシーンです。

読後は多幸感に包まれました。
そしてもう一度初めから読み返したくなりました。
「おおかみさん」に続いて、またもや素敵な1冊に出会えて幸せでした。
先生の他の作品も読んでみようと思います。

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2

モフ溺愛

小石川さんのモフシリーズはいいですね~
可愛すぎる子供に手をやく犬さんのお話もとっても好かったですが、こちらも面白かった~

今作は雪豹の王と、その運命の番である狐さんのカップル。
砂かぶりと呼ばれ、一人だけ違う経路の紅藍は、幼い頃商人一団の中で異分子扱いされながらも健気に生きてきたのですが、あるとき手負いの豹に出会います。そのときは離れてしまったが。。

冷酷な王が紅藍を溺愛してデレを垣間見せるあたりが美味しい作品です。
王の忠実な部下がいい味。

0

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